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聖光見聞録61~80


学校説明会、生徒がお手伝いしてます。【聖光見聞録80】

先日、本校にて小学生対象の「科学体験教室」が開催されました。「つくってみよう! かんたんラジオ」という講座に多数の小学生の皆さんが参加してくださいました。今回は準備の関係で定員制で、予定された定員数に達してしまったため、希望された方の中にはお断りしなければならなかった方がいらっしゃったこと、誠に申し訳ありませんでした。
さて、写真はその時のお客様をご案内している自然科学部の生徒の様子です。今回は彼を含め部員たちが多数お手伝いで活躍してくれました。
同時開催の学校説明会でも中学生、高校生のインタビューがあったり、また校舎見学で生徒たちがご一緒したりと、いろいろとお手伝いをしてくれました。
この後も説明会が何回もありますが、本校の説明会では必ず生徒たちの生の姿に触れられる機会を設けております。ぜひ生徒たちに直接ご質問なさってみてもよろしいかと思います。(ちなみに次回は9月17日。当ホームページ上に告知が掲載されております。)

キャンプ場(事務室だより)【聖光見聞録79】

静岡聖光学院は山梨県北杜市にキャンプ場を所有しています。
毎年中学1年生と2年生が夏休みに入ってすぐ3泊4日でキャンプ活動を行います。
中学1年生にとっては初めてのキャンプ、卒業生が経験している「何もないところでキャンプ活動に集中する」4日間を楽しんでください。
中学2年生は登山があります。日本の百名山にも選ばれている「瑞牆山」頂上からの絶景を楽しんでください。
これから静岡聖光学院を志す皆さん、キャンプ活動は静岡聖光学院の魅力のひとつです。

キャンプの準備【聖光見聞録78】

中学1年生と2年生は7月末に山梨県にある本校のキャンプ場で3泊4日のキャンプを行います。
生徒は荷造りをしたり、テント設営の練習をしたりと着々と準備を進めています。
先日中1のキャンプ委員がしおりを作っていたところ、委員以外の生徒も積極的に手伝ってくれました。
みんな夏のキャンプが楽しみで仕方がないようです。
充実したキャンプになることを祈っています。

喜びともてなしの会~舞台裏~(寮)【聖光見聞録77】

寮の4大イベントの1つである喜びともてなしの会が7月13日(水)に行われました。当日は、ゲストとして安倍学園の生徒を中心にお招きし、生徒自身が楽しむのと同時に、ゲストにおもてなしをしました。来校したゲストたちは寮生たちと楽しい時間を共有できました。
楽しいイベントを円滑に運営できたのは、おもてなしを意識し行動してくれた生徒達のおかげでした。会の準備や片づけをきちんとすること以外にも、会の途中にごみを回収してくれる生徒、ゲストの食器類を手配する生徒、飲み物を提供してくれる生徒、等、多くの自発的な生徒の助けがありました。
このように自分たちが楽しむことに、人に「喜び」を与えるために、考えて行動できる、そのような経験をこれからも積んでもらいたいと思います。

志【聖光見聞録76】

 生徒とは年間を通して面談を何度か行うが、教員は生徒に「志」を抱くことの大変さ、
つらさ、心構えを身をもって伝えなくてはならないと思う。
 クラーク博士の「少年よ大志をいだけ」は有名な言葉であるが、志を持つ者は決して楽ではない。但し、未来において、今の自分に満足しない者のみが、その歩みの結果として得られる充実感を保証される。
 普段の生活の中で見失いがちな方向性を、節目に当たってまとめ直すのが「立志」である。この「志」は「期」なしには成立しない。いつまでに何を実現するのか、何を自ら奮うのか。その節目が学校では、入学式であり、卒業式であり、様々な学校行事、試験や部活動や、教員との話や友人との語らいがそれに当たる。
 その節目には言葉を残すのが良い。私は生徒に今年の目標や一年を振り返って漢字一文字で表すと何か等、時折、言葉を残してもらう。例え、拙い言葉であろうと、自己を表現する言葉を掘り起こせないならば、それこそ己の弱さに貧しさに愕然とすべきである。そこには「どうせ自分なんか…」「自分はたいして…」
という甘さが潜むからである。
 つまり「志」とは、心自体をどこに向かわせるかが核心なのである。その向かわせ方の道標に、そばに寄り添うのが教員だと思う。教員である私は、その「志」を持ち、本校の生徒の六年間の雌伏の「期」を温かく見守りたいと思う。

