グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム >  聖光見聞録 >  聖光見聞録861〜880

聖光見聞録861〜880



正月準備【聖光見聞録880】

新年明けましておめでとうございます。今年も本校の取り組みや生徒の様子などを投稿していきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

皆さまにとって素晴らしい1年となるようお祈りいたします。
写真は冬休み前に生徒が作成していた門松です。
投稿:中学社会科教諭

全国高校ラグビー大会 シード校に敗退【聖光見聞録879】

全国高校ラグビー大会2回戦へ【聖光見聞録878】

全国大会1回戦がいよいよ始まります【聖光見聞録877】

本日、花園ラグビー場にて全国大会1回戦、沖縄県代表名護高校と対戦します。

生徒たちは主体性をキーワードにこの一年間学校生活を送ってきました。

たくさんの失敗もありましたが、この日を迎えられた事は多くの方々に支えられたからだと感じています。
昨日、高3主将の大西が対戦相手をリスペクトして戦いたいと話していました。とても大切なことです。悔いのないように頑張って欲しいです!
投稿:中学社会科教諭

クリスマス・コンサート【聖光見聞録876】

12月21日(土)、本校でクリスマスコンサートが行われました。昼の部はSeiko Culture Lab.(図書室)、夜の部は聖堂オラトワールで。今年も本校職員の在籍する木管五重奏団「アンサンブル・クレアドール」による演奏でした。ちなみに「クレアドール CREADOR」は、スペイン語で「創造する」という意味。昨年度50周年を迎え、新しい50年を切り拓こうとする本校にぴったりですね。

プログラム
1.ノヴェレッテ
2.ウッドウィンズ・オペラ・ガラ・コンサート
3.くるみ割りマシーン!
4.夢はひそかに
5.ビビディ・バビディ・ブー
6.『ニュー・シネマ・パラダイス』メドレー
7.Immer Kleiner
8.ダンス組曲
9.クリスマスの讃美歌
10.クリスマス・メドレー


クラリネットを分解してどんどん短くしながら、最後はマウスピースだけで演奏するお茶目な曲もあり、定番のクラシックもあり、ディズニーもあり、幅広い年齢層に合わせたプログラムでした。何より木管五重奏(フルート、オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴット)の柔らかくも豊かな響きが心地よく、一足早いクリスマスに幸せな気持ちになったひとときでした。

クラリネットを演奏するのは本校音楽家教諭の澤井先生です。
寒い中、ご来場くださいました皆様、ありがとうございました。 
投稿:高校国語科教諭

気持ちを届ける【聖光見聞録875】

先日、自然科学部では近隣の老人ホームに行き、歌をプレゼントしてきました。
歌の選曲ですが、本校がカトリック校であり、クリスマスが近いということで「しずけき」、そして、おじいさんおばあさんに喜んで欲しいという思いから「ふるさと」の2曲にしました。

普段の練習の時から一生懸命歌っている部員たちですが、前日には「明日の訪問では全力で歌を頑張ります。」とノートに綴っている生徒もいました。
当日は、部員たちの歌で、おじいさんおばあさんが一緒に歌ったり、目を潤ませて聞いてくれたりしたので、こちらも胸が熱くなりました。
特別なことをしたわけではありませんが、相手を喜ばせたいという思いで行動することが何よりも尊いことであると改めて実感した一日でした。
本日は素晴らしいクリスマスをお過ごしください。
投稿:中学数学科教諭

クリスマスの集い【聖光見聞録874】

12月20日(金)、クリスマスの集いが行われました。
1.御降誕ミサ
2.修道会創立200周年記念式典
3.クリスマス・フェスティバル
吹奏楽部「クリスマス・イブ」「天城越え」
中1合唱「心と心で」
ユーフォニアム×ピアノ「主よ、人の望みの喜びよ」
アルトサックス×ピアノ「アヴェ・マリア」(グノー)
有志聖歌隊「ごらんよ空の鳥」
今年は本校を創設したキリスト教教育修士会の200周年のため、修道会からもブラザーが来校し、全校生徒にメッセージがありました。

