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聖光見聞録661~680


ページ内目次


ハンガー・フリー・ワールド【聖光見聞録680】

1月の初旬の新聞で「1枚でおかゆ1食分に」というタイトルの記事が目に留まりました。
飢えに苦しむ人をなくそうと活動するNPO法人「ハンガー・フリー・ワールド」は、書き損じはがきを集め、郵便局でお金にかえて、発展途上国での事業に役立てるという内容です。
書き損じはがき1枚で、栄養たっぷりのおかゆ1食分になり、西アフリカのベナンでは、栄養不良の幼子156人中、67人の健康が回復したと新聞に記載されておりました。
そこで中学1年A組では年賀状の書き損じはがきを集めてこのNPO法人に届けました。
94枚と僅かではありましたが、お礼のはがきをいただきました。私たち1人1人が出来ることは僅かであっても、相手を思う気持ちが集まり、行動をともにする人が増えれば、より大きなことを成せると改めて実感しました。

感動のステージ【聖光見聞録679】

3/9(土)静岡日本平ロータリークラブ主催のイベント「第7回TOGETHERSインしずおか2019」にボランティア,演者として高校生が参加してきました。
このイベントは、ハンディのある人もない人も、歌やダンス,演奏などのパフォーマンスを共に感じ、楽しむ会です。今回ボランティアは、約20名の本校生徒が参加し舞台への誘導,楽器準備などのお手伝いをしました。また、演者として運動部の生徒が「ラルシュかなの家」の方とともにニュージーランドの伝統式儀式ハカと自分たちで振り付けを考えたダンスを披露しました。一つの物事に対して一生懸命に練習し取り組むことは、誰であれ変わりのないこと。このようなイベントがもっと認知され、誰でも分け隔てなく生活できる、活躍できる・・そんな世の中になってもらいたいと思いました。

モーニングコーヒー【聖光見聞録678】

先日、本校1期卒業生で株式会社ミカフェート代表取締役社長である川島良彰さんへ、学校パンフレット掲載用の取材機会を頂きました。その際、お土産にミカフェートのコーヒー豆を頂いたので、今朝モーニングコーヒーとして、先生方に飲んでもらいました。
皆さん、豆をミルで挽き、コーヒーを淹れる様子を見て、忙しい毎朝とは違うゆっくりとした時間を満喫していました。
美味しいコーヒー、ご馳走様です。

アントレプレナー研修③〜プレゼン準備〜【聖光見聞録677】

2月16日(土)、17日(日)にアントレプレナー研修(サンフランシスコ・シリコンバレー)に向けて、生徒たちがグループでプレゼン準備をしています。

社会に役立つアイディアをテーマに資料を作り、シリコンバレーの大学生や起業家に発表をします。「今までにない発想、アイディア」を目指して発表練習を繰り返し行います。もちろん、英語でのプレゼンです。どうしたらうまく伝わるのか、どんな準備が欲しいのか、班員で打ち合わせを重ねています。

45期寮生謝恩会【聖光見聞録676】

先日、45期寮生の謝恩会が行われました。本校は卒業式が1月末の為、およそ1カ月ぶりの生徒達との再会。
中学1年生の入寮した頃などの映像を見ながら振り返り、楽しい時間を過ごすことができました。泣き虫やお調子者、物静かな者までたくさんの個性がありました。また、途中はいろんな困難がありました。
でも様々な出来事はあっという間に過ぎ、卒業の頃には声も体もすっかり大人に変わり、新しいステージに胸膨らます青年へと成長してくれました。

45期生は人数の少ない学年でしたが、とてもエネルギーの高い学年でした。今度の新入生は、45期の倍以上の人数の寮生が期待を胸に入寮してきます。45期に負けないエネルギーでぜひ学校・寮生活を楽しんでください。素晴らしい6年間が待っています。
45期生の皆さん、これからの活躍を祈っています!

