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イタリア模擬国連(FOSCAMUN)に参加しました


Day 1〜3

【1日目】
無事ベネチアに到着し、迎えにきてくださったフォスカリーニ校の先生と合流をしました。
あいにくの小雨模様ですが、明日からは晴れるようです。
今日はこのあと、それぞれのホストファミリーの内にお世話になる予定です。


【2日目】
イタリア、メキシコ、スペイン、オーストリア、アメリカから参加があり、今日と明日はベニス市街の観光です。

今日は、カペーザロ国際近代美術館やサンマルコ広場をイタリア校生徒に説明してもらいながら回りました。
美術館では、コレクターが集めたという日本の刀や兜の展示がかなりの数ありました。日本以外の参加校は比較的文化圏が近いということで、日本(アジア)との建築様式の違いや慣習、文化の違いなどがトピックに上がって盛り上がりました。

明日も同様に市街を回りながら、チームでスカベンジャーハントを行う予定とのことです。


【3日目】
本日も昨日同様、ベニス市街を探索しながら、ベニスの歴史的建造物やその背景について学びました。他国の生徒と一緒に活動をしながら、英語でのコミュニケーションを図りました。

また、どのホストファミリーでもとても親切にしていただいている様子を生徒たちから聞くことができました。イタリアの家庭の味を堪能したり、イタリア語と日本語を教え合ったり、早速外食に連れて行っていただいたり、様々です。旅行ではなかなか経験することができない体験にとても感動している様子がありました。

明日からはいよいよ模擬国連本番です。今日までに準備した資料を使って、各グループで議論に入っていきます。

生徒たちも疲れが少し見え始めていますが、体調不良者などはおりませんでした。

Day 4・5

【4日目】
フォスカリーニ校にある教会を使って、模擬国連のオープニングセレモニーが開催されました。
各国の国歌が流れ、フォスカリーニ校の楽歌隊から合唱があるなど、厳粛ながらも華やかな雰囲気で行なわれました。今回初参加の日本について、歓迎と感謝のスピーチをいただきました。

UNESCOの地域局長から今回の模擬国連の意義や高校生が社会問題ついて取り組む意義について講演いただく場面もあり、生徒たちにとってとても貴重な機会だったかと思います。



【5日目】
9:00〜17:30まで、各セッションに分かれて一日中ディスカッションをおこないました。基本的には、日本チームは別部屋での活動になります。事前準備としてポジションペーパー(割り当てられた国の社会問題や事情についての事前調査し、英語でまとめたもの)があったにせよ、他生徒からの質疑や求められる意見の質の高さに、生徒達はかなり苦戦していました。
しかし、他国参加の教員方からは、唯一アジア参加の日本チームは本当によく頑張っている、とよくお声かけいただきます。彼らの勇姿が伝わっているようでした。
明日も1日、議論が続きます。生徒たちは前向きに明日に備えたいと闘志を燃やしていました。

Day 6〜9

【6日目】
引き続き、一日かけて各セッションで議論が続きました。昨日よりも自由に意見交換するパートが多く、全体でなくペアや小グループで話し合いをする場面が多く見られました。
しかし、数時間に及ぶ議論は、かなりの集中力が必要です。生徒たちにも疲れが見られましたが、今日も最後までやりきりました。
夕方にはgala(夕食をブッフェ形式で取りながら各校生徒と交流会)が行なわれました。ホストファミリーや地元企業(FOSCAMUNのスポンサー)も参加をし、大規模な夕食会です。
他校との交流が多くみられ、自国のことやパーソナルな話題でとても盛り上がっている様子でした。


【7日目】
模擬国連最終日、今日は参加生徒全員が集まり、全体会が行なわれました。各セッションで話し合われたこと(浮き彫りになった課題や各国の状況から配慮しなければいけない諸問題)について全参加生徒・教員の前で発表をしていきます。そして、発表内容について他生徒から質疑応答が行なわれます。質疑もとてもレベルが高く、議論の要点や細かなデータ資料の確認がなされました。改めて、いかに生徒たちが世界の問題について真剣に議論に取り組んできたかが伺えました。
午後にはオープニング同様、大掛かりなクロージングセレモニーが開催され、表彰や今回のMUNで生徒たちがどういった学びをしたのか、そしてこれからにどうつなげていくべきなのかについて話がされました。

今回、ヨーロッパ出身ではない本校が、議論に加わることにとても意義があると開催校の先生からお話いただきました。アジア代表として議論のテーブルに果敢に向かった生徒たちは本当によく頑張ったと思います。