驚いたのは、企画中に生徒が「今年はバンドやダンスはやりません」と言ったことでした。お祝いですし、キリスト教に関連しないものでも構わないのですが、「クリスマスらしくまとめたい」と。文化祭ステージと違い、自分たちが楽しむ場ではないとも言っていました。普段おとなしい彼がはっきりと言ってくれたことに成長を感じた場面でした。

中1合唱は何度聴いても心を打たれます。また学年ごとのカラーが反映されて、同じ曲でも毎年違う演奏になるのが楽しみです。たとえば昨年は、お互いの個性を尊重し合った、元気いっぱいの歌声。今年は、集団としての和を重んじた、洗練された響き。まさに「歌は祈り」の言葉どおり、それぞれの想いのつまった演奏でした。

午後は奉仕活動。各部活動で慰問や清掃などをしました。年に一度だけお邪魔してお手伝いというのは、施設にとってはご迷惑やご負担かもしれません。それでも、こうして毎年受け入れてくださることが、生徒の成長につながっています。素敵な機会を与えてくださった皆様と神様に感謝した一日でした。

クリスマスの集い 奉仕活動【聖光見聞録873】

先日、本校の学校行事であるクリスマスの集いの午後の奉仕活動として、学校の近くにある御高齢の方が主に在籍しているグループホームを、部活動の生徒とともに訪問しました。

「アーメンハレルヤ」「ふるさと」を生徒が歌い、座って聴いていた方々が一緒に口ずさんでくれた姿も嬉しかったのですが、特に印象に残ったのが紙芝居を行った場面でした。緊張感して話している本校の生徒の姿を見て、座って聴いていたある女性が、小声で「頑張って」と励ましてくれました。生徒自身もこの声で少しほぐれたのか、最初よりも声が通るかたちで無事話し終えることができました。

言葉を交わし合う中で生まれてくるさまざまな感情。ほんの一瞬でも心の深いところまで触れるような言葉の大切さを、今後の学校生活の中で生徒が学んでいけるような教育活動を続けていければと思いました。
投稿:中学社会科教諭

寮のクリスマス会【聖光見聞録872】

12月18日に寮4大イベントの1つであるクリスマス会がありました。クリスマス会は1部、2部に分かれており、1部では中学生1年生から高校3年生まで、寮生全員でクリスマススペシャルディナーを食べました。いつもと違った料理を楽しそうに食べる生徒たちの様子を見ることが出来ました。

2部では例年、中学生がボセジュール寮で各学年の練習してきた出し物を見て盛り上がりますが、今年は高校生もビンゴ大会を行い盛り上がりました。ビンゴ大会はピエールロバートホールで行い、前の大きなスクリーンに映して番号を発表していきました。写真にもありますが、一つ一つ番号が出るたびに生徒の一喜一憂する様子がとても良いですね。

中学生の出し物では、学年ごとの練習の成果を十分に発揮できただけでなく、その場で他学年や教員を巻き込んで盛り上がることが出来ました。参加している生徒とともに、見に来た教員もとても楽しそうにしている、とても幸せなクリスマス会となりました。

中学3年生 今年の漢字【聖光見聞録871】

中学3年生の国語の授業で、今年の世相を反映した漢字一字を考えるということをしました。
日本漢字能力検定協会に専用の用紙で生徒分を送りました。全国の募集者数は216,325票だったそうです。
12月12日の日本漢字能力検定協会によると以下のようになったようです。

1 位 「令」 2 位 「新」 3 位 「和」 4 位 「変」 5 位 「災」 6 位 「嵐」 7 位 「水」 8 位 「風」
9 位 「天」 10 位 「税」 ということで、今年の漢字は「令」になりました。

中学3年生も今年の漢字に「令」を選んだ者が9名おりました。台風の被害が多かったので「台」やラグビーW杯ベスト8、バスケットボールの八村塁選手で「八」の漢字を挙げてくれた生徒もいました。応募数が多かった「税」「嵐」「和」「新」「水」といった漢字も挙げてくれました。

