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聖光見聞録481~500


高校バスケ部 高3ラストゲーム【聖光見聞録500】

先日、高校バスケットボール部の高3引退試合である総体地区予選大会が行われました。
結果は予選リーグ敗退となってしまいましたが、生徒たちは最後まで懸命に戦ってくれました。
今回はそんなバスケットボール部のキャプテンの話を書かせて頂きます。

彼は、とにかくまっすぐな性格で、今まで何事にも全力で取り組んできました。バスケットボールがとにかく大好きで、朝・昼・放課後と部活動以外の自主練習に時間を費やしてきました。
また、高校2年生の時は「僕は学校が大好きなので生徒会長になりたいです!」と演説し、生徒会長も務めました。
試験前にはよく職員室に足を運び、先生を捕まえては問題集の質問をよくするなど、勉強に対しても全力で取り組んでいました。
そんな彼が3月半ばに体調を大きく崩してしまい、長期入院を余儀なくされてしまいました。
引退をかけた最後の大会の直前に退院をしましたが、歩くことができず、車椅子で移動をし、立っているのがやっとの状態でした。
そんな状態ですので、もちろんバスケットはできません。しかし、彼は試合会場のベンチで仲間たちを必死に応援し続けました。
大会の最終戦の当日。この日も彼は試合前から大きな声をだし、チームを盛り上げていました。
そんな彼に答えようと、他の部員たちも一生懸命戦ってくれました。
試合残り時間9秒。最後の最後でしたが、選手交代が告げられ、彼は高校生活最後のコートに立つことができました。
何もできなくてもいいので、最後は同級生たちと一緒にコートの中で試合を終えてほしいと、先生は考えていたようです。
彼は仲間に支えられながらも、ゴール付近にポジションをとりました。
残り時間はわずか数秒でしたが、試合が再開すると、チームで繋いだボールが彼の手に渡りました。
ボールを必死で掴み、今までの思いをのせてこの試合最後のシュートを打ちました。
放たれたボールは、きれいにゴールへと吸い込まれていきました。その瞬間、味方・観客はもちろん、相手チームからも大きな歓声と共に称賛の拍手が巻き起こりました。
たった9秒間の出来事でしたが、チームのためにがんばってきた彼の気持ちと、キャプテンのためにがんばった部員たちの気持ちを感じた素晴らしい時間でした。
その後、彼は仲間に抱えられながらベンチに戻り、仲間と共に男泣きをしていました。
バスケットができなかった、学校に来られなかった、そんな悔しい思いがありながらも最後は仲間と一緒にプレーすることができた。その強い想いが、仲間の心を動かしました。
この出来事を体感できた同級生や後輩たちは、今まで以上に学校生活へ励むことでしょう。
また彼自身もこれからの人生の礎になる出来事となったのではないでしょうか。
教員である私も大きな勇気をもらった貴重な経験をさせてもらいました。
この瞬間に立ち会えたことに感謝しています。

中学一年生 初めての定期試験【聖光見聞録499】

5月も中旬に差し掛かり、定期試験が近づいてきました。私が担当する中学1年生にとっては、記念すべき第一回目の定期試験となります。ホームルームの時間に、担任から「定期試験が近づいている」「小学校までのテストとは科目数も難易度も違うよ」と話があると、各クラス授業への集中力が高まり、それぞれが自分の立てた目標を達成するために、日々励んでいる様子が見られました。
今年度の中学1年(50期)では、勉学への環境づくりのため、学年で「学校生活5か条」を掲げて取り組んでいます。今回の試験で、普段の授業が定期試験においていかに大切かが、彼らにも理解できるようになるのではないでしょうか。今後とも、適度な緊張感を持って授業に取り組めるよう、引き続き、五か条を徹底していきたいと思います。

ゼミ活動報告【聖光見聞録498】

今年度のゼミ活動はラテン・クラシック音楽研究ゼミを開講することにしました。このゼミでは「各自が興味を持った音楽や楽曲について、その文化的背景や音楽的な理論を分析し、またギターでその曲を演奏をする」といったアプローチで活動していこうと計画しました。
しかしいざ活動が始まってみると、「ギターがとにかく演奏できるようになりたい」と言う気持ちがみんな強く、曲を決めてどんどん演奏の練習に取り掛かることになりました。みんな活動の時間を過ぎても黙々と練習。とっても熱心でした。
とは言っても受講している生徒のほとんどは初心者で、1曲マスターするにはかなりの時間がかかりそうです。分析や研究は時間外の課題とし、ゼミ活動の時間は演奏法の習得に取り組んでもらおうと思っています。目指せ、聖光祭カフェでのギタリストデビュー。

