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聖光見聞録841〜860



点灯式準備【聖光見聞録860】

今年も12月初旬の点灯式に向けて、生徒がイルミネーションの準備をしています。

カトリックでは、クリスマスの4週間前の日曜日から「待降節」(キリストの降誕を待つ時期)に入ります。今年の待降節は12月1日(日)から。その翌日12月2日(月)に私たちもクリスマスを迎えるための点灯式を行います。

当日は、聖堂で有志生徒によるミニコンサートも行われますが、メインはコンサート後のライトアップカウントダウン。秋の日は釣瓶落としと言われるとおり、あっというまに暗く寒くなり、また時雨の続く季節の間隙を縫って、高2生を中心にその準備が進められます。自分でも慣れない作業なのに、一所懸命、後輩に指示したり、教えてまわったり。そういったことを受け継いでゆけるのは中高一貫校ゆえですし、生徒自身で石垣に電飾を施せるのは男子校ならでは。大人は見守るだけしかできませんが、子どもたちが試行錯誤しながら成長してゆく姿を間近で見られるのは嬉しいものです。

点灯式は以下の要項で行われます。よろしければお誘いあわせのうえ、おいでくださいませ。
日時:12月2日(月)16:30~17:00
場所:静岡聖光学院中学校・高等学校 聖堂オラトワール(正門入ってすぐ左側)
内容:学院長挨拶・ミニコンサート(合唱等)・ライトアップカウントダウン
※恐れ入りますが、お車でのご来場はご遠慮くださいますよう、お願いいたします。
投稿:高校国語科教諭

SDGs Cooking Innovation Lab 「料理をしたくなる世界をつくるには?」【聖光見聞録859】

タミヤフェア2019【聖光見聞録858】

自然科学部ロボット班は11月16、17日にツインメッセで行われたタミヤフェア2019にブース出展してきました。

タミヤのマイコンロボットを使い、自分達が考えた遊び方の説明を来場者にしました。
その様子はタミヤのTwitterにツイートもされています。
投稿:高校理科科教諭

とある放課後~中学2年生~【聖光見聞録857】

帰りのHRを終え、教室から職員室へ戻ろうとした時、2人の生徒が教室の黒板をきれいにしていました。その日は、放課後の掃除がなく、机と椅子の整頓を行って解散。特に汚れているわけではありませんでしたが、2人に聞くと、「帰りまでまだ時間があるから。」「Oくんがやると言ったので手伝おうと思いました。」と、特別なことではない様子で教室をきれいにしようと2人で協力していました。学校生活でも、昼食を一緒に食べ、休み時間や放課後も一緒にいることが多い2人ですが、2人は自然科学部とラグビー部にそれぞれ所属しています。1年生の頃は別のクラスで、帰る方向も違います。2年生も後半に入りましたが、新しい友人関係が築かれていることを嬉しく思い、併せて、陰ながらクラスに貢献しようとする気持ちが友達を通して広がっていくことに感心しました。
投稿:中学社会科教諭

花園出場に感謝して【聖光見聞録856】

この度、11月17日(日)に行われました第99回全国高等学校ラグビーフットボール大会 静岡県予選決勝において、優勝することができました。会場まで応援に駆けつけてくださいました皆様には誠に感謝申し上げます。

対戦校の東海大静岡翔洋高校さんとのゲームは、激しいディフェンスと鋭いアタックに苦しめられましたが17-12でなんとか勝利することができました。
ラグビーにはAnyone's Game という言葉があります。どちらが勝ってもおかしくない素晴らしいゲームという意味です。まさに決勝戦はお互いの持ち味が発揮され、ラグビーの醍醐味が存分に感じ取れる試合でした。
これから花園大会に向けて準備が始まりますが、まずは日々の私生活を見直し静岡県代表としてふさわしいチームになれるよう努力をしてまいります。

また当日は藤枝順心ジュニアユースのみなさまが練習時間を割いてわざわざ応援に駆けつけてくださいました。部活動サミットを通じての新たなつながりと温かいご声援に感謝申し上げます。
投稿:高校ラグビー部監督 英語科教諭

中学ラグビー部 シンガポールの国際大会に参加【聖光見聞録855】

今回、シンガポールにあるセントアンドリュース校主催の国際7人制ラグビー大会に日本の代表としてご招待を頂きました。
W杯の影響もあり、日本からのチームは大変注目していただいています。
そんな中、生徒たちは中学ラグビー部のポリシーである「自主性×主体性」をシンガポールでも実践してくれています。

大会は15日から17日にかけて行われ、U-16のBグループに属した本校は、惜しくも優勝は逃しましたが大変貴重な経験をさせていただきました。
投稿:ラグビー部顧問・英語科教諭

