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聖光見聞録601~620


ページ内目次


自然科学賞候補者発表会2日目【聖光見聞録620】

以前も1日目をご紹介いたしました自然科学賞候補者発表会、第2日目がピエールロバートホールにて行われました。この日も生徒、教員また外部の見学の方も含め多くの方が来場してくださいました。この日は自然科学部の生徒を中心に5点の発表がありました。

自作した装置をスロー撮影により分析した「耐震補強実験」、焼津漁港の方の協力により実現した「サメの解剖」、電磁波による影響を長期にわたって観察し続けた「お蚕さんと電磁波」、季節の移り変わりをきれいなパノラマ写真で報告してくれた「日本庭園の変遷と生物」、東京大学等に行き、大学教授指導のもと研究施設を利用させていただいて研究レポートを作成した「プラズマの光を分解する」

以上のような、どれもじっくりと時間をかけて取り組んだ研究内容を、10分のプレゼンにしてうまくまとめて発表してくれました。どれもそれぞれの生徒のこだわりが感じられる良い発表でした。ぜひ継続してこれからも研究に励んでいってほしいと思います。聴講している生徒からも積極的に質問が出て、盛り上がりました。また運営側に関わった生徒の取り組みも素晴らしく、司会を行った生徒の言葉遣いや手際の良さにも感心しました。
この発表会に関わってくれた生徒のみなさん、発表する側も聴く側もどちらも素晴らしかったと思います。来年度、さらにこの会が発展していくように、みんなでがんばっていきたいですね。

やきもの【聖光見聞録619】

ツワブキが満開だ。日本庭園のふちにぐるりと。今年は、日当たりが良くなった為か、下から見上げると石垣が黄色の冠をつけているように見える。
 今、美術室には拵えたばかりの「やきもの」が並んでいる。中三はクリスマスミサで使うキャンドルホルダー、高一の美術選択者はおもに抹茶茶碗。数名の美術部員もどちらかを作ってみた。
  粘土は、たのしい。高一は、嬉々として土づくりから準備した。中三の中には、どうしても 土に触ることの難しい生徒もいたが。その可塑性から、形をつくるのは比較的に楽だ。決め手は、程よく半乾きにしてからの「削り」にある。どのようにそぎ落とし、洗練させていくか。手に取った時、心地よいバランスであるか。そして作者の人柄が何か感ぜられること。…調子よく手を動かし過ぎて、穴が開き、あちこちからヘルプを求めるお呼びが掛かることもしばしば。
 生徒が下校した後の静かな部屋でまとめの作業をしながら、ふと、ミサのカリス(聖杯)の扱いが点前に影響を与えたのでは?という説が頭をよぎったり、神様はきっと造形に長けていて、エヴァをとびきり美しく仕上げたのだろう、と想像を巡らす。
 後は天候と相談だ。徐々に、それから一気に乾燥させる。
 今年も、5期生の陶芸家・井上秀人氏「はしばみ窯」の焼成に、参加させていただく。生徒も何人か伺う予定だ。
井上さん、どうぞよろしくお願いします。
                    美術科講師

イギリス HARROW SCHOOL ヘザー・ローズ氏来校【聖光見聞録 特別編】

本日、創立450年の歴史を誇るイギリスのパブリックスクール HARROW SCHOOLのヘザー・ローズ氏が来校しました。
ヘザー氏は今回が初めての来日であり、ハロー校と聖光の雰囲気、学校の環境にたくさんの共通点があると仰っていました。
中1~中3を対象に講演をしてくださり、ハロー校の魅力、中学生の頃から国際交流を体験することの大切さなど、スライドを使って説明してくれました。
講演後は、本校の生徒から質問が相次ぎ、とても素晴らしい会となりました。
来年2019年よりサマースクールに本校生徒が参加し、その他本校での国際交流試合も予定されています。
画像をクリックすると動画が再生されます。

中学バスケットボール部【聖光見聞録618】

先月の大会で、中学バスケットボール部は久々の勝利を挙げることができました。練習試合では勝利を得ていたものの、公式戦としては実に3年ぶりの勝利でした。部活動の練習時間は限られているため、部活動以外の時間の振る舞いから見直していきました。
その一つが「整理整頓」です。試合当日も荷物がきちんと整理整頓されていて、会場内のどのチームよりも綺麗でした(時間も一番掛けていましたが...)。
まだまだ完璧とはいきませんが、今後もこのような当たり前のことが当たり前にできるようにしていき、コート内でもコート外でも勝てる集団になっていきたいと思います。