聖光スクール第1回実施【聖光見聞録497】

5月12日(土)今年度1回目の聖光スクールが実施され、多くの小学生のみなさんが参加されました。
今年度から新たに加わったサッカー、バスケットボールでも、多くの小学生のみなさんが本校の生徒とともに気持ちの良い汗をかいていました。
今年は昨年まで6月に実施されていた「部活動体験会」は実施せず、代わりに「21世紀型授業体験会」を行います。本校の部活動を体験したいという方は、ぜひこの後も12月まで行われる聖光スクールへご参加ください。

1期生から50期生まで 歴史ある共演~定期演奏会~【聖光見聞録496】

先日、GW期間中に行われました吹奏楽部定期演奏会を無事終演することができました。ご来場してくださったみなさま、応援してくださったみなさま、本当にありがとうございました。

今回の定期演奏会は、学院創立50周年記念定期演奏会ということで、生徒のみのステージに加え、OBステージも企画いたしました。現役生と合わせ、総勢100名を超える男性のみの吹奏楽は圧巻だったのではないでしょうか。

私も卒業生の一人としてステージに上がりました。周りを見渡すと、現役の生徒、教え子、先輩、後輩がいます。全員が静岡聖光吹奏楽部という絆で結ばれているのです。定期演奏会のステージで同じ目的のもと、音楽を奏でることで時間を共有する。そして会場には、保安係としてお手伝いしてくれているたくさんの教職員の仲間たち、裏方として協力をしてくれているたくさんの生徒たち(吹奏楽部の演奏会で、これだけたくさんの教員、生徒が裏方として協力してくれる学校は他にはありません。吹奏楽部の卒業生が裏方をするのが通常なのではないでしょうか)がいます。「こんなに幸せなことはないな」そう思いながら演奏をしました。胸が熱くなりました。

記念コンサートをお祝いするためにゲストとして参加してくれたソプラニスタの岡本知高様、本校卒業生ピアニストの入川舜様の御二方にも感謝いたします。ありがとうございました。

新図書室完成【聖光見聞録495】

現在校舎をリフォームしていることは、生徒はもちろん、保護者、OBの皆さんもご存じかと
思います。ご不便をおかけして、申し訳ありません。
さて、リフォームは順調に進んでおり、やっと図書室が完成しました。以前の図書室を
ご存知の方からすると、すさまじい変貌ぶりかと思います。
生徒の読書や調べものはもちろん、休み時間や放課後の自主学習や、グループでの
調べものにも対応できる図書室になりました。
きっとこんな図書室の学校は、日本全国探しても見つからないのではないかと思います。
本校関係者の方、ご来校の際は是非図書室に足をお運びください。

岩石・鉱物の魅力【聖光見聞録494】

中学2年生の廊下には、岩石や鉱物の展示をしています。なるべく手で触って魅力と不思議を感じてもらおうと思い、手に取りやすくしてあります。

今回は石英(水晶)の展示を行いました。石英は身近な鉱物であるばかりでなく、工業的にも利用され、身近な製品にも使われています。日本では石英が多く取れることもあり、身近な石に不思議を感じて欲しいと思い、石英を選びました。

次回の展示は縞状鉄鉱層です。(「国石」である翡翠輝石と悩みましたが、縞状鉄鉱層にしました。)人類が利用している鉄資源の大半は、この岩石から製錬されています。また、地球大気の進化を推測するうえでも、この岩石は重要な役割を果たしています。

石は科学的な情報を持っているだけでなく、文化や文明、人類の歴史と深い関わりのあるものも多くあります。そうした石の背景にある魅力も感じてもらえたらと思います。

振り返りシート【聖光見聞録493】

自分の学力は上がっているのか、下がってしまっているのか、生徒は非常に気になることでしょう。中学生は学力推移調査が行われ、自分の学力の変化が見て取れます。しかし、ありがちなのは、返却後に一喜一憂して終わってしまう・・・それは非常にもったいないことです。せっかく自己分析のできる資料です。私のクラスでは、しっかりと振り返りをさせたいという思いから「振り返りシート」を作成しました。生徒は結果をまとめて、今回の良かった点と改善点を自分の手で書くことで認識できました。これからの学習に対して、どのように向き合っていくべきかはっきりしたことでしょう。このような自己分析できる資料を大切にしてほしいと思います。