故白川静立命館大学名誉教授によると、「令」は、象形で神官が冠をつけてひざまずいて神意を聞いている形で、古くは「令・命」二つの意味に用いたとされます。元々は「神のおつげ」、そこから「おふれ」「いましめ、おしえ」「よい、ただしい、めでたい」「させる、いいつける」等の意味を表すようになったようです。

今年の漢字を考えるということで、一年間を振り返る良い機会になれればと思います。

お手紙【聖光見聞録870】

本日、本校の寮ではクリスマス会が行われます。

そのお誘いのお手紙を生徒がくれました。

このデジタルな時代に、一生懸命手書きで書いてくれたことに感動してしまいました。

きっとよいクリスマス会になることと思います。
投稿:中学理科科教諭

寮のお掃除大会【聖光見聞録869】

先日ボセジュール寮で『第1回ボセジュール杯争奪!心を整えるクリーンアップ選手権大会』

という名の大掃除大会が行われました。

生徒たちはこちらの想像以上に一生懸命取り組み、表彰式も大盛り上がりでした。

「机の上に何も置かない」「ベッドにぬいぐるみをかざる」などなど、各部屋のこだわりは見ていてとてもユニークでした。今後はテスト明けなどに随時開催していきたいと思います。
投稿:中学理科科教諭

世界遺産予想【聖光見聞録21世期型教育編】

少し前の話題になります。中学2年生の歴史は、室町時代に突入し、先日は幕府と交流のあった琉球王国について学びました。最近、ニュースなどで取り上げられる沖縄県の首里城ですが、教科書に載っている写真を見て、「これが世界遺産なんだ!」「富士山と一緒だね」という意見を聞きましたが、中には、「なんでこれは世界遺産じゃないの?」という疑問も出てきました。そこで、日本に限らず、世界各国にある世界遺産の中から、自分のお気に入りを一つ調べまとめるということを行いました。それぞれの遺産には、必ず世界遺産に選ばれた理由があり、その理由や特徴を調べることで文化財を見る視点や文化との関わりについて理解が広がると考えました。生徒は、金閣、銀閣といった室町時代を代表する日本の建造物や、モンサンミッシェル、アンコールワットなど海外の憧れを持つ場所など様々な場所を調べ、その遺産の歴史や場所、文化的価値をまとめていました。実際に訪問したことのある生徒は、自分で撮った映像や写真を使い、クラスメイトの視線を集めていました。新たな発見をした生徒が多く、「ぜひ行ってみたい」「首里城も早く元通りになってほしい」という声を聞くことができました。最後に、今後日本の中でどのようなものが世界遺産に登録されるか?という疑問を生徒に投げかけて授業を終了しています。なぜ歴史を学ぶのか、なぜ文化財を残す必要があるのか、歴史的・文化的価値観に基づいた生徒たちの未来の世界遺産予想を期待しています。

素敵なクリスマスを過ごしませんか?【聖光見聞録868】

クリスマスのあの名曲を中心に、バラエティーに富んだプログラムを用意しました。
個性豊かな木管楽器による美しいアンサンブルをお届けします。
幸せな心温まるひと時をお過ごしください。ご来場お待ちしております。

『アンサンブル・クレアドール』
2012年、静岡市在住のプロ音楽家により結成された木管五重奏団。2014年、静岡音楽館AOIにてリサイタルを開催。静岡県内を中心に、ライブハウスや施設、各種イベント等で演奏活動を行なっている。クレアドールとはスペイン語で「創造する、生み出す」という意味。

フルート:佐藤充一 オーボエ:牧野早央里
クラリネット:澤井健一郎(本校音楽科教諭) ホルン:松下未來
ファゴット:山田有希子

長期的実験の準備【聖光見聞録21世期型教育編】

私の理科の授業は1コマで内容が完結するものが多いです。
1時間の授業で1つのテーマを深く考えることを大切にしています。
それによって、他教科とのつながりや物事を自分事に捉える力につながると考えているからです。
実験もなるべくコンパクトにまとめ、結果について考える時間が多いです。