現地在住の方から温かいご報告 マレーシア遠征【聖光見聞録675】

マレーシアから帰国後、マレーシア在住の日本人の方から学校へ1通のメールが届きました。生徒にはすぐに共有させて頂きました。以下、頂いた文章をそのまま掲載いたします。

3月2日にペラ州で行われたラグビーの大会「MCKKプレミアムセブンズ」に参加された静岡聖光学院の生徒さんがゴミを拾う姿がすばらしいとマレーシア国内で話題となっています。現地のニュースサイトなどで紹介されており、同じ日本人として誇らしく思い、ご連絡差し上げました。
生徒さんが清掃活動されている動画が、Twitterで多く再生、拡散がされております。是非ご一見ください。

マレーカレッジ招待プレミアセブンズ報告②【聖光見聞録特別編】

マレーシア滞在3日目はラグビーの大会日でした。
予選リーグではマレーシア選手の素早い動きとランニングスキルに翻弄され、3戦全敗となってしまいました。しかし、遠征の一番のテーマである整理・整頓・清掃の3S活動についてはアップ前に必ず実施しようと自分たちで決めていました。中でも整理・整頓はチームテントの管理と各自の用具管理に気を配りました。
すると、それを見た現地の他チームが真似をしてくださり、隣にいたチームなどは用具の置き方を工夫して、整理整頓を行ってくれました。

その日の夜はロイヤルディナーという、5年後に国王になる皇太子が開催する食事会にご招待していただきました。おいしい料理と素晴らしい伝統の踊り等、多くの人々と交流することができ、生徒も楽しく過ごすことができました。
翌日のトーナメントでは、前日の反省を活かし、3戦全勝という結果で、見事シールドトーナメントを優勝することができました。また、この日は日本大使館から折笠弘維公使参事官とその奥様が応援に来てくださいました。生徒達に向けて激励の言葉をいただくなど、今後もぜひ交流を続けましょうと温かいお言葉をいただきました。

生徒活動 ゼミ活動発表会【聖光見聞録674】

 先日、ゼミ活動の発表会が本校の体育館を使って行われました。
内容は各ゼミに所属する生徒が同学年や異学年、そして保護者の方に向けて1年間の探究テーマと活動成果を発表するというものでした。
 興味や関心が深い自分自身のテーマを、1年間かけて探究するゼミ活動の醍醐味は、今回の発表者の様子や聞く側の生徒の様子を見るとよくわかります。
 知ってる部活動の先輩がいる。みんなで話を聞いてみようと寄っていくと、いつもと違う先輩の雰囲気が。語りはじめると、本当に自発的に取り組んだからこそ伝わる目の輝きや内容が、身振り手振り含めて聞く側にも伝わっていきます。
 発表の様子を見て回っていくと、あらためてさまざまな内容の魅力的なゼミ活動があることを再認識しました。
 地層や石にこだわりをもったゼミや学校の農場を使って作物を育て研究したゼミ。新聞記事を読み比べ、他校の新聞部やテレビ局を訪問したゼミや数学を追究したゼミなど。アカデミアの小さな芽が至るところに育ちはじめているように感じられた、熱気に満ちた発表会でした。

授業デザイン研修会【聖光見聞録673】

先日、夕方から夜にかけて、教員同士で授業デザイン研修会を行いました。私立学校研究家でもある本間勇人先生にファシリテートしていただき、大変有意義な時間を過ごしました。
N先生の授業を先生方全員で振り返り、授業の流れや発問に関して意見を言うのではなく、本校独自のルーブリックにどのように当てはまっているのかを考えました。先生方の様々な見方や解釈の違いを全員で共有できたことは自分自身の授業の改善のヒントになりました。また普段何気なくやっていたことが、教育理論にどのように当てはまっているのかに自然と気付かされました。

マレーカレッジ招待 国際プレミアセブンズ大会報告【聖光見聞録 特別編】

このたびマレーカレッジ(マレーシア王立)からご招待をいただき、ラグビーの国際セブンズ大会に参加しています。この大会は今年度で9回目を迎え、過去にはニュージーランドや香港のユース代表のチームも参加している伝統ある国際大会です。

チームは2月28日午後に学校のあるクアラカンサに到着しました。翌3月1日は日本語の授業に参加させていただきました。1コマ目は5年生(高2)の授業が行われ、彼らの日本語の辞書作成の手伝いをするとともに、私たちも様々な日本語について英語で説明する機会をいただきました。
2コマ目は3年生(中3)の授業で、生徒が校内を案内してくれました。午後は市内観光と練習を行いました。日本チームは初招待ということで国内のメディアからも注目されており、昨日からの全国ニュースでも報じられております。
本日(3月2日)はいよいよ試合が行われます。また夜にはペラ州の王様(5年後に国王になることが決まっています)との食事会にご招待頂いています。