職員室は一番の場所【聖光見聞録854】

本校の職員室には生徒が自由に勉強を教わることができる学習スペースがあります。
先日も、放課後の時間に生徒が質問にやってきました。彼は職員室に入るなり「職員室が学校で一番景色が良いから羨ましい」と呟いていました。
確かに夕焼けの美しさを見るには最も良いスポットかもしれません。
でも、中学の教室から一望できる駿河湾と静岡市も負けず劣らず良い景色です。

youtubeの「TEDxHamamatsu」に登場!【聖光見聞録853】

先日、ご紹介させて頂きました「TEDxHamamatsu」において、本校生徒のプレゼンテーションがyoutubeにアップされました。
これは運動部に限ったことではなく、文化部でも同じことです。短い活動の中で結果を残そうとすることは、結果がどうであれそのプロセスがとても大事になります。
これから彼らが社会に出て行った時に必ず活きた経験になることでしょう。
投稿:中学科社会科教諭

中学テニス部 ニュースポーツ普及ボランティア参加【聖光見聞録852】

11月10日に中学テニス部の有志10名とボランティアに参加してきました。
視覚障害者福祉の推進の一環としてニュースポーツ普及の活動をするもので、毎年中学テニス部は参加させていただいています。

今年度は、お手伝いをしながらカローリング・ブラインドボクシングの2種目にチャレンジしました!
部員達のテニス以外で熱中している姿を見ることができました。
スポーツを通して、初対面の方とも交流させていただき良い機会になりました。

紫紺野牡丹(しこんのぼたん)【聖光見聞録851】

今、本校の裏門に紫色の花が綺麗に咲いています。
学校の営繕を担当して頂いている方が嬉しそうに教えてくれました。この花は紫紺野牡丹といって、1日しか咲かない紫色のこの花は、次から次へとたくさん開花してくれるので、秋から冬にかけて長い間楽しませてくれる花木だそうです。中学生が暮らすボセジュール寮の生徒は、毎朝この紫紺野牡丹が迎えてくれる門を通って通学しています。
営繕という仕事は、教員とは役割が違いますが、丹精こめて学びの環境を整えてくれている、縁の下の力持ち。今日は、爽やかな秋の朝でした。
執筆:初老の事務職員

寮での受験生【聖光見聞録850】

自分は中学寮のボセジュール寮に勤めていますが、週に1、2回ほどルセール寮行く機会があります。寮へ行くと高校3年生が数学の質問をしにやって来ます。
4月から継続して続けており、はじめは高校1年生の内容から基礎の見直しを行ない、最近は模試の振り返りなど総合的なことを行っています。この積み重ねが結果につながることが間違いないと信じています。
また、その様子を見ている中学生にもいい影響を与えてくれているのかなとも感じます。
中学生は学習に意欲が出難い時期ですが、今のうちに学習を習慣化して、先輩方のように自分から学習する姿勢を身につけてほしいと思います。

家族会議の終わりに【聖光見聞録849】

寮では生徒を集めた家族会議を晩礼と呼んでいます。先輩が集めることもあれば、先生が集めることもあります。
学年や寮全体で内容を共有したりする際によく行われています。今夜は中Ⅰと手伝いの高校生だけの晩礼です。

晩礼では学年のリーダーが学校の授業前と同じように「黙想!」と声を掛け、少しの間心を落ち着かせ、晩礼に臨む姿勢を作ります。
そして晩礼が終わればまた賑やかな生活の始まりです!
投稿:中学寮担当教員

男子×料理!【聖光見聞録848】

Facebookの投稿をご覧ください。

第3回定期試験終了【聖光見聞録847】

第3回の定期試験が終わりました。
今年度中学3年では英語の試験の形式を毎回 リスニング 25%、リーディング・文法25%、ライティング25%、単語25%に固定して実施しています。
4技能試験に対応できるようにすること、試験で出る内容をわかりやすくして何を学習すれば良いかわかりやすくすること、生徒の成長がよくわかるようにすることが目的ですが、回数を重ねるごとに、特にライティングでの生徒たちの上達ぶりが感じられとても嬉しく思っています。(さすがにWebに答案は掲載できませんが、目に見えてレベルアップしています!)
今回のお題は ”What do you see yourself doing in 15 years? “ でした。
英作文の内容を考えることを通じて自分自身の理想の将来像を描いてくれたらと思います。