しかし、長期的な実験も生徒の将来に必要です。
世の中には時間をかけることによってゆっくりと変化するものも多くあります。
特に生物分野では生物の進化や環境の変化は50分ですぐに変わるものではありません。
じっくりと長期間実験による「なぜそうなったのか」、「違う条件ではどうなるのか」という思考は、50分のコンパクト実験とはまた違った考察力を磨くことができます。

そんな長期実験として中学2年生では毎年「ミニ地球」つくりを行っています。
物質の循環をテーマにし、プラスチックケースに地球を作ります。
10月初旬に作成し、それから一度もフタをあけていません。
2週間に1回観察を続け、毎回写真を撮り、その変化をまとめて友人と情報交換をします。

「入れた植物が枯れてしまった!」「新しく植物が生えてきた!」「新しい生物だ生まれた!」など時間をかけたからこそ見つけられる変化が多くあります。

生徒にはこのような理科の実験を通して、理科好きになってもらうことはもちろんですが、さまざまな思考力を鍛え、他分野でもいかせるようになってもらいたいと願っています。
投稿:中学理科科教諭

高校テニス部東海私学大会出場【聖光見聞録867】

12月1日(日)に高校テニス部は東海私学大会団体戦に出場してきました。本校は静岡4位として出場しました。東海大会という貴重な場で各上の学校にチャレンジできる機会でしたので、1日を通して「楽しむこと、攻める気持ちを持ち続けること」を選手に伝えました。順位戦も含めて3戦行い、惜しい試合もありましたが、残念ながら8位という結果に終わりました。しかし、選手だけでなく、応援していた選手もレベルの高い選手を目の当たりにして、刺激的な1日だったようです。選手たちは試合が終わった後、今まで以上に前向きな心構えになった様子でした。来年もこの大会に出場し、1つでも順位を上げられるようにしていきたいと感じました。選手の皆さんも頑張りましょう!
投稿:中学数学科教諭

ALを取り入れた一連の授業展開【聖光見聞録21世期型教育編】

数学の授業では、演習をみっちり行う時間も必要である。この日までに、中学1年生は連立方程式を扱ってきたが、まだ十分に演習する時間を取れていなかっため、演習を行った。一人で演習する時間とAL(学び合い)の時間をとってやってみたところ生徒たちは各々固まって学び合いを始めた。それぞれのグループの様子を見ていると、特定の生徒が一方的に教えているということがほとんどなく、生徒同士で一緒に考えていた。

この日の授業の狙いは
①中学1年生としての土台(思考コードA1)の強化
②他者へ教えることによって理解を深める(思考コードA2)

の2つをイメージしていた。しかし、生徒の様子を見ていたら、「教える」というよりも与えられた課題に対して自分の考えを相手に伝える場面が多かったように感じる。さらに自分の考えと他者の考えを総合して課題解決に向かっているようだった。つまり、私の考えとは裏腹にほとんどの生徒が自分の考えを論理的に相手に伝える(思考コードB2)ことをやっていた。このように、自分のねらっていた思考コードとは別の領域になってしまうのは自分自身の力不足もあると感じるが、同時に面白さも感じる。ここまでA→Bと思考コードがきたので、Cの領域まで手が出ないか急遽考え、チャレンジとして「自分でオリジナルの問題を作ってみよう。」(思考コードC1)という課題を提示してみた。生徒たちはやはり戸惑っていたが、意欲的に取り組んでいた。時間が十分に取れなかったことが失敗であったが、生徒たちは別の視点から連立方程式を見ることができたのではないかと思う。次回の授業で生徒が作った問題を何個かピックアップしてみんなで解く予定であり、フィードバックにもなるはずである。

