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聖光見聞録201~220


校舎周りの清掃【聖光見聞録220】

 最近、掃除の時間に生徒数人を連れて校舎を周りながらごみ拾いをしています。始めは校舎の隙間の見えないところに溜まっている大きなごみを拾うのが主でしたが、今は大きいごみも減り小さいごみを拾うのが主になっています。日々拾うごみが少なくなっているので、生徒たちも自分たちの手で聖光を綺麗にしているという実感を持てているのではないかと思います。

生徒会役員選挙【聖光見聞録219】

 現在校内では、生徒会役員の選挙活動が行われています。今年は会長候補が2名、副会長候補が2名「出馬」しており、先週から中高の各クラスのホームルームを訪問しアピール活動を行っています。校内には下の写真のようにポスターも貼り出され、各候補の「公約」が掲げられています。
 本校の生徒会の歴史は意外と新しく、初代校長ピエール・ロバート先生の時代には、生徒会は存在していませんでした。38期生が初代生徒会長で、今回の選挙は8代目の生徒会長を決めるものとなります。個性あふれる聖光生をまとめあげるのは重責だろうと思われますが、生徒一人一人の意見をすくい上げ、理想の学校作りに励んでくれるよきリーダーの誕生を、今回も期待したいと思います。投票は今週2月10日(金)。来週月曜日には結果が判明します。

Visit Shizuoka~東京オリンピックとラグビーW杯に向けて~中学生による外国人旅行者への広報活動【聖光見聞録218】

 本校では、アカデミックな校風と教育を目指しており、教科の枠にとらわれない“学究的世界”を生徒ともに探求しておりますが、その取り組みの一環として、中学1年生の英語と社会科(地理分野)の授業を融合し、静岡に来られる外国人観光者に向けての広報活動を行うという企画、「Visit Shizuoka」を実施することになりました。生徒は、2月4日(土)と10日(金)の授業時に発表を実施。
この活動の実施背景は、2019年に行われるラグビーW杯、2020年に行われる東京オリンピック。両大会とも多くの外国人が日本に訪れることが予想されるので、そこで各大会に来る外国人をターゲットに静岡の魅力を伝え、静岡に足を運んでもらうことによる経済効果を見込んだ広報活動です。生徒は自ら資料の収集、プレゼン作成、発表までの過程を取ることで静岡についての愛着と理解を深め、他者に発信するための情報収集・まとめ・表現する力を身につけようと努力しています。
尚、プレゼンは日本語と英語で実施し、当日は静岡大学の外国人留学生の方にも参加していただき、講評していただいています。
優秀者はラジオFM-Hi!ひるラジ!静岡情報館(2月17日12時15分〜30分放送回)で発表することにもなっておりますので、是非聴いてください!

OB講演会【聖光見聞録217】

 2月1日の中1のLHRでは、東京医科大学助教の斎藤優さん(28期生)に講演をしていただきました。中学校生活の思い出、部活動の事、勉強方法、大学や病院の様子など様々な話をしていただきました。中1生が卒業をするのはもう少し先ですが、先輩からよい刺激を受けることができたのではないでしょうか。

グランド改修工事報告【聖光見聞録216】

 1月31日、ようやくグランドアスファルト舗装工事が終了しました。見慣れた土のグランドから、一面真っ黒のグランドに変わっています。2月からは、人工芝敷設工事が始まります。次は人工芝に変化した真新しいグランドをご紹介できると思います。この日は、富士山がくっきりと綺麗に見えています。

ルセール寮 高2引っ越し【聖光見聞録215】

 ルセール寮では新年度に向け引っ越しが学年ごとに行われています。先ずは高校2年生が4階に引っ越しを行いました。4月に入る前に引っ越しを行うことで、受験生の自覚を再確認させることが狙いです。
 それぞれが自分の想いを胸に秘めながら作業を進めていました。来年のこの時期に、彼らの目標が達成することができるよう、教員一同サポートして参ります。

人文科学部(文芸班)【聖光見聞録214】

 1月から活動内容を明確に創作活動として、NHKの「あさイチ」で放送されて大反響を呼んだ詩人の谷川俊太郎氏の『好きノート』を購入して、部員に配付して活動をしています。
 この本は「世界でただ一つしかない本をつくろう」というコンセプトで、子どもは左から、大人は右からページを巡っていきます。項目は「好きな映画は何ですか」「好きな雲は何ですか」「好きな人は誰ですか」等の「好きな〜」を、文章や写真や絵等で空白のページを埋めていきます。個人で完成させてもいいし、親子で完成させてもいいし、今、部活動の時間を通して、1ページずつ生徒と一緒に活動しています。完成したら、部員同士の回し読みができたらと思います。今から楽しみです。本という形ですと将来残ります。学校生活の一つの思い出になってくれたらと思います。

