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聖光見聞録441~460


卒業して22年【聖光見聞録460】

来年度の創立50周年を記念して、卒業以来初めてとなる同窓会を開催しました。

OB教員ということで、今回幹事をやらせて頂きました。参加した同期は約40名。会場となった中華料理のお店も同期が最近オープンした本格派のお店です。

学校からは、校長先生、そして今年度をもって退職される先生にもご出席頂きました。

卒業して22年経っても、すぐに昔のような関係に戻れ、話題と笑顔が尽きない同窓会となりました。それぞれの道で活躍している仲間たちに触れ、我々の出会いを作ってくれた母校に奉職していることの意味を、改めて考えるきっかけにもなりました。卒業してからジワジワと来る本校の良さを伝えることも、OB教員の使命なのかもしれません。

遠くは福岡からも駆けつけてくれ、絆の強さを感じました。今回の同窓会を機に、今後もこうした集まりを持ちたいと思います。

自然科学部近況報告【聖光見聞録459】

先日の自然科学部の活動では、学校の日本庭園で、ドローンを飛ばしました。目的は樹木の観察です。少し風のある中でしたが、安全に気をつけながら、生徒は上手に操縦をして、50メートルほど上空まで飛ばすことができました。たくさん写真を撮ることができたので、これからデータをまとめていきたいと考えています。自然科学では、しばらくドローンのブームが続きそうです。

日本庭園を上空から撮影

高1ダンス発表会【聖光見聞録458】

3月2日(金)4校時にダンス発表会を実施しました。高校一年生のダンスでは曲の選曲から踊りの振り付けまで全て生徒が決めます。発表会では日頃の練習の成果を発揮し、今までに見られないくらい完成度の高い発表会となりました。

ゼミ発表会(ポスター発表会)【聖光見聞録457】

中3・高1が1年間ゼミ活動として取り組んできた内容をポスター発表しました。 ゼミ活動とは教員の得意分野(専門教科に限らない)に沿って設定されたテーマから選択し1年間研究をするというものです。 研究は実技・製作・研究・フィールドワーク等多岐に渡ります。今回の発表は各ポスターの前に研究者が立ち興味を持って集まった人に説明をするスタイルです。教員も参加し、活気のある発表会になりました。

授業の準備【聖光見聞録456】

生徒の皆さんは、先生が授業をするときにどんな準備をすると思いますか?
実験道具の準備、教科書の内容の確認、黒板に書く内容の計画、プリントの作成などなど…
いろいろな想像ができるのではないでしょうか。その中で、皆さんだったら何に一番時間をかけて準備をするでしょうか?

いま中学1年生の理科では、生徒が授業を行う「逆転授業」の活動をしています。逆転授業の準備をしている中で、生徒から「これってどういうことなんだろう?」「これすごい!」「こんなことあるの?!」といった声が上がります。そんなときは、思わずニヤリとしてしまいます。私の授業では、そうした疑問や興味関心をもってもらうことを大切にしています。

世の中には不思議がいっぱいです。その不思議を解明するための理科は、面白いものであってもらいたいと思います。そのため、私が一番時間をかけて準備することは、興味関心や疑問を生むための準備です。「好きこそものの上手なれ」という言葉がありますが、ぜひ理科を好きになってもらって、理科的な考え方を身につけてもらえたらと思います。

駐輪場現況(事務室だより)【聖光見聞録455】

 春一番が日本列島を吹き荒れ、3月の声を聞き学校の校舎受付前の河津桜が七分咲きになってきました。
 この度、4月からの駐輪場について保護者の皆様にもご心配をお掛けしておりますが、現在の状況についてご報告致します。
 昨年末に貸主様より長らく本校の駐輪場としていた土地を3月で契約満了したい旨のご連絡を受け、すぐに地元の公民館、金融機関、保護者、卒業生の方々から情報提供をいただき候補地を模索しておりましたが、なかなか良い条件の場所が見つからず現在に至っております。
 学校としましても4月から自転車通学生が不便にならない様、懸命に努力しております。駐輪場の場所が決定次第いち早く保護者の皆様には、お知らせ致しますので今暫くお待ちください。