山岳部【聖光見聞録866】

本校には山岳部があります。
普段は体力をつける為、校内のあらゆる場所をトレーニング場としています。また連休などには、様々な山登りにチャレンジしている運動部です。

一時部員不足なった時期もありましたが、近年は部員がまた増え大所帯となってきました。今日はテント張りの練習です!
投稿:中学社会科教諭

学院内のクリスマス【聖光見聞録865】

12月2日(月)夕刻、クリスマスイルミネーション点灯式が本校聖堂にて行われました。お昼を過ぎても続いていた豪雨が嘘のようにやみ、一時は虹や天使のはしご(雲の切れ間から差す光をこう呼ぶそうです。天使が天の国に行くときに上るのだとか。翼があるのに、なぜはしごが必要なのかは謎ですが)さえも見られました。

点灯式は学院長挨拶に続き、ミニコンサート。生徒によるユーフォニアムの「主よ、人の望みの喜びよ」、アルトサックスの「アヴェ・マリア」が演奏されました。コンサートのラストナンバーは昨年同様、聖歌「ごらんよ空の鳥」の合唱です。生徒にとってもなじみ深いこの曲は、先日のローマ教皇ミサで歌ったこともあってか、昨年よりも大きな声が出ていました。思春期の男の子たちというと変に冷めていたり、照れくささの裏返しでふざけたりしがちですが、そういったことのないまっすぐでピュアなところも、男子だけの環境によるのかもしれません。

いよいよクライマックスのライトアップ。おいでくださった近隣の方々とカウントダウンしました。「5、4、3、2、1、0!」 朝からの雨で漏電等も心配されましたが、無事点灯し、原爆の日以来、久しぶりに鐘楼の鐘も鳴り響きました。2つの鐘、アルベールとマリーも久しぶりの仕事で嬉しかったことでしょう。セレモニー後も、ご近所のみなさんがお散歩がてら見にきてくださり、生徒たちは嬉しそうでした。

点灯式やその準備は生徒主体で行われますが、OBの保護者など多くの方に助けていただけたからこそ、成功したものです。何より平日のお忙しいなか足を運んでくださる方々あってのもの。生徒に代わってお礼申し上げます。本当にありがとうございました。そして、どうぞ来年もおいでください!

 ※イルミネーションは1月14日(火)まで毎日17:00~21:00に点灯します。よろしければ見にいらしてください。
投稿:高校国語科教諭

静岡県中部化学研修会【聖光見聞録21世紀型教育編】

去る11月29日本校にて静岡県中部の化学教員の研修会がありました。私は高校2年のクラスで研究授業を担当しました。

テーマは「タブレットと電子黒板を利用したヘスの法則の検証実験」で、50分の授業の中で熱量測定の実験(班ごとに分かれて3種類の別々の実験)→ iPadにてレポートの作成→実験内容のプレゼン→3種類の熱化学方程式からヘスの法則の検証と、盛りだくさんの内容で授業案を立てて授業に臨みました。

途中のレポートの作成では熱量計算の場面で苦戦する生徒もおり、時間内に目標が達成できるか心配になることもありましたが、生徒たちは班ごとに協力をして、最後まで粘り強くレポートを完成させ、電子黒板にてプレゼンを行い、最終的にクラス全体のデータからヘスの法則を検証することができました。

研究授業終了後のアンケートでは、「まさに最先端の授業」「1時間で実験をしてプレゼンをまとめ発表するところまで到達していたところが驚きました」「生徒の理解度が高い!」「生徒が全員自発的な学びをしている」「生徒たちがお互いの発表を讃え合う関係が印象に残った」といったように授業内容や生徒に対してのお褒めの言葉を多くいただき、準備が非常に大変でしたが、チャレンジしてみて本当に良かったと思いました。何よりも、生徒たちが非常によく頑張ってくれて、感謝とともに生徒たちのことを誇りに思う経験でした。

またアンケートの中には「先生も生徒も目的を持って学んでいる学校であると感じました」といった言葉もいただきました。まさに21世紀型教育の取り組みが見学にみえた先生方にも伝わったのではないかという気持ちと、私自身も最近「何のために学ぶのか」ということを大切に考えて生徒たちに伝えていこうと思っていたので、その気持ちが通じたのかなとも思い、嬉しい気持ちになりました。

一方で「薬品の扱いに関する注意喚起が不十分」といった指摘もいただいたので、これからもさらにより良い授業が出来るように、研鑽に努めていきたいと思いました。研修会にご参加いただきました多くの先生方、本当にありがとうございました!