ゼミ活動発表会に向けて【聖光見聞録213】

 今年のゼミ活動も残すところ2回となりました。最終回では全16ゼミの発表会を行うということで、我が化学実験ゼミもその準備を行いました。発表ゼミが多いため、1つのゼミに与えられた時間は3分。その中で1年の報告を行うために、生徒一人当たりの持ち時間は30秒以内、6人が各自スライド2枚ずつにまとめて実験の内容と結果の報告を行うこととしました。(どの実験もよく頑張っていたので、どれか1つを選ぶのはもったいないと感じ、全員発表としました。)次回のゼミで発表練習を行い、本番は上手に出来るように頑張ってほしいですね。(写真はスライドを作成して余った時間がもったいないということで、作ったべっこう飴です。美味しそうですね…。)

ゼミ活動【聖光見聞録212】

 1年間活動してきたゼミ活動も、2月1日が最後の活動になります。自身がゼミ活動で重視してきたのが、教室内での座学も確かにいいのですが、実際の現場を訪問して、見て、感じることでした。せっかくゼミ活動の日として、午後の時間にゆとりをもって設定しているならば、それを生かさない手はない。丘の上にある学校だからこそ、とにかく外へ出ようというのが生徒に向けてのメッセージでした。
 もともとのゼミ活動のコンセプトが、教師も生徒も自身の興味があることを、教科の枠外でやりたいようにやるということでした。先日のゼミ活動で生徒の感想を聞くと、「楽しい」という言葉が出てきたときには、主宰者のこちらもやっていてよかったと思えました。本格的なゼミ活動は、大学や大学院に入ってからで十分ですし、そういう役割をする「大学教授」がいます。中・高校時代はいかに生徒に探求心をもたせるか。大学教授ではない自身の「分をわきまえて」来年以降も義務感にとらわれないように、ゼミ活動ができればと思いました。
 次回のゼミ活動で、下の写真の場所がどのように変わっているか、楽しみです。

卒寮式【聖光見聞録211】

 1月21日に卒業式がありましたが、その前夜にも、もう一つ別れの式が行われていました。高校3年生が6年間過ごした寮に別れを告げる日でした。中学1年生から高校2年生まで、出し物や歌を先輩に披露しながら、日ごろの感謝の気持ちを伝えているようでした。特に印象的だったのは、寮教員の先生方の出し物でした。一番近くで寮生と関わりを持っていた先生方は、日ごろの厳粛な雰囲気とは一転、高校3年生を楽しませながら、送別の歌を送っていました。先生としてだけでなく、カッコいい大人としての姿が、卒業生たちの目には映っていたのではないかと思います。

生徒に人気な雑誌【聖光見聞録210】

 本校では中学生の各教室にジュニアAERAという雑誌が置いてあります。休み時間に読んでいる生徒をよくみかけるので、話を聞いてみると「毎月楽しみにしています。」「お気に入りのページがあります。」という返事が返ってきました。それぞれ興味関心の高いページが違いますが、楽しんで読んでくれて嬉しいです。これからも多くの情報を手に入れて、友達と話し合い、思考力や発信力を高めてくれることを願っています。

実力試験に向けて【聖光見聞録209】

 本校では本日まで実力試験が行われていますが、先日放課後に数名の生徒から実力試験に向けて勉強を教えて欲しいという申し出がありました。当然快く引き受け、わからない問題の解説や、重要な定理の復習を行いました。個別の指導には授業にはない利点もあるため、今後もテスト前に限らずやる気のある生徒は昼休みや放課後の時間を活用して、質問に来て欲しいです。

テスト前の基礎学習【聖光見聞録208】

 実力試験を目前に控え、生徒たちは着々と準備を進めています。基礎学習の時間は、普段は英語・数学・国語の教科から分けられたプリントを解くことが多いのですが、テスト前は自習となります。
それぞれが目標に向かって真剣に取り組んでいます。いい結果を期待しています。

卒業式【聖光見聞録207】

 「行事報告」に掲載されているとおり、1月21日(土)に第43回卒業式が挙行されました。
 本校では1期生のころよりこの時期に卒業式を行っています。他校では卒業式は3月1日に行われることが多いと思いますが、3月1日ですとまだ受験が終わっていない高3生が卒業式に出られないことになってしまうので、まだ受験が本格化する前で全員が集まりやすいこの時期に卒業式を行っているのです。県内では一番早い卒業式らしいです。全国ではどうなのでしょう? 卒業はしますが、卒業式後も学校に引き続き登校し(寮にも残ることもできます)受験勉強を続ける生徒も例年多いです。
 本校の卒業式にはもう一つの伝統があります。それは式の最中に卒業生がよく泣くというものです。「男子校なのに」と言われてしまうかもしれませんが、涙涙の卒業式です。
 今回、実際どれくらいの高3生が泣いているか、退場の際「涙を流している」「表情がくしゃくしゃになっている」人数を数えてみました。結果28名。44.4%の卒業生が大泣きしながら退場していたということになります。それ程密度の濃い6年間だったということでしょう。
 しかし、泣いていないから密度が薄かったということでもありません。今回、卒業生の表情を確認しながら見送っていた中で、泣いていない卒業生にも心が留まりました。爽やかな笑顔で退場していく卒業生たちです。こちらの数を数える余裕はありませんでしたが、なかなかの割合だったと思います。すがすがしいとても素敵な表情でした。
とにかくも43期生の皆さん、卒業おめでとうございました。これから受験を控えている皆さんは、ぜひ試練を乗り切りよい結果を報告しにまた来校して下さい。