大学受験【聖光見聞録454】

 先日、高校2年生に対して放課後補習への参加を呼びかけたところ、複数名が金曜日の放課後の下校時刻まで大学入試問題に取り組むという場面がありました。前期は、朝7時30分から行っていましたが、時間が早いからか参加に差がある状態だったため、放課後補習に変更しました。この補習は、来年からの本格的な「受験生」とよばれる高校3年生になる前に、もう一度大学受験に必要な学力とは何なのか、実際の入試問題を解く中で意識づけさせたいという思いがありました。特に社会科の教科は、直前にやればなんとかなるという思いを、「何とかならない」という少し生徒からすると厳しい視点でとらえさせる意図がありました。センター試験の過去問や有名私大の問題は、用語の暗記だけでは合格レベルまで到達しません。日々の授業を振り返らせる意味でも、まだ少人数ながらもやる気をもった聖光生が1年後にどこまで成長していくのか。楽しみに思いながら一緒に目標に向かっていきたいと思いました。

人文科学部(文芸班)【聖光見聞録453】

先日、部活動の一環として、生徒と一緒に静岡市街の本屋を巡ってきました。自由に本を選んでもらい、後の活動の中でその本の紹介文を書いてもらう予定です。岩波文庫や講談社学術文庫等の文庫の種類や新書、単行本等の説明や平積みされている本など、本屋がどのように本を売っているのか、そんな他愛もない話をしながら、各自本を購入しました。本を購入した後、昼食を食べながら本を見せ合い意見交換をしました。前期の文学旅行以外になかなか外に出て活動する機会がないので、大変有意義な時間を過ごすことができました。

漢字テスト【聖光見聞録452】

今日で2月も終わり。いよいよ学年末を迎えようとしています。
先日、中学高校とも年間で定期的に行っている(中学は5回。高校は4回)漢字試験の最後の回を実施しました。学年別で使っている漢字テキストの、決められた範囲から50問出題され、40問以上正解で合格となります。今回は最後の回ということもあり、今までの回が全部合格している生徒は、年間完全合格がかかっている大事な試験です。きっと多くの生徒が合格できたことでしょう。ちなみに全回合格を果たすと、ちょっとしたごほうびがもらえることになっています。

中3スキー研修の一コマ 【聖光見聞録451】

中3スキー研修は、生涯スポーツであるスキーを通して、学年の絆を深め、仲間の新たな一面を発見することを目的として行われましたが、まさに普段見られない姿を見せた生徒がいましたのでご紹介したいと思います。
学校ではお調子者といった感じのI君ですが、スキーの腕前はかなりのもので、インストラクターの方からはサブリーダーの役割を与えられグループの最後尾を滑っていました。
その時、スキー場では、本校以外にもスキーのレッスンを受けている学校があり、その中の生徒1人がはぐれてしまうという事態が起きました。インストラクター同士のやりとりからそのことを知ったI君は、注意深く周りを見ながら滑り、その生徒がゲレンデの端にいるところを発見したのです。声を掛けて安心させ、近くの教員に伝えたことで、その生徒は無事合流することができました。またその後、同じようにはぐれてしまった生徒一人も発見してくれました。
私がこのことを知ったのは、滑り終わった夕方になってからでしたが、I君の行動を聞いて大変嬉しく思いました。本校の生徒として、素晴らしい姿を見せてくれたと思います。
今回のスキー研修では、スキー初心者の生徒も多くいましたが、レッスンを受けたことで皆滑ることができるようになりました。今年度をもってスキー研修は最後になりますが、それぞれ心に残る体験であったと思います。

希望者にはナイターも

スキー研修【聖光見聞録450】

中学3年生は2月13日(火)~2月16日(金)まで3泊4日のスキー研修に行ってきました。長野の雪山は、静岡とは違ってとても寒さ厳しく、またその雪の多さにも生徒たちは驚いていました。
私は初心者のグループを見ていましたが、彼らの初日はスキーブーツを履くことさえも困難な状況でした。しかし、最終日にはゆっくりと頂上付近から滑れるまでになり、短い期間でも日に日に上達していくのが見て取れました。最終日には写真入りの修了書をもらい、スキー研修を無事終えることが出来ました。3泊4日の研修旅行は、仲間と密に過ごすことができた素晴らしい体験となりました。