ゼミ活動【聖光見聞録75】

先日の化学実験ゼミでは、生徒各自がやってみたい研究テーマを決めて、それぞれが実験を行うスタイルで実施しました。そのため教員側(私)は各生徒が希望した実験の材料や道具を用意しておく必要があり、なかなか準備が大変でしたが、何とか前日までに参加者7人分の材料の準備が完了しました。
しかしゼミが始まっても「このサイズのビーカーは無いですか?」「薬品が足りません」など休む間もなく一人ひとりの実験のサポート。細かい実験操作の説明までは十分にできなかったため、実験が進められるかな?と心配でしたが、生徒たちも各自が実験書を黙々と読みながら、ゆっくりではありますが自分の力で進めていくことが出来ました。
中には銀鏡がうまく出ず、次回再チャレンジの者あり、別の実験では酸素の泡の勢いが弱く、次回に条件設定を見直す者あり、また、ゼミ活動は水曜の6校時、延長ありのプログラムなのですが、中には2時間集中し続けて、きれいな色ガラスの作成に成功し、にっこり笑顔の者あり…。様々でしたが、生徒たちの普段の授業だけでは見られない、のびのびと、でも真剣に実験に取り組む様子が見られて、大変だけど準備した甲斐があったなぁと嬉しく思った日でした。…さて、聖光祭ではうまく成果の発表ができるかな!?

同志【聖光見聞録74】

部活指導でここ最近力を入れたのがゴールキーパーの指導でした。守備の最後尾であるこのポジションは、どちらかというと敬遠されがちなポジションです。いかに魅力的な指導ができるかと考えた時に挑戦してみたくなったのがGKコーチの専門的な資格を取ることでした。2年前掛川市のつま恋に全国から集まった人たちも個性的な面々ばかり。元ジュビロ磐田プロキーパーから自衛隊のチームでやっている者、小・中・高校・女子サッカーの指導者etc。その中で一番感銘を受けたのが名古屋グランパス所属の日本代表GKコーチでした。理路整然の語り口から、現場での声がけ、雰囲気づくりなど。日本サッカー協会から選ばれて指導者の指導をする、まさにプロを感じた瞬間でした。研修は相当ハードで宿泊合宿が終わるまで、某年齢(笑)の自身にとっては笑えない状況でしたが、その現場を思い出すたびに、現在の指導の現場への思い入れがより強くなる自分を感じます。いつかそのコーチに胸を張って現場報告ができるように、一人ひとりのプレーヤーを大切にしていきたいと改めて思いました。

ペーパーレス(paperless)会議【聖光見聞録73】

こちらは会議前の会議室の様子です。資料用の紙をデータ化して共有・管理・閲覧するペーパーレス化を推進した会議の様子です。多くの先生方がタブレットやパソコン、スマートフォンなどの電子機器を駆使して会議に臨みます。そのため、机上は電子機器がズラリ。資源の節約や管理上の利便性から、今後ペーパーレス会議が広がっていきそうです。

暑い日々 【聖光見聞録72】

本日は定期試験最終日でした。教室の中はクーラーが効いていて快適ですが、外は本当に暑いです。あまりの暑さに気温がどれくらいなのかと、ふと疑問に思いました。そこで、化学室にある温度計で実際に測ってみました。ちなみに温度計の目盛りの読み方は目分量で10分の1のくらいまで読むそうです。グランドの気温は33.8℃、教室の気温は26.1℃で中と外の温度差があるので、熱中症に気をつけて生徒の指導に努めていきたいです。

ドラえもん博士【聖光見聞録71】

本校にはさまざまな得意分野を持つ生徒がいます。今日は中学2年生のO君を紹介しましょう。彼は小学1年生のときにドラえもんに出会い、魅力され、気づいたら家には100冊近くの漫画が並んでいました。特にひみつ道具が好きで、聖光祭ではドラえもんについて今持っている知識を幅広く紹介してくれることになっています。将来は人工知能を研究し、ドラえもんのようなロボットを作りたいと日々勉学に励んでいます。最近は植物にも興味を持ち始めました。家の周りの雑草を10種類程集めて、植物図鑑と照らし合わせる研究熱心ぶりです。ちなみに、イチオシひみつ道具は「桃太郎印のきびだんご」だそうで、これを食べた人はしばらくの間言うことを聞いてくれるんだそうです。お母さんに食べさせたいと言っています!(中学生らしいですね⁉︎)