遠征の目標は整理・整頓・清掃に取り組み、来た時よりもきれいにして帰る。
そして、参加チームと積極的にコミュニケーションを図り仲間を多く作ることの2点です。

消灯後の自主学習【聖光見聞録672】

 いよいよ今年度、最後の定期試験が近づいています。昨日よりボセジュール寮では試験一週間前からの22:30~23:30の自主学習が始まりました。通常時は中学生が生活するボセジュール寮では22:30以降は原則就寝、朝の起床前に早起きをしての学習や読書等を奨励しています。試験前になると朝のみではなく夜も勉強したいという者がいるため、自主学習という形で許可をしています。
今夜も半数近くの者達が試験に向けて学習に取り組んでいました。あと6日後は本番! 頑張れ!!

生徒より「ビギリオンからの学び」【聖光見聞録671】

昨日行われたゼミ発表会(後日記事を掲載します)で素晴らしい発表を行っていたグループがありました。彼らは、聖光生であり、小さな農家でもあります。作物を育てる過程で、多くの困難に立ち向かい、またそれを手助けしてくれる近隣の方々と繋がる。古くから農業というものに携わってきた人々は、自然から多くの学びを得てきたと改めて感じます。それは生徒も同じようです。
以下の文章は生徒が発表した内容です。許可をもらって掲載させていただきます。生徒から勉強になることばかりです。

農業や園芸に良い印象を持っており、自分の意にそぐわない出来事が起きても動じずにそれに対処できる心の持ち主には、BIGIRION(ビギリオン)でのゼミ活動は有意義なものとなるだろう。
 ビギリオンとは、美術のBI、技術のGI、理科のRI、音楽のONを繋げた造語である。畑には名前の由来になっている四つの要素、それが全て詰まっていると、最初のゼミ活動の時に顧問の先生は言っていた。 
畑は人の意にそぐわない出来事ばかりだ。ミニトマトが無事実をつけたと思ったら、翌週には台風の影響で苗が倒れしまっていたりする。人参の種を蒔いても、二日後にはどこかへ流れてしまっていたこともある。
 そのような状況を前にしてもなお、冷静さを失わずに黙って再び種を蒔く。本来自分たちが育てているものに渡るはずだった栄養を奪ってしまう雑草はひたすらに淡々と抜いていく。ゼミ活動ではない日にも水をやりに畑へ向かう。
 このように、このゼミは忍耐強く同じことを繰り返せる人に向いている。
ただ決して、そんなことの繰り返しはつまらないものではない。
 夕日に照らされて、オレンジ色に輝く静岡の街の美しさを見た、畑の中央に屋根を張ろうと誰かが言って、三人がかりで柱を作った。自分の手のひらよりも大きいような蛙も見た。この蛙は思いのほか可愛らしい鳴き声の持ち主であった。ゼミ活動を行うほどに美術、技術、理科、音楽の繋がりが強まっていった。
ゼミを通してそれまで関わることのなかった様々な人たちと関わった。今年の聖光祭での私たちビギリオンの成功は多くの方々の協力の賜物だ。感謝してもしきれない。
 この半年ほどの間で私たちは、畑とは人と人の繋がりで作られているものだと知った。自分たちは、常に誰か、あるいはなにかと繋がって生きている、と今なら思える。
 この文章を読んでいる人にも是非、普段の生活での「繋がり」を意識することができるゼミ、それがビギリオンである。

化石の世界・探究の道【聖光見聞録670】

ふじのくに地球環境史ミュージアムのミュージアムキャラバン「化石の世界」が本校にやってきました。今回は特別に、展示物だけでなく、ミュージアムの堆積学を専門とする山田教授にお越しいただき、本校理科教員(専門は堆積学)とのトークセッションを開催しました。

トークセッションでは生徒への投げかけだけでなく、山田教授と本校教員の意見交換などを行い、参加した生徒は展示物だけでなく、こうしたやりとりも興味深そうに聞いていました。また最後に多くの生徒が質問をしてくれました。
中には「過去を調べる意義は何だと思いますか」や「研究の世界はどのようなものですか」といった質問もありました。こうした機会で探求の道に興味をもってもらい、飛び込んできてもらえればと思います。いつでも大歓迎です。
※ミュージアムキャラバンは他にもSCL(図書室)内に展示してあります。