創立50周年記念事業~校舎改修工事~【聖光見聞録492】

今年は新年度に合わせて、職員室が新しくなり、現在は新図書室が完成間近となりました。また、GW期間中には校舎の周りに足場が組まれ、9月までの間に校舎外壁塗装や教室改修の工事が進められます。50周年記念事業として新しく生まれ変わる学校を教職員一同楽しみにしております。

学院創立50周年記念・吹奏楽部第46回定期演奏会【聖光見聞録GW特別再録版】

 4月29日(日)、静岡市民文化会館大ホールにて本校吹奏楽部第46回定期演奏会が開催されました。今年は学院創立50周年にあたることもあり、6年ぶりにOB合同ステージも行われました。現役部員35名とその倍近い66名のOB、総勢100名超の男性で奏でられる響きや、本校31期卒業生・入川舜さんのピアノ、本校初代吹奏楽部顧問・渡辺祐志先生の指揮が、耳にも目にも何か印象を残せたならば、嬉しい限りです。
 開催にあたっては学院内外の多くの皆様から多大なご支援を賜りました。休日返上で元気な校歌斉唱を聴かせてくれた中学一年生、見えない部分でも気持ちよく動いてくれた裏方の高校ラグビー部員、生徒指導や学院紹介のために駆け付けた職員、職員以上にこまやかな気遣いで支えてくださった保護者の皆様、お忙しいなか足を運んでくださったお客様。
改めてお礼申し上げますとともに、今後ともご指導ご鞭撻くださいますようお願い申し上げます。本当にありがとうございました。

総勢100名超で行われた演奏

創立50周年を迎えた定期演奏会

会場設置された学校紹介ブース

平成30年 学校説明会のお知らせ【聖光見聞録GW特別再録版】

平成30年学校説明会・入試説明会のお知らせをいたします。
↓下記写真をクリックすると、説明会のページへ移動します。

新入試実施について【聖光見聞録GW特別再録版】

日程はⅠ期入試(1/12 AM)が行われる午後、思考力入試(仮称)(1/12 PM)を実施いたします。

イートンカレッジ・ハロースクール訪問【聖光見聞録GW特別再録版】

本日のGW特別再録版はイートンカレッジ・ハロースクール訪問についてです。
生徒、保護者説明会でも同様の資料を配布させていただきました。

↓下の写真をクリックするとイートンカレッジに関する詳しい内容が載っています。

マレーカレッジ訪問【聖光見聞録GW特別再録版】

マレーカレッジはマレーシア北部のクアラカンサにある国内屈指のエリート校です。イギリスイートン・カレッジをモデルに設立され、「東のイートン」と呼ばれています。実際にイートン校だけで行われるイートンファイブという球技専用の施設もあります。全寮制の男子校で卒業後は多くの生徒が難関大学へ進学します。全人教育をモットーとし、課外活動・芸術教育にも力を入れています。生徒は大変礼儀正しく、すれ違うと丁寧にあいさつをするのが印象的でした。
 この学校の大きな行事の一つにインターナショナルサミットがあります。これは東南アジア各国(例年7か国ほど)から生徒を招待し、シンポジウム等様々な取り組みを行うものです。期間は約1週間です。今年度より静岡聖光学院もこのインターナショナルサミットへ招待していただくことになりました。(日本初) 
 テーマは「ロボット・サイエンス・テクノロジー」です。他国生徒との国際交流もふんだんに盛り込まれています。今年度は7月7日~12日に開催され、文化交流の良い機会になると思います。今後マレーカレッジの生徒受け入れについても検討していくことになりました。
本校では既に今年度のマレーカレッジインターナショナルサミット参加にあたっての説明会を保護者・生徒にもさせていただきました。反響はとても大きく、多くの参加希望者が集まりました。

練習前は必ず監督に握手をして挨拶をする

GW明けに「聖光スクール」スタート【聖光見聞録GW特別再録版】

皆様、GWはいかがお過ごしでしょうか?長い方では先週の土曜日から始まり、9連休の方もいるとか。
皆様にとって素敵なGWとなりますよう願っております。
さて、GW期間中1日~6日は聖光見聞録で反響の大きかった記事をGW再録版として再掲載したいと思います。
ご一読いただけましたら幸いです。


聖光スクールが5月12日(土)14時~開講します。
今年は科学・テニス・ブラスバンド・ラグビー・剣道・バスケットボール・サッカーの計7つの部活動体験をご用意しました。好きな部活、興味のある部活にぜひこの機会に参加してみてください。また、本校の生徒と直接触れ、学校の雰囲気も知っていただければと思います。
詳しくはポスターをご覧ください!