『駿河の白隠さん』展見学【聖光見聞録449】

写真は中1生徒による臨書

 生徒と出掛けるのは、楽しい。美術部は、去る2月10日の土曜、半日の授業の後、『駿河の白隠さん』展を見に行った。静岡駅前の静岡市立美術館である。
 折しも「白隠さん大好き」なブルース・R・ベイリー氏(アメリカ人・日本ロレックス株式会社代表取締役社長)の講演を拝聴するという好機にも恵まれた。
 富士山と兄弟分のような容姿のマウント・フットのお膝元、オレゴン州ポートランドで近隣の日系人ともつき合いつつ育った、というベイリー氏。青年期に東洋学に出会う。鈴木大拙・ゲイリースナイダー・ヴィトケンシュタイン、そしてタゴールらを学び、のち来日。沼津市原の松蔭寺第17世中島玄奘師との関わりもまた、氏に深い影響を与えたという。
 ざっくばらんで親しみやすい日本語で、ベイリー氏は白隠さんの生いたち、行脚、生き様や魅力を語った。とりわけ、人々の為、禅を伝えるための書画であったこと、六十を過ぎてからますます闊達であったことが興味深い。私は「人を救うなら、自分をさらけ出してから自らがとてもオープンであることで相手の鏡となりなさい」という言葉に心を動かされた。
 講演後、高校生がちゃっかり(?)ベイリー氏とのツーショットを収めていた。彼らが氏に「今学生でこれから社会に出る僕らに、いちばんの禅の言葉を教えて下さい」と乞うと、「そもそも“いちばん”という考え方が無いですねえ。ひとつと絞らず色んなことや情況に対応できる人に育ちなさい。」
 また、中3の生徒はベイリー氏が初めて白隠さんの書画に出会ったとき、「わっなんだこれは!?」と突然飛び込まれたような、いきなり目を開かされたようだったという、まさしく同等の印象を展覧会場で受けた驚きを語っていた。
 よくぞこれだけの書画が一堂に会したものである。私は、禅師のものと画家のそれとの違いをたたきつけられたように感ぜられて、笑い出したいくらいだった。白隠さんの手による墨の跡はユーモアに溢れていて、書も秀逸であることに違いないのだが、とにかく、さらり、からりとしていて、さわやかである。あたかも松の木にでも対峙しているような気持ちになる。

ああ、おまえさまかと摺り鉢にに語り

ゼミ発表会へ最終チェック【聖光見聞録448】

マネジメント研究ゼミ

2月28日のゼミ発表会に向けて本日も準備中です。準備も最終段階です。来週の発表会は盛り上がること間違いないです!

nanoblockゼミでは準備の合間に作成していました。設計図なしで短い時間でこんな作品も出来るようになりました。(決して遊んでいるわけではありません)

来週の発表会が今からとても楽しみです。

百人一首ゼミ

nanoblockゼミ作品

中1ホームルーム【聖光見聞録447】

先日、中学1年生のとあるクラスのHRを見学させて頂きました。
HRは学年や先生によって個性がでるものと考えています。
自分のHRは、私が連絡事項を伝え、すぐに終了することが多いです。
ところが見学させていただいたクラスは、まったく違うスタイルでHRを行っていました。
挨拶をしたあと、一人の生徒が黒板の前に立ち、HRを仕切り始めるのです。
朝なら「今日の予定」や「連絡事項」。帰りには「明日の連絡」や「1分間スピーチ」などです。
その日の1分スピーチの内容は「家族で旅行をした時の話」でした。
聞き手の生徒たちも熱心に話を聞いており、非常にスムーズはHRでした。
担任の先生は教室の入り口でニコニコと生徒たちを見ており、HRの最後にHRを運営した生徒の努力をほめていました。
「主体的な学び」がよく話題になっていますが、授業以外でもその成長機会がたくさんあるように感じた、素敵なHRでした。

卒寮式〜伴奏を担当した生徒〜【聖光見聞録446】

先月の卒業式前夜、寮では「卒寮式」が行われました。中1〜高2までの生徒が、各学年ごとに出し物を準備、披露をし、卒業生たちへの餞としました。
高1生が選んだ演目は「手紙」の合唱。生徒たちが私の元に「稽古をつけて欲しい」と持ってきた譜面を見て、正直「できるのか?」と不安になりました。3声に分かれたパートが複雑に絡み合う難易度の高いアレンジだったからです。それに加えて伴奏ピアノの難しさも…。

ところが、その不安は数日後、稽古に臨んだ彼らの歌声を聴いた瞬間、驚きに変わりました。練習をするにあたってのアドバイスはしていたのですが、まさかここまで仕上げてくるとは!