(以下写真は生徒が作成したレポートの一部です。自分が授業を行っていたので、授業風景の写真はなくてすいません。)

点灯式目前!【聖光見聞録864】

いよいよ本日12月2日(月)放課後の点灯式に向けて、最終確認が行われました。イルミネーションをチェックしたり、オルガンとソロ楽器が合わせたり、いつも静寂の保たれる聖堂も、この日ばかりは少々にぎやかでした。時には生徒が「離れた場所のほうが声が聞こえる!」と独特の音響に興味を示したり、「あの赤いランプ、何?」と訊いてきたり。神様もちょっぴりあきれていたかもしれません。

昨年度よりも聖光祭が2週間遅く終了したため、準備期間は短かったですが、生徒たちは「限られた条件の中で何ができるか」という課題に向き合うことで、少し横顔が頼もしくなったような気がします。保護者の皆様でもなかなかご覧になれないような表情に出会える私たちは、本当に幸せだと改めて感じました。

点灯式は以下の要項で行われます。よろしければお誘いあわせのうえ、おいでくださいませ。
日時:12月2日(月)16:30~17:00
場所:静岡聖光学院中学校・高等学校 聖堂オラトワール(正門入ってすぐ左側)
静岡市駿河区小鹿1440 TEL/054-285-9136
内容:学院長挨拶・ミニコンサート(合唱等)・ライトアップカウントダウン

盲導犬モフッ【聖光見聞録863】

中学1年生は盲導犬ユーザーの古杉さんの講演を聞きました。視覚障害者の生活は普段自分たちが気づかない困難があるのだと知り、自分たちにはどんな手助けができるか、考える良い機会だったように思います。

また、街中でどのように声をかけ、手助けをしたらよいかも教えて頂きました。今後ジェントルマンとして、どんな人が相手でも優しく、正しい手助けができるようになって欲しいと感じる一コマでした。
投稿:中学数学科教諭

中3放課後学習の様子【聖光見聞録862】

ある日の放課後学習の様子です。
友達に熱心に勉強を教える生徒。
一人で黙々と勉強する生徒など様々です。
彼らを中心に勉強することが当たり前の雰囲気を高めていって欲しいです。
投稿:高校数学科教諭

教皇ミサ参列【聖光見聞録861】

11月25日(月)東京ドームで行われたローマ教皇ミサに、本校からも生徒・職員31名が参加してきました。指定された席につくと、周囲はカトリック系男子校生ばかり。御ミサ前のドーム周回でパパ様(教皇様)が私たちの前(と言っても遥か下ですが)を通られたときは、文化祭とまがうほど野太い歓声が上がりました。

御ミサの最中はカメラやスマホは使用厳禁ですが、誰がチェックするわけでもないのに、パパ様が祭壇に向かった途端、参列者全員が自然と鞄にしまっていました。カトリックということとは無関係でしょうが、5万人もいるのにルールを自然に守れる空気に感動しました。

もう一つ感動したのは、御ミサ後、高2生を中心に黙って周囲のゴミ拾いを始めてくれたことでした。ゴミ拾いの最中、他校生の生徒手帳を拾って届けることもあり、聖光生が少しでも役立てる場面があったのも幸せでした。

今回38年ぶりの教皇来日という貴重な機会に、生徒ともども大きな感動を得たのですが、言葉にするのは難しいですね。それでも縁あってカトリック校に籍を置き、御ミサに与れたことの幸運を噛みしめた一日となりました。
投稿:高校国語科教諭