テスト前の補講【聖光見聞録70】

先日、テスト前ということで2年生の希望者に対して自由参加の補講を放課後に行いました。その時扱うプリントを20枚用意していましたが、足りなくなるほど参加者が多く、生徒のテストに対する意気込みを感じました。今回の試験は採点が楽しみです。

しらべの会復活?!【聖光見聞録69】

筆者は学生時代から俳句を始めまして、現在でも道楽の範囲で活動しています。ぜひ生徒も巻き込んで俳句活動ができたらおもしろいなと、国語科のK藤先生とE藤先生(両先生ともご退職)のご尽力で発足された「しらべの会」の中で、何回か句会を行ってきました。なかなか盛り上がっていたとは思うのですが、3年前(現在高1の生徒が中1の時)を最後に開店休業状態となってしまいました。この「しらべの会」が満を持して復活をいたします。9月18日の日曜日、吟行(和歌や俳句を作るために、名所・旧跡などに出かけていくこと。)プラス句会を予定しています。どこに行くかなどの詳細は近日中に発表したいと思います。「しらべの会」を知っている上級生も、知らない下級生も、また保護者の方々など生徒以外の大人の方も、いろいろな方々に参加いただけたら、と思います。ぜひよろしくお願いします。(写真は職員室前の「投句(首)ボックス。こちらも開店休業中でちょっと寂しげ。)

日本庭園【聖光見聞録68】

4月にはきれいな桜が咲いていた本校の日本庭園ですが、7月に入った今では、緑一色となりました。昨年の10月には文化祭の際に、日本庭園の池の水を委員の生徒が大掃除し、きれいにしてくれました。しかし、現在の池は多くの生物の住処となっています。トンボ、ヤゴ、アメンボ、マツモムシ、オタマジャクシなどなど。だれかが連れてきたわけでもないのに、自分たちで住処を見つけ、つくりあげるパワーにはいつも驚かされます。グラウンドでトンボを見つけるとと、必死で捕まえようとする中学1年生たちがいました。入学時に比べるとできることがかなり増え、成長を感じることができます。今年の夏も暑くなりそうですが、すべての聖光生が充実した夏を過ごし、どんどん成長していくことと期待しています。

宿題チェック(寮)【聖光見聞録67】

静岡聖光学院生徒寮の第1ステージ(ボセジュール寮生)の生徒には毎日教員の「宿題チェック」を実施しています。生徒とともに毎日出た宿題を確認し、学習時間を利用し、宿題のやり残しがないよう指導しています。また、学習時間中に宿題が終わらなかった生徒は就寝時間後の自習時間を利用し、その日のうちに終わらせています。

思春期【聖光見聞録66】

 アイデンティティー・ライフサイクルの理論の提唱で著名な精神分析家エリクソンは「人間の社会的な勤勉性の基盤は、友達から学ぶこと、友達に教えることによって育つ」と言ってます。更にエリクソンは思春期を迎える子どもについて「自分を他人の目を通して見る」ようになると簡潔に述べています。思春期は自分の内面を客観視しようとする時期で、友人を通して自分の内面を見るようにな
ります。又、生徒の気持ちは親の方に向かず、友人の方に向いてきます。親しい友人の感想・評価・反応を見て、自分はどのような人間か確認しようとします。学校・寮での生徒の様子、面談、文章など書いてもらう事を通して、その感を強く私は持ちます。
 友人との価値観、趣味、主義主張が合う、合わないという経験を踏まえて、思春期は友人と深く付き合っていき、友人が多いほど社会性の成熟は順調にいくのだろうと生徒を見て思います。逆に思春期にそういう友人が得られなかったら、社会に出て挫折をする危険性があるのではないだろうか、一方でそんな危惧を抱くこともあります。その意味で殊に寮での生活は生徒にとって貴重な時間と空間
かもしれません。
 中学生の頃に愛読したヘッセに次のような言葉があります。
「子どもから大人になるのは、ただの一歩、ただのひとまたぎにすぎない。孤独になること、自分自身になること、両親から離れること、これらが子どもから大人へ進む第一歩なのである。」
 教師という仕事を今一度振り返りたいと思います。