静岡聖光学院の挑戦【聖光見聞録617】

★2020年教育改革
★センター試験廃止
★大学入試共通テスト実施

私が教員になって15年。振り返れば、教育を取り巻く状況について、今ほど騒がれていたことはなかったように思います。

時代が変われば教育も変わる。そんな当たり前のことが、実は今までなされて来なかった。そんな気がしています。

偏差値が高ければ良い人間なのか?たくさん物事を知っていれば、世界で活躍できるのか?未来は予測不能で、グローバル化は一層進むことでしょう。そんな未来を生きるであろう子どもたちに対して、私たちがすべきことは教科書に書いてある知識を与えるだけの授業ではありません。私たち教員でさえも受けたことのない教育を、仲間とともに創りあげながら、生徒と共に未来を語り続けていかなくてはなりません。

「まずは私たち教員が変わる」これこそが、教育改革の第一歩だと考えています。

静岡の教育を変えたい。静岡聖光学院は、世界に羽ばたく子どもたちを育てていきます。本気です。

↓Facebookの動画ページになります。

画像をクリックすると動画ページへ移動します。

ミニ四駆・ホビー界の巨人田宮俊作 タミヤ会長から激励【聖光見聞録 特別編】

「ミニ四駆」「RCカー」「ミリタリー」男の子なら一度は手に取られた事があるのではないでしょうか?
このたび本校高校ラグビー部佐々木監督が、星野副校長・古屋先生とともに静岡市にある株式会社タミヤ本社を訪問し、田宮会長に第98回全国高等学校ラグビーフットボール大会出場を報告させていただきました。
田宮会長からは、日頃からのラグビー部員たちの挨拶・礼儀正しさをお褒め頂き、年末の全国大会での健闘を激励いただきました。
県立高校の野球部後援会長もされていた会長とは、ラグビーに留まらず青少年スポーツに対する熱い思い、青少年へのものづくり教育の大切さ、アジア各国との交流についてもお話がはずみました。
「これをご縁に、生徒たちの新たな学びのチャンネルが増えれば…」と勝手に夢膨らむ同行者からの投稿です。

中1から活躍できる留学プログラム【聖光見聞録616】

中学1年生からでも行ける短期留学プログラムが形になってきました。
イギリスのイートン校、マレーシアのマレー校など高校生中心のプログラムが充実した今年ですが、中学生には少し敷居が高かったり、英語力に自信が持てないという声が少なからずありました。

そんな中、中学生も活躍でき、グローバルマインドを育むきっかけや、世界の最先端技術を目の当たりにして未来に胸を踊らせるようなプログラムができないか、という構想がありました。それがいよいよ形になりそうです。

様々な学校や企業の留学プログラムのプランニングを手がけていらっしゃるタクトピア株式会社と中学生も活躍できるプログラムの打ち合わせを現在進めています。英語教育事業推進マネージャーさんと意見交換をして、具体的なプログラム内容や日程の最終調整を行なっています。
英語学習へのモチベーションづくりのためだけにするのは勿体ないということで、アメリカ シリコンバレーの最先端技術が垣間見れる企業や大学に行ける短期プログラムで、かつ対象は中1から高1くらいまでを検討中です。
世界ってすごい、自分たちの未来が楽しみ、英語って可能性なんだ、と思えるプログラムになって欲しいと思います。
近日中に説明会を開催しますので、ご興味のある方は是非お越しください。

クリスマスイルミネーション【聖光見聞録615】

10月29日より、宗教活動委員とその他有志の生徒達が時間を掛けて準備をしてきましたクリスマスイルミネーションが12月3日に点灯式を迎えました。
昨日お伝えさせていただきましたクリスマスミニコンサートの後、生徒のカウントダウンと共に美しいイルミネーションが校舎やチャペル、マリア像を彩りました。また、点灯と同時にチャペルの鐘も鳴り響き、素敵な夜になりました。
イルミネーションは1月15日まで一般の方々にも公開され、毎夜17時~21時まで点灯しております。いつでもお気軽にご来校ください。