あいさつ運動(クラス委員会)【聖光見聞録669】

2月も半ばを過ぎた月曜日の朝。登校するとクラス委員会のリーダーたちがいつものように「あいさつ運動」を行っていました。
今年のクラス委員会が新たに自主的に始めた活動の一つで、月曜日の朝、毎週行っています。
まだまだ寒い朝ですが、彼らの笑顔とあいさつで、生徒も教員も暖かな気持ちになれたのでは。明るい気持ちで今週もスタートできそうです。

スポーツと栄養管理【聖光見聞録668】

先日、名古屋グランパスエイトの公認スポーツ栄養士・管理栄養士である河村先生をお招きし、本校中高サッカー部や保護者を対象に栄養に関するご講演をしていただきました。

カルシウムが不足しがちなことや、ごはんを必要な量食べること、自分で工夫して栄養を摂ることなど、生徒達は多くのことを学びました。サッカー選手として必要な食事や栄養素を紹介していただいたことで、普段の食生活を自ら考え改善するきっかけになったと感じています。

DNAの不思議! 静岡大学にて【聖光見聞録667】

3月16日の50周年式典で、本校1期卒業生の京都大学杉山弘教授に講演をしていただきます。その際に、代表生徒によるプレゼンと、トークセッションを行います。
その準備のため、中学1・2年生の代表生徒は、静岡大学の大吉教授よりDNAに関する講義と実験をしていただけました。

大学教授からの深く知的な講義中、生徒たちが目を輝かせてワクワクしながら聞いているのがわかりました。実験ではDNAを抽出をしました。こちらの実験でも「本当に出てきた!」という素直な驚きを見せてくれました。
理科に限らず、おもしろいことや不思議なことに出会ったときの素直な驚き、興奮、興味関心、追究する姿勢を大切にしてください。そうしたことに出会えた時は、時間を惜まず、思索に耽るのもよいかもしれません。

アントレプレナー研修②〜デザイン思考から世界へ〜【聖光見聞録666】

2月16日(土)、17日(日)にアントレプレナー研修(サンフランシスコ・シリコンバレー)に向けた第2回学内英語キャンプが開かれました。前回のキャンプと合わせると、通算5日間の事前研修が無事終了しました。

学内に寝泊まりしながら10名の生徒(中1〜高1)が朝から晩まで英語研修+デザイン思考によるidiation & Presentationのプロジェクトをやり遂げました。

デザイン思考とは、「今までにない発想、アイディア」を生み出す考え方、ビジネスモデルです。中高生にはあまり関係がなさそうなビジネスモデルですが、テーマは「自分達が日頃持っている問題意識」。

例えば、歩きスマホによる事故はどうしたら防げるのかなど、必ず自分に関わる問題が取り上げられます。5日のプログラムで生徒たちは考えに考え、アイディアを絞りだします。最後のプレゼンはもちろん英語です。
プロジェクトは相当充実した内容であり、英語だけをやらせることが目的ではありません。
生徒たちは少し背伸びをしながらも必死に頑張っていました。プレゼンの舞台はいよいよアメリカへ移ります。

プログラム後の保護者会には今回のアントレ研修を主催してくださったタクトピア株式会社CEOの長井悠様にご登壇いただきました!長井さんにはアメリカにファシリテーターとして同行していただけます。アメリカでのプログラムがより一層楽しみです。

ボセジュール寮(委員会)【聖光見聞録665】

中学1〜2年生が生活するボセジュール寮では、高校寮から来てくれている指導係の中学3年生と高校1年生にアドバイスをもらいながら自分たちの生活をどうすれば良くなるかを、中学2年生のリーダーを中心に委員会会議と称して、生活のふり返りとこれからについて毎週話し合いを行なっています。
生徒たちが自分たちの生活の様子に気づき、考えて、行動していくきっかけになればと一昨年度から始めています。まだまだメンバーによって会議がしっかり出来ている、出来ていないはありますが、これからの自分たちの寮生活の発展に少しでも繋げてくれればと願っています。
(彼らの話し合いの報告書はボセジュール寮玄関に掲示してあります。機会があれば是非ご覧下さい。すっかり主体的な寮に変わりました。)