新たにサッカー・バスケットボールが追加!

本校人工芝にて

花に会いに行く「文目」【聖光見聞録491】

 学院のある丘の麓に通称「二つ池」と呼ばれる池がある。その周りにどなたが植え世話をして下さっているのだろう。見事なアヤメが花盛りだ。
 新学期も始まり、4月も後半の土曜日の午後、美術部員と出掛けた。「池のところに花が咲いているから描きに行こう!」
とりあえず、と部長が色鉛筆を十数本ピックアップ。心地よい風に吹かれながら坂を下っていく。
 先生、ぼくは黄色の花なら描きたくないよ…。」と高1の1人。何故?
 着いてみると、花は予想外のムラサキの群。しばし無言。自然と仲良く近場に構え、花を囲んでみる。すると羽虫のような小さな虫が花の周りをぷんぷん飛んでいる。けっこうな数である。「よせっよせっ 虫はダメなんだ~」と先程の生徒。
 虫にも負けず、腰を据えて描き始めると、思いの外の風の強さにびっくり。花はひらひらゆらゆら定まらない。
「つかめない~!!」
 空気はひんやりしているのに日射しは強く、そして花は輝く。他の部活で遠征帰りの寮生も1人加わって〔彼の存在も我々の励みとなった〕一時間程掛けて着色もし、完成。また坂を上る。
 同じ対象を描いても、形も色もさまざま、人柄が出るのが何よりの絵の楽しみ。茎がものすごく丈夫だったり、花柄が航空機の羽のようだったり、妖しげに昆虫めいてこちらをじっと見つめていたり。
 さてさて、尾形光琳〔こちらは燕子花〕への最初の一歩となったかしら。どなたか1本に二つ咲く不思議についての見識を伺えたら幸いです。

トイレ掃除の「福音」【聖光見聞録490】

皆さんは、「福音」という言葉の意味を知っていますか。「良いニュース」つまり、「ちょっといい話」です。
先日、高1トイレ掃除の担当になっている先生から話を聞きました。いつも掃除の点検をしていると、便器の中を磨くのを嫌がってなかなか磨かない生徒もいる中で、ひときわ黙々と丁寧に磨いている生徒がいるということを聞きました。聞くと、「掃除をするとなんだか気持ちよくなるんですよね」という返事が。
福音とは価値のないと考えられているところに価値を作り出し、また、分かち合えば分かち合うほど価値を生みだしていきます。トイレ掃除の彼が生み出した目の前の汚れに時間をかけて向き合うというひたむきさが、誰かの心をうち、共感を生むことを気付かされた気がします。そんな聖光生がいることにひそかに誇りを持った日でした。

中1生のための部活動紹介【聖光見聞録489】

中学1年生は入学してから約2週間が経過しました。
学校にも勉強にも慣れてきたころだと思います。
中学生になって気になるものが他にもあります。
それは・・・「部活」です。

『どんな部活があるの?』『どのような活動をしているの?』
分からないことだらけの中学1年生に向けて、高校2年生のクラス委員を中心に「部活動紹介」を企画しました。
各部活持ち時間3分の中でパワーポイントや実演を交えてアピールをしてくれました。どの部活も魅力的でどの部に入るか迷ってしまうかもしれません。

本格的な入部は5月に入ってから・・・。それまではいろいろな部活に見学に行って、自分のお気に入りを見つけてほしいと思います。
選ぶ基準のポイントは「この部活なら、6年間頑張れる!」
同じ部活の仲間は、苦楽を共にする一生の仲間になると思います。
是非、妥協をせずに選んでほしいと思います。

