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授業・オンライン環境


基礎学力と論理的思考スキルを確立
学びのベースを築く静岡聖光学院の授業

静岡聖光学院の教育は、たくさんの知識を獲得し、基礎学力を構築することを目的とする20世紀型の学びと、論理的に思考し、獲得した知識を活用できる力を身につける21世紀型の学び、異なる2つの型によってかたちづくられています。基礎学力の向上をサポートする学習支援とともに、論理的思考のプロセスを体得しながら、学ぶ楽しさに目覚めるきっかけとなる「授業」を中心に据え、6年間の学びのベースを築いていきます。

ページ内目次


授業

性質が異なる3つの学習が「学び」をかたちづくる

静岡聖光学院の授業は、Ideas〔アイデア〕・Connections〔つながり〕・Extensions〔応用〕という3つの性質の異なる学習によって構成されます。授業のテーマ、理解や議論の進展・深まりに応じて学習の枠組みを使い分けることで、好奇心をくすぐり、理解し、考えることの魅力に気づく機会が生まれ、生徒一人ひとりが世界と関わっていくための「学び」がかたちづくられます。

Ideas
〔アイデア〕
基本的な知識やスキル、方法などを理解することを最重視した学習
Connections
〔つながり〕
過去に得た知識や経験と、新たに得たものとをつなげて、思考することを最重視した学習
Extensions
〔応用〕
学んだことを活用したり、仮説を立てながら、学ぶことの意味や意義を考える学習

授業実践例:中学2年理科「浮力」

物理分野の単元では、日常的な事象を物理的な視点で捉えられるようになることを目的としています。生徒の持つ「なんとなくこうなのではないか」という直観的理解と物理法則をリンクさせて考えることを意識しながら、学習の性質に合わせて「問い」を使い分け、授業をデザインしています。
Ideas
〔アイデア〕
Q.浮力は物体にどのように働くか? 水圧の知識をもとに浮力の発生する原理原則に自分で気づき、浮力の仕組みと働きについて理解する。
Connections
〔つながり〕
Q.長さ10mのストローで液体は吸えるか?
Q.なぜ浮くものと浮かないものがあるのか?
直感で浮かんだ仮説を、獲得した知識や原理原則に置き換えて論理的に説明できる。
Extensions
〔応用〕
Q.どうしたら紙飛行機をより遠くへ飛ばせるか? カの大きさの大小関係の視点を獲得し、力を最大化するための方法を導き出す思考のプロセスをたどる。

オンライン環境

リアルとオンライン ハイブリッド授業に対応

静岡聖光学院では、2017年より生徒のタブレット端末導入や学校機能のオンライン化を継続的に進めています。教室に複数のカメラを設け、在宅を余儀なくされたり、遠隔地の生徒も教室にいるのと同じ感覚で授業を受けられるための仕組みづくりを考え、コロナ禍における一過性の対応ではなく、自然災害の影響や心身の不調で登校できない場合など、多様な状況を想定しながら、教室にいる生徒とオンラインの生徒がよりつながるために、リアルとオンラインの良さを生かした新たな学びの可能性を追求していきます。