手羽先の解剖【聖光見聞録664】

先日、中学1年生の理科では、手羽先を用いて、骨と筋肉の授業を行いました。
鳥肉は脂が多く、解剖に苦戦していましたが、班で協力して腱や関節まで確認できました。

中にはこちらの想像以上に細かく、器用に解剖する生徒もおり、私にも多くの学びがあり、とても楽しい時間を過ごすことができました。

以下は生徒のリアクションペーパーの抜粋です。

「関節の所に腱があることがわかりました。腱は半透明でとても硬かったです。骨の中には骨髄があり、血が作られているということも学びました。」

「今日は手羽先で筋肉と骨を勉強しました。アキレス腱を切ってしまうと足が動かなくなることを不思議に思っていましたが、その理由がよくわかりました。」

【聖光見聞録特別編~インドネシア・MAN 2 Tasikmalaya国際文化交流・8日目】

早いもので、MAN CIPASUNGで過ごすのも、今日が最後となりました。

今日は全校朝礼から始まり、その後はクロージングセレモニーです。

クロージングセレモニーでは、本校の生徒とMAN CIPASUNGの生徒とが一緒になって練習に励んできた、インドネシアの伝統格闘の型を披露したり、生徒・教員のそれぞれの代表スピーチを行いました。

1週間前、同じ場所でオープニングセレモニーをしたときには、まだ本校の生徒たちからは緊張が伝わってきましたが、今日はとても落ち着いた様子で、こちらの生徒たちとの一体感を感じることもできました。

私も学校を代表してスピーチさせて頂きました。国、文化、宗教を越えて、ともに笑顔で明るい未来を築いてほしいと伝えました。日本だとかインドネシアだとか、そんなことは関係なく、ともに笑顔で過ごしたこの日々を思い出しながら、世界で活躍できる人間になって欲しいと願っています。

さて夜はさよならパーティー。本当は私も参加する予定だったのですが、生徒だけでやりたいから来ないでくれとあちらの生徒に言われてしまい…。AKB48の歌を皆で歌いながら、楽しく食事をしていました。

今夜は最後の夜。長い夜になりそうです。

【聖光見聞録特別編~インドネシア・MAN 2 Tasikmalaya国際文化交流・7日目】

登山に行きました。
Galunggung mountainという火山で、1000メートル級です。
途中で500段の階段が立ち塞がりましたが、みんなで力を合わせて登り切りました。
頂上から見えた火口や、見下ろした町は素晴らしくきれいでした。

その後は登山の疲れを癒すべく、温泉へ!
想像していたよりもお湯が熱く、ひとまず足湯を楽しみました。

午後はカフェでお茶をして、あとは寮で自由時間でした。
生徒たちは少し疲れもあるようで、移動の車の中では爆睡でした。
疲れの理由は、毎晩日付が変わるくらいまで現地の生徒とおしゃべりをしているからです。
彼らにとっては1番楽しい時間だと思います。

今夜の食事は近くにお住まいの校長先生のお宅で。お土産までたくさん頂きました。皆さん、ありがとうございます!

今日も濃い時間を過ごすことができました!

【聖光見聞録特別編~インドネシア・MAN 2 Tasikmalaya国際文化交流・6日目】

今日は朝から、スンダ文化を守り続けている伝統的な村であるKampung Nagaに行きました。

約40世帯に300人ほどが生活しています。実際に家屋にも入れさせていただき、自然とともに生きる彼らの暮らしを感じることができました。生徒たちはCingcauという、クリーミー抹茶ラテを楽しみました。

昼はWahyu(英語の先生)オススメのMaranggi というレストランに行きました。
Sate(串焼き)が絶品でした。
こちらのお店、現地の方たちに人気のお店ということで、生徒たちも大満足でした。

午後はポテトを食べ、ドリアンを食べ、ナイトマーケットを楽しみました。

食べ過ぎました!
毎日お腹いっぱいです!
明日もいい日になりそうです。

【聖光見聞録特別編~インドネシア・MAN 2 Tasikmalaya国際文化交流・5日目】

午前中は化学の授業でEco print(自然素材による染織)を体験しました。
活動形式の授業で、楽しみながら学習することができました。
現地の生徒たちと一緒に染めたTシャツはお土産としてもらえました。
色が抜けて真っ白に戻るまで着ようとおもいます。