点灯式カウントダウンの様子

クリスマスミニコンサート【聖光見聞録614】

昨日17時より、生徒が長い時間を掛けて準備をしてきましたイルミネーション点灯式が行われました。
イルミネーション点灯式については、次の見聞録でお伝えいたします。
今回お伝えするのは、点灯式の前に行われた生徒によるミニコンサートについてです。
このコンサートでは本校チャペルで楽器による演奏や、有志の集まりによる合唱を行いました。地元の方々や保護者、生徒も集まり、とても温かい雰囲気に包まれ皆でクリスマスをお祝いしました。
クリスマスコンサート動画は以下の画像をクリックしてください。

Global Mind Study Groupsの活動【聖光見聞録613】

本校では、マレーシアやインドをはじめ、様々なアジアの国の高校生との交流が増えています。

英語を母国語としない国との交流で大切なことは、英語を話すことができることよりも、相手のことを知ろうとすること、また相手に自分のことを語れることではないかと思います。

そこで結成されたのがGlobal Mind Study Groupsです。ここ数回の集まりでは、日本の文化を海外の人に発信しよう!ということで、日本の特徴的な文化と思われるものを生徒がテーマとして取り上げ、本校の英語の授業をサポートしてくれる外国人留学生にプレゼンテーションをする準備をしています。

この留学生たちはほとんど日本語が話せません。もちろん、英語が母国語でもありません。だかこそ、英語が話せることよりも、必死に伝えよう、理解してもらおうという気持ちが大事になります。留学生も、たどたどしい英語を話す本校の生徒の言葉を、身振りを、一生懸命理解しようと頑張ってくれています。言葉を超えた交流こそ、Global Mind に必要な大前提だと感じています。

さて、実際のプレゼンテーションはうまくいくこともいかないことも。しかし、生徒たちは一生懸命プレゼンテーションしようとしていました。英語がまだまだ話せない中1の生徒たちは、一緒に折り紙を折りながらのプレゼンテーション。言いたいことが言えないもどかしさも、これからの彼らの成長を促す栄養になってくれるはずです!!

全国大会出場報告会・そして初戦の相手が決定【聖光見聞録 特別編】

本日行われたラグビートップリーグのゲーム、ヤマハ発動機ジュビロ対NTTコミュニケーションズシャイニングアークスのハーフタイム中に、本校ラグビー部が花園出場報告を行いました。
試合後、激しいゲームの後にも関わらずヤマハ発動機ジュビロの選手達がロッカールームへ生徒を招いていただき熱い激励をしていただきました。選手の皆様、ありがとうございました!

また、全国大会一回戦の相手が抽選の結果、宮崎県代表の高鍋高校と決まりました。
今月28日花園第2グラウンド12:40キックオフです。
たくさんの応援をお待ちしております。

オーストラリアより留学生がやってきました【聖光見聞録612】

今週より約2か月間の間、オーストラリアからの留学生Jai君が学校生活を始めます。
2か月の中期留学生の受け入れは、近年にはなかった新たな取り組みとなります。写真はその初日の様子で、Jai君が主に過ごす高2学年会でのウェルカムセレモニーを行いました。
短い間ですが、Jai君との交流を通し、生徒達にはいろいろな刺激をうけてもらいたいと思います。

サメの骨格標本完成間近!【聖光見聞録611】

以前見聞録でお伝えしたサメの骨格標本が、ほぼ完成しました!
183cmの大きなサメでしたが、標本にするまでのすべての工程を、自然科学部員の中学3年生の生徒がほぼ1人でやりました。

たった1匹のサメの標本でしたが、骨についている筋繊維がとれず苦戦したり、その筋繊維を取り除くために薬品につけると骨が脆くなって一部崩れてしまったり、様々な試行錯誤がありました。

残る作業は歯をあごの骨にくっつけることと、解剖した内臓の観察結果から種の同定を行うことです。(外見の特徴から、今回解剖したサメはヒラガシラだと思われますが、内臓も観察しようと思います。)

完成したら、また見聞録でお伝えしたいと思います。

自然科学賞候補発表会2018【聖光見聞録610】

昨日放課後、ピエールロバートホールにて部活や個人の自由研究などのプレゼン発表会が行われました。5組の発表者に対し、70名を越える生徒が見学に来てくれました。
山岳部に所属する2名の生徒は、「南アルプスの植生調査について」、また中1の生徒では「苔植物の仮根は本当に水を吸わないのか」発表してくれました。中1の彼は、教科書に載っていた苔について疑問に思うことがどんどんと膨らみ、今回の研究に至ったそうです。
その他、発表してくれた生徒のテーマは中1「空気のおいしさについて」 中1「動物エレベーターについて」 高1「媒体の変更とそれにより完成される酵母の因果」です。
中学1年生から高校生に至るまで、自分で設定した課題を研究し、解決策を模索していく素晴らしい発表会となりました。