歌にも驚きましたが、今日は伴奏を担当した生徒にスポットを当てたいと思います。
 
彼は大変おとなしい性格で、普段はけして目立つタイプの生徒ではありません。友達と会話をするときは、周囲に聞こえないように小さな声で話しかけます。なるべく目立たないように意識しながら行動をする、そんな彼ですが、ピアノの前に座ると一変、ピアノの音を通して自分を表現しようという気持ちが前面に出て来ます。普段の彼からはとても想像できない音色です。仲間の合唱を見事な伴奏で支えました。

彼のピアノでの活躍は、卒寮式だけでありません。授業内での発表会に向け、彼は今、ショパンの難曲「革命のエチュード」に挑戦をしているのです。寮生活をしている彼にとって、ピアノの練習時間の確保はほぼ無いに等しいはずなのですが、週を重ねるごとに成長が見られます。リズムが複雑で弾きこなせていなかった部分も、指摘をすれば翌週には改善されています。そういうところからも、彼のピアノに対する強い気持ちが垣間見得ます。週末の短い帰宅時間を利用して、努力をしているのでしょう。
普段は引っ込み思案ではあるけれど、ある分野においては非常に活き活きとした取り組みを見せることができる。とても素敵なことだと思います。彼のそんな一面に触れることができたことが、とても嬉しかったです。発表会まであと少し!仲間たちに熱い演奏を届けられるよう、応援しています!

受験を一年後に控えた高校二年生【聖光見聞録445】

寮では、受験を一年後に控えた高校二年生に対し、受験に対しての意識を高く持ってもらえるよう高3校舎にある大学情報室で希望大学や興味のある大学をじっくり調べる時間を作りました。
情報室には全国の主要大学のパンフレットや過去問などが取り揃えられており、生徒達は来年の受験に向けて、さまざまな資料を手に取り、イメージを膨らませていました。

「キレイを保とう」【聖光見聞録444】

DUSKINモップを導入して1年
掃除が飛躍的に向上し“キレイ”が保たれています。生徒達にも少しずつ美化意識が育まれていることを実感します。掃除の時間だけでなく、昼休みには生徒会を中心として3S活動を実施し、午後の授業が良い環境で始められるよう声かけをしています。
生徒,教員が一体となってこれからも環境美化に取り組んでいこうと思います。

ルセール寮 生徒居室の振り分け【聖光見聞録443】

現在ルセール寮では来年度に向けて、各学年が新しい階へ引越しを行なっている最中です。
ルセール寮では4階を受験生の高3フロアとして利用していました。
しかし、来年度は新たな取り組みとして、新高校2年生の一部の生徒を、高3(受験生フロア)である4Fで生活をすることに決めました。
高2にの春頃から、生徒は自分の進路が徐々に決まり始め、学習の優先順位を最上位に設定する生徒が増えてきます。
よって、彼らが、高3生と共に1年早く受験生の空間で過ごし、鍛錬を積み、大学入試に向けた準備をスムーズに行うことができることを目標にしています。
また高3生には後輩に正しい受験生の姿を見せることで自らを律し、厳しい1年を乗り越えてもらいたいと思います。

ゼミ発表会に向けて【聖光見聞録442】

生徒たちは、2月28日に行われるゼミ発表会に向けて準備中です。1年間各先生のもとで、通常授業で習う科目以外の学びを体験してきました。それぞれいろいろな学びの形を生徒たちは感じ取れたのではないでしょうか。
※ゼミ活動は教員の得意とする分野を授業として行っています。生徒達は好きな分野を自ら選択し、受講します。
写真は、自転車ゼミ、プログラミングゼミ、新聞研究ゼミ、チョコレートゼミ、数学パズルゼミ、スペイン語ゼミです。

数学ゼミ

自転車ゼミ

チョコレートゼミ

新聞ゼミ

プログラミングゼミ

スペイン語ゼミ

体育の授業【聖光見聞録441】

今年度から中学1年生から高校1年生まで体育の授業でラグビーを実施しています。
はじめてラグビーボールを触る生徒が多いことから、できるだけ多くボールに触る機会
を設け、皆が楽しめるゲームを実践しています。ラグビーというスポーツを楽しめるように、またチームワークの大切さを感じられるように指導していきます。