うって変わって午後は、我々が日本文化を紹介するクラスを担当し、折り紙と書道を現地の生徒たちと体験しました。

折り紙では鶴に挑戦しました。
鶴はかなり難しいようです。
書道では、現地の生徒のリクエストに応えて聖光生たちが漢字を書きました。
どちらも大変に喜んでもらえました。
生徒たちは一生懸命準備をしていたので、彼らも満足だったと思います。

今日で折り返しです。
さらなる学びに胸が高鳴ります。

事務室だより【聖光見聞録663】

中学入試が終わり、この春から入学される新入生の入学手続きが、2月16日(土曜)に行われました。
当日は、面接と制服採寸、物品注文が主な内容です。面接では、「入学前の不安を取り除くこと」「保護者と学校教員が一体となり生徒の成長をサポートしていくこと」を確認することが目的です。

さて、静岡市内は、冬でもめったに雪が降りません。いろいろな地域から本校に在籍していますが、在校生の半数が、静岡市外からの通学、その内2割が県外から寮生として在籍しています。6年間の成長期に広範囲の友人ができる環境があります。

【聖光見聞録特別編~インドネシア・MAN 2 Tasikmalaya国際文化交流・4日目】

本日は朝から、市内にあるドラゴンフルーツ農園に行きました。

まずは、Nila ceremony (自然と触れ合いながら行うお茶会)を体験しました。生徒たちは心を落ち着かせて自然との会話を楽しみました。

その後ドラゴンフルーツを収穫し、もぎたて新鮮をいただきました。
味はキウイフルーツに似ていますが、酸味が少なくやさしい甘さでした。
インドネシアの味、最高です!

Pontrang という伝統工芸品づくりにも挑戦しました。
自分で作ったPontrangが今日のランチボックスになるということで、みんな必死で作りました。
おかげでランチは格別でした。

農園の片隅にあるステージでは生徒同士が、ゲームやダンスなどで交流しました。
もう完全に打ち解けており、お互いに名前を呼びあったりと、見ていて思わず笑みがこぼれてしまいます。

今日も生徒たちの成長の早さに驚かされました。

ちなみにみんなが頭に巻いているのはPulngという、伝統的な衣装の1つです。

中学2年生基礎学習【聖光見聞録662】

中学1〜2年生の生活するボセジュール寮では、高校寮から来てくれている指導係の中学3年生と高校1年生にアドバイスをもらいながら自分たちの生活をどうすれば良くなるかを、中学2年生のリーダー中心に委員会会議と称して生活のふり返りとこれからについて毎週話し合いを行なっています。
生徒たちが自分たちの生活を自分たちで気づき、考えて、行動していくきっかけになればと一昨年度から始めています。まだまだメンバーによって会議がしっかり出来ている、出来ていないはありますが、これからの自分たちの寮生活の発展に少しでも繋げてくれればと願っています。
(彼らの話し合いの報告書はボセジュール寮玄関に掲示してあります。機会があれば是非ご覧下さい。)

【聖光見聞録特別編~インドネシア・MAN 2 Tasikmalaya国際文化交流・3日目】

本日はウェルカムセレモニー、ならびにMAN2Tasikumalayaとの国際文化交流のための調印式(MOU)が行われました。

学校内に、1300人の生徒がならび、我々を迎えてくれました。セレモニーでは、インドネシアの伝統的な楽器を用いた音楽、ダンスが繰り広げられました。この日のためにかなり練習したのだろうとわかるくらい、彼らの音楽、ダンスは素晴らしいものでした。

我々はソーラン節を披露。法被姿で登場すると、場内は大歓声に。彼らの声援に応えられたかはわかりませんが、大盛り上がりの文化発表となりました。

午後は授業に初参加。これまたインドネシアの伝統的な文化に触れられた貴重な体験となりました。

引率していて感じるのは、高校生の適応力の早さです。端から見ていると、まるで今までも友達であったかのように見えます。多様性を越えて、一緒に笑い合える未来を、彼らが創ってくれる、そんなことを感じた一日でした。

中2寮生レクリエーション企画【聖光見聞録661】

中2寮生は試験後のリフレッシュとしてドッヂボールの企画を立てています。今回はグラウンドに照明がついたこともあり、自分達で決めた企画書には「サッカー」とありました。
サッカーはチームスポーツであるため、普段の生活ではあまり深く関わっていないような者同士が声をかけあって走り回っていたのが印象的でした。このような生徒企画は寮生活する彼らにとって楽しいイベントの一つでしょう。