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教育方針・羅針盤


未来志向の「3つのポリシー」

アドミッションポリシー【求める生徒像】

⚪︎様々なことに興味を持ち、好奇心にあふれる「好奇心」
⚪︎何事にもあきらめず粘り強く取り組める「粘り強さ」
⚪︎自分なりのこだわり、自分なりの納得を大切にする「独創性」

以上、3つの柱を持つ子を求めています。
しかし、この3つの性質がバランスよくある必要はありません。どれか1つでも目を見張るものがあれば静岡聖光学院は歓迎します。

カリキュラムポリシー【自立した学習者・探究者を育てる】

⚪︎年間のキャリアプランニング 体験学習と探究活動を通して、自己理解・興味関心を深く掘り下げ、学問・大学・仕事を見据えた活動ができる自律心を育てる。
⚪︎課題発見、改善方法を共有・創造する教育環境を整え、変革に富む社会に柔軟に対応できる力を涵養する。
⚪︎学校生活のあらゆる場面で「表現力」を鍛える場を用意して、相手の立場・状況を踏まえて「伝える」ではなく「伝わる」表現を身につけさせる。
⚪︎挨拶、所作、黙想に真摯に取り組み、ジェントルマンとして持続可能な社会に貢献する。

ディプロマポリシー【地の塩・世の光の担い手となる】

⚪︎物事の本質を見極めて、その状況での最善な判断と最善を尽くせる。飽くなき向上心と探究心を身につけ、学問と叡智という人類の知的遺産に対する尊敬を抱き、その担い手となることができる。
⚪︎プロフェッショナルとして果敢に困難に立ち向かい、しなやかな発想力と創造力、そして決して諦めない強い信念と責任を持ち、人々を幸せにすることができる。
⚪︎キリスト教(カトリック世界観)に基づいた社会貢献を果たし、多様な価値観を認め合うことができる。

羅針盤 聖光「思考コード」

思考コードとは、私たち静岡聖光学院が目指す教育目標の「羅針盤」です。この思考コードは本校の教員一人ひとりが意見を出し合い、決めたものです。今まで、学校行事・課外活動・授業での問いかけ・試験問題等といったものの全てが体系づけられていませんでした。優れた教育活動が数多く実施されてきたその一方で、教育成果がしっかりと検証されていない活動もありました。

確かな思考力を持ち世界という大海原へ航海に出ていく生徒の生き抜く力のスキルアップを、この思考コードという羅針盤で私たちは提示します。

①横軸は思考力の深さを表します。
「鍛錬」とは、基礎力の養成です。知的好奇心を喚起させて、智を鍛え磨くことです。「理知・探究」とは、真理を追究して解明することです。様々な活動やその経験から知り得る事実を理性的に判断するための智慧と定理です。「叡智」とは持続可能な知恵です。課題自体を自ら見つけ、答えを求め続けていく中での天恵のようなひらめきです。

②縦軸は人間力の成熟を表します。
「自己」とは文字通り自分自身です。己を見つめ、自分の考えを重視します。自己肯定力です。「他者」とは共感することです。協調・協働することで生じる価値観の相違を認め合うことです。「社会・世界」とは、つながりです。様々な事象の関連性を発見し、結びつきを思案して実践することです。
横軸と縦軸が交じり合う場には必ず体験があります。本物に触れる経験を伴います。

③「世の光・地の塩」とは、この思考コードの「北極星」のようなものです。
一人ひとりが世を照らす光へと成長してほしい。豊かな学識と人間性で社会に貢献できる紳士になってほしい。この羅針盤が目指す教育という大海原の大きなゴールとなるものです。

例えば、漢字を覚えること、計算問題を解くことはA1(自己/鍛錬)に当たります。地域や国のことを考えて問題解決をしていく視点を養うことはC3(社会/叡智)になります。
この思考コードは我々教員だけでなく、生徒たちも時に振り返り、立ち止まり、今どの資質や能力を求めているのか、また求められているのかが一目で分かるものです。確かな思考力を持ち世界という大海原へ航海に出てゆく生徒の生き抜く力のスキルアップを、この思考コードという羅針盤で私たちは提示します。
聖光「思考コード」