テニス部部活紹介

山岳部部活紹介

職員室の生徒教員自由スペース【聖光見聞録488】

リニューアルした職員室には生徒との面談や個別指導ができるスペースがあります。
授業間の休憩時間や放課後には、その知的空間が活発に利用されています。

自然科学部数学班【聖光見聞録487】

今年度から自然科学部に数学班を立ち上げました。
基礎的な内容から大学数学にも挑戦しようと考えています。部員の一人は線形数学の勉強をし、高校3年生までに数学検定1級を取得しようと意気込んでいます。そんな頼もしい部員とともに私も数学の研鑽に努めていきます。

毎日コツコツと【聖光見聞録486】

新年度が始まり約2週間がたちました。高校2年生は昨年度より授業の集中の度合いが増したように思えます。また、休み時間、放課後を利用し積極的に先生に質問をする様子も多く伺えます。
高校2年生は写真のように、朝7:50から毎日1問、数学の入試問題をやっています。基礎レベルの入試問題なので比較的取り組みやすいと感じます。早い段階から入試問題に触れて、レベルアップをしてほしいと思います。まだまだ参加人数は少ないですがこれからどんどん増えていく予定です。他学年からの参加も大歓迎です。

新しい国際交流兄弟校【聖光見聞録485】

今年度より新しい国際交流先として、イギリスのイートン校、マレーシアのマレー校が本校の夏期休暇中の国際交流プログラム先として追加されました。
イートン校は王室や貴族の子弟が通い、歴代の首相を19名も輩出している世界トップレベルの学校です。またマレーカレッジは東のイートン校と称されており、特にロボット工学で世界でも優秀な成績を収めています。
今年度よりこの2校が追加され、フィリピン、マレーシア、カナダ、イギリス、オーストラリアへ生徒は行くことが出来ます。
それぞれ特徴がある国・学校の訪問をし、生徒の国際感覚が磨かれることを願っています。

イートンカレッジサマースクール案内

本校保護者向け説明会

体育祭に向けたミーティング【聖光見聞録484】

6月1日(金)に開催される体育祭にむけて高校三年生を中心とした実行委員会が立ち上がりました。実行委員の生徒たちは当日のプログラムや安全管理、Tシャツのことなどを昼休みの時間を使って話し合いを重ねています。例年たくさんの方々にお越しいただいている体育祭ですが、今年も熱い1日になるように準備を進めてまいります。

聖光の英語~パフォーマンステスト~【聖光見聞録483】

静岡大学から来てくださるアシスタントティーチャーの皆さんに、面接形式のテストを実施してもらいました。生徒達は、楽しくコミュニケーションをとる活動とは違いテストという緊張感の中で、英語技能を“評価”されます。「もっとこう言いたかった」「どうしたらもっとうまくいくのか」など、実力と理想のギャップに気づくチャンスにもなります。自分に足りないものに意識を向け、モチベーションアップの機会になった生徒もいたようでした。

寮の進化①【聖光見聞録482】

 聖光学院の寮(中学寮)では中学1年生から中学2年生が主ですが、今年度は高校2年生までの一部の生徒を加えた5学年が住むこととなりました。そこで、目指したいのは横(同学年)で仲良くなることは勿論ですが、縦(異学年)での生徒間で刺激をし合うということを我々教員も意識し、生徒たちと寮での生活を進めていきたいと考えています。
 さて、写真の卓球場ですが、一見「ただの卓球台が映ったもの」といった印象だとは思います。左側真ん中辺りをよく見ると空のペットボトルが2本あります。寮内での公共場所ルールはつい2年前までは教員主導の指導・指摘を行う場面が多かったのですが、今年度これに気づいたのは中学3年生や2年生です。「先生、あれは1年生が置いていったものなので使い方をアナウンスしたい。」と言ってきました。自分たちの利用する場を自分たちでよりきれいに、より心地よく使っていく。生徒たちが寮を第二の家として認識してくれている表れだと感じます。彼らが切磋琢磨し合える環境づくりを今年度も共に目指していきます。今回は「彼らが気づき動いた」にスポットライトを当ててみました。今年度もどうぞよろしくお願いします。

中1みことばの集い【聖光見聞録481】

先日、中学1年生はオラトワール(教会)で「みことばの集い」を行いました。
チャペルの中の厳かな雰囲気に生徒たちは少々緊張気味でした。
しかし、学校生活が充実するよう全員で熱心にお祈りをすることができました。
その後は、校長先生から聖書を頂きました。
聖書はカトリック倫理の授業でも使用しますが、それ以外の時間も手に取り、カトリックの教えに多く触れてほしいと思います。