風の中に種をまく【聖光見聞録206】

 この言葉は、本校創立者ピエール・ロバートの言葉です。聖書にタラントンのたとえ話というものがあります。それによれば、地にまかれた種は何倍にもなるというものです。ピエールは、その種のように、生徒が社会に出て羽ばたくことを願っていました。入学した際は、右も左もわからない生徒が6年をかけて大きく成長し、学び舎を巣立つ。本校は20日に卒業式でした。卒業生代表生徒は、「風の中に種をまく」というロバートの言葉を引用し、この6年間で学んだ糧をこれからも大切にしていきたいと述べていました。彼らと出会えたことに私たち教職員は感謝したいです。

中1理科【聖光見聞録205】

 先日の中学1年生の理科の授業では、神経の伝達速度の測定を行いました。クラス内でグループに分かれ、お互いに意見をだしながら課題に取り組みました。冬休みが明けてまだ一週間ですが、どの生徒も積極的に授業へ参加しており、非常にすばらしかったです。

河津桜【聖光見聞録204】

 穏やかなお正月を迎えましたが、大学入試センター試験を境に気温が、グッと下がり全国的にも大雪で、大変な季節になってきました。静岡でも14日に風花が舞い、寒い1日でした。それでも植物は、春に向けて少しずつ蕾を膨らませています。写真は、学校の校舎入口の河津桜で、やっと1輪花を咲かせました。河津桜は、「ソメイヨシノ」より一足早く咲き始めますので、これから満開になるのが楽しみです。

センター試験壮行会【聖光見聞録203】

センター試験前日に高校3年生にエールを送るため、壮行会を全寮生で以下のプログラムに沿って行いました。

1.副校長先生からの話
2.在寮生代表で高2生からのスピーチと有志による歌のエール
3.受験対策グッズ贈呈(ホッカイロ・キットカット)
4.高校3年生代表者から後輩への言葉

高校3年生は翌日からの2日間に向け、気持ちを新たにすることが出来たようです。また、下級生達も将来の自分をイメージするいい機会となりました。

物語【聖光見聞録202】

 この頃「物語」の持つ力を頓に感じています。本校の学校説明会、または各教員が本校の特長を伝える際、語っていることは、生徒がこの学校に入学して卒業して、大学、社会へと出ていく、生徒が六年間の学校生活を通して、どのような大人になっていくのか、この学校に確かなストーリーがあることを伝えているのだと思います。ストーリーの無い学校に、生徒の物語を語れない教員に、魅力はありません。
 物語にはある決まった法則があります。主人公がいること、ここでは勿論それは各生徒一人ひとりです。また、その主人公が成長していくことも物語の重要な要件です。早稲田大学文学部教授の石原千秋氏によれば、物語には二つの基本型があるそうです。一つは「〇〇が●●をする物語」、二つ目は「〇〇が◎◎になる物語」です。この二つの型を学校教育という現場で語るとどうでしょうか。主人公は生徒です。ですから「〇〇」には生徒の数だけ名前が入ります。「●●」や「◎◎」に当てはまる言葉は何でもあるように思えます。
 生徒を応援していくのが教員の務めです。生徒が「●●」をする環境を、また「◎◎」になれるよう温かく見守り、適切な声掛けができるようにと、常に思っております。そして、物語の主人公(生徒)は成長していきます。そこで、大事になってくるのは教員自身の「物語」なのかもしれません。教員自身も学校では物語の主人公です。生徒と同じく成長していかなくてはなりません。学校で働く教員自身の物語を語ることができることも大事なことだと思います。

交換留学生【聖光見聞録201】

 先月になりますが、私のクラスにオーストラリアの生徒が交換留学に来てくれました。とても明るく、いつも笑顔の彼は、すぐにクラスの人気者になり、休み時間にはいつも本校の生徒が集まって、英語や日本語を使って、異文化交流をしていました。留学期間中、インフルエンザにかかるというハプニングもありましたが、治ってからはまた元気に登校。最終日にはスピーチをしてくれて、「優しい皆さんには大変お世話になりました。ありがとう。」と上手な日本語で元気に話してくれました。交換留学生の受け入れは、クラスの生徒達にも良い刺激を与えてくれたようで、英語を学習するモチベーションにもつながったようです。