聖光祭【聖光見聞録65】

個人的なことで恐縮ですが、先日うれしいことがありました。私のHRクラスの吹奏楽部員から「聖光祭でバンドに出たいのですが、一緒にやりませんか」とのお誘い。昨年も今の高3生からのお誘いで出演させていただき(写真はそのときの様子です)、楽しい経験をさせて頂いたので、今回も即答でOKの返事をしてしまいました。そして演奏する曲名を聞いてさらにびっくり!私が大学時代によく聴いた某アメリカのフュージョンバンドの超有名曲(まだ内緒にさせてください。)でした。
 今年の聖光祭のテーマは「共奏」、そして「世界」。まさにそのテーマにピッタリだなぁと感心してしまいました。これから練習とオーディションがあり、うまくいくか分かりませんが、今年も生徒と楽しい思い出作りができることに感謝しながら日々をすごしていきたいと思います。そして難曲にチャレンジする経験から、生徒達が大きく成長していくことに期待したいです。

生活のリズム【聖光見聞録64】

本校の名物の一つである、中学校2年生の山梨キャンプでのこと。瑞牆山の登山を終え、静岡に戻ったとき、今までに感じたことのない体の異変に気づいた年がありました。その時の感覚以来、部活の指導が終わったあと一直線にスポーツジムへ。走ることが習慣化しはじめると、いつしか元旦に10kmを走るまでになりました。
ここ最近の生徒との面談で感じるのは、スマホやゲームを自分でコントロールできず、生活が乱れてしまっている生徒が多いこと。何かのきっかけから自分でいい習慣づけを見つけ、継続していくこと。今年も瑞牆山の登山が近づいてきたこの時期だからこそ、自分の体験談もいい意味で伝えていきたいと思いました。

ひとり自習室から【聖光見聞録63】

昼休みにひとりで自習室利用をする生徒(中3)がいます。最初は英語の質問に訪れてきて、質問場所として自習室を開放したのですが、指示するでもなく週3の昼休み15分学習が日課となった生徒です。生徒から自分で始めた自習なので、ここからどんどん自発的に15分学習をする生徒が増えていってくれるといいなと思います。あえて呼びかけて生徒に学習をさせるのではなく、なんとなく来て気軽に自習ができる環境をつくっていきたいな、ということを考えるきっかけをくれました。

アジサイが見頃です!(事務室だより)【聖光見聞録62】

毎朝出勤して裏門側から校舎に入ろうとすると、中学生がベランダで楽しそうに話している声が聞こえてきます。その中学校舎南側斜面にアジサイの花が見頃を迎えました。アジサイは、水をたくさん欲しがる植物なので、梅雨のこの時期にきれいに咲いてくれます。アジサイは、日本原産の植物ですが、現在日本中で多く生息しているアジサイは、中国からヨーロッパを渡り品種改良されて出来たもので、アジサイの原種は、「ガクアジサイ」なんだそうです。ちなみに我が家では、「ガクアジサイ」が只今見頃です。アジサイの色はアントシアニンという色素によるもので、土壌が酸性ならば青く、アルカリ性ならば赤く(ピンク)になると言われています。また、花色は開花から日を経るに従って徐々に変化するそうです。変化を観察してみるのも面白そうですね。静岡県内のアジサイの名所としては、下田市にある下田公園のアジサイが特に有名で、15万株のアジサイが6月いっぱい咲いているそうです。また県西部の森町にある極楽寺には30種1300株のアジサイが咲き誇りアジサイ寺と呼ばれているそうです。梅雨のこの時期だからこそお出かけしてみてはいかがですか!!

私の尊敬する教員~No.1~【聖光見聞録61】

私が尊敬するI先生は英語の教員ですが、この先生の授業は本当に楽しそうです。生徒も生き生きと授業を受けていますし、私自身も学生時代に、I先生の授業を受けたかったなと思っています。ある時、先生が資格をたくさん持っていらっしゃることを知り、話を聞いてみると、英検 1級、国連英検 特A級、TOEIC 990点、仏検 1級、独検 1級、西検 1級を持っていらっしゃいました。先生がこのような言語を学習した理由は英語学習においての勉強のやり方が他の言語でも通用するのかを自分で実践し、証明したかったからだそうです。私もこのチャレンジ精神で、生徒に負けず、学習に励んでいきます。