話は変わりますが、
先日、図書室係の仕事中の出来事です。
来室した生徒たちがおもむろにiPadを取り出し、Kahoot! カフート(www.kahoot.it) →(自作の四択クイズを作って、クラスや仲間と共有できるウェブサービス)
で楽しそうに試験勉強をし始めました。
カフートは最近多くの先生方が知識の定着のために授業で取り入れていますが、逆に生徒が自分たちで問題を作って試験勉強に利用している姿を見かけるとは思わず、びっくりするやら嬉しいやら。
デジタルネイティブ達の凄さと、ICTが学びに貢献できるということを改めて実感したような気がしました。
投稿:英語科教諭

金木犀【聖光見聞録846】

テスト期間中のある日の午後。この日は秋雨というには少し多めに雨の降った日でした。

廊下を通り過ぎながらふと見るとご覧のような光景が。雨に散り落ちた金木犀の花が、金の絨毯のようでした。中庭の向こう側中2の教室には、テスト勉強の自習で残っている生徒の姿も。

毎年おなじみの金木犀。今年の秋も過ぎ去ろうとしています。

 リノベーションされず今年も金木犀(S)

ロックフェスティバルを目指して【聖光見聞録845】

本校の卒業生である藤井鉄さん(44期生)が所属するバンドが日本最大の年越し「ロックフェスティバル COUNTDOWN JAPAN 」のオーディションに数多くのバンドがエントリーしている中、入賞を果たしました。
入賞した15組の中からリスナー投票で優勝すると年越しライブに出演できます。今後の活動もみなさんで応援していきましょう!
以下のサイトで藤井くん所属バンドの曲を聞くのと、投票もできます。※投票はすでに終了しています。
https://rojack.jp/contests/cdj1920/artists/39221
投稿:中学社会教諭

小さな紳士【聖光見聞録844】

十月も下旬だというのに、ちょっと動いただけで汗ばむような陽気が続く日々でした。当然、教室や廊下の窓は全開です。
そんなある日の放課後、職員室に戻りがてら廊下の窓を閉めていると、通りかかった中学生が一人、黙って手伝ってくれました。中1でしょうか、クレセント錠をかけるとき、ちょっと踵を浮かせて腕を伸ばしています。
自分が開けた窓でなくても、そして誰に頼まれなくても自然にそんな行動ができる彼は、とてもかっこよかったです。授業や部活動ではない場面だからこそ出会えた、小さな紳士でした。
投稿:高校国語科教諭

入寮体験会【聖光見聞録843】

10月19日(土)20日(日)に入寮体験会が行われ、40組の児童とその保護者の方が来寮し、1泊2日の寮生活体験を行いました。
プログラムの中には本校寮生による「寮説明会と生徒座談会」があり、参加された方々は本校寮生のリアルな生活を知ることができ、大変好評でした。
入寮体験会を手伝ってくれた寮生たちは誰もが「ゲストをおもてなしする」という意志を持ち、主体的に行動してくれたおかげで、参加ゲストの方々は笑顔で過ごすことができていたと感じます。
投稿:英語科教諭・寮部長

成長【聖光見聞録842】

昼休み、保健室が賑やかだったので立ち寄ってみると、中学2年生が楽しそうに友人と身長を測りに来ていました。
身長が高い生徒はなんと179センチ!中2でそのサイズは大きいですね。これからどれだけ大きくなるのか・・・
彼らは心も身体も成長期真っ盛り。夏休みなど、長い休暇明けはその成長スピードにいつも驚かされます。
特に中高6年間彼らに接していると、入学した時は可愛らしかった少年が、卒業時には身体の大きさはもちろん、声変わりなどもして青年への成長を感じることができます。
成長をじっくり間近で見られることは教員特権の一つですね。
投稿:中学社会教諭

聖光祭 環境部門【聖光見聞録841】

聖光祭が10月13日に台風の影響による1日のみの開催となりましたが、無事に終えることができました。
普段は生徒の動きの写真の掲載が多いのですが、生徒の写真が掲載されなくても、生徒の思いが伝わる聖光祭のある風景に目が留まりました。

聖光祭には環境部門という、招待接待や展示企画に比べると地味な役割の部門があります。ゴミ箱をただ普通に置くのではなくて、周囲の展示や掲示物との調和やお客様の視点に立ったゴミ箱の設置を考える必要があります。昨年も担当生徒が手作りのゴミ箱をつくりましたが、今回はなるべく捨てたものがお客様に目立たないようにと、もとのゴミ箱が隠れるくらいに大きめのゴミ箱を作ったようでした。

他校の文化祭などでは当たり前に行っていることかもしれませんが、「おもてなし」をするという意識や空き時間に段ボール箱に色を塗っている姿を想像すると、ほんのちょっとした風景かもしれませんが、文化祭にかける思いが伝わってきて嬉しくなりました。