全国新聞コンクール 奨励賞受賞【聖光見聞録609】

本校の中学3年生山内君が全国新聞記事感想コンクールで奨励賞を受賞しました。
このコンクールは、全国応募約2万2千もの作品の中から、最優秀賞・優秀賞・奨励賞合わせて120点程が選出されます。山内君はその中から名誉ある受賞となりました。おめでとうございます!
※11/27(火)静岡新聞 朝刊より

逃走中 in静岡聖光学院【聖光見聞録608】

2018年11月18日(日)本校の地域貢献の一環として、静岡市こども会の皆さんに本校グラウンドを開放し、テレビ番組で有名な「逃走中」を模したリアルイベントを行い、200名以上の小学生が、秋空のもと歓声を上げながら鬼ごっこを楽しみました。

20名を超える本校生徒もボランティアとして、「ラガーハンター役」で参加したり、「ダンス」を披露したりして小学生たちは大喜び。少し肌寒い秋の1日でしたが、大勢の方々に楽しんでいただき、「man for others」の気持ちが発揮された良き日でした。

クリスマスイルミネーション【聖光見聞録607】

12/ 3(月)にクリスマスイルミネーションの点灯式ミニコンサートが、本校チャペルにて行われます。
ヴァイオリン、チューバ、パイプオルガンのトリオで、バッハの名曲「G線上のアリア」を演奏します。演奏するのは生徒です。

この話を最初に聞いた時点ではヴァイオリンとチューバが旋律を担当し、オルガンが伴奏をするというように考えている、とのことでした。しかし、チューバがこの旋律を演奏すると楽器の魅力を逆に殺してしまう結果になります。演奏している側も、演奏を聴く側も心地よくありません。楽器の魅力を引き出すには、その楽器の特性を活かした役割を与えるのが大切です。その事を生徒に伝えた結果、私がこの編成に合わせたアレンジをすることになりました。

簡単に考えれば、ベースラインをただチューバに担当させればいいのですが、アコースティック楽器には「音域」があります。原曲のベースラインをそのままチューバに演奏させるのは不可能です。チューバの音域に合わせた、また、生徒の技術力に合わせたアレンジが必要でした。

簡単な作業ではありませんでしたが、演奏をする生徒の顔を思い浮かべながらアレンジするのがとても楽しかったです。また、アレンジをすることによってバッハの偉大さに改めて気づくことができました。素晴らしい機会を与えてもらえたことに感謝です。

ついでに宣伝です。12/22(土)には、18:00より本校チャペルにて、私が所属する「アンサンブル・クレアドール木管五重奏団」によるクリスマスコンサートが開催されます。ご来場頂ければ幸いです。よろしくお願いいたします。

50期生 いいね!アワード【聖光見聞録606】

本校の学校目標「ともに歩む」
この目標の実現には相手を認めること、褒めること、許すことなどが必要である。

中学1年生(50期生)の取り組みの一つとして、友達の良い所をみんなで共有しています。普段の生活で、友達の良い所を見つけたら、投票用紙に書いて投票します。そして、先生方が投票用紙を読みながら、独自の観点で表彰します。

今回の投票で印象に残ったものをいくつか紹介します。
「○○君は日直の人が体調悪そうにしていたので、かわりに黒板をきれいに消していた。」
「A組のみんなは集会の時に素早く並んでいた。」
「○○君はいつも電車のマナーがいい。」

50期生一人一人の着眼点がとても素晴らしいので嬉しく感じています。これをきっかけにお互いの良さを認め、さらに良い学年集団になることを期待しています。

生徒が先生!いよいよ聖光塾はじまる【聖光見聞録605】

今週から高校2年生が中心となって、聖光生による聖光生のための学習塾がはじまりました。先生役の高2生8名が数学、英語に分かれて学習指導をします。

この塾には50名の聖光生が参加しています。とても熱心に指導をしていて生徒たちもその熱に引き込まれるように学習をしていました。中には活発な意見交換が交わされているゼミ形式の講座もありました。
教える立場から学ぶものはたくさんある!

11月の「保護者のためのキリスト教講座」【聖光見聞録604】

11月10日(土)に、第5回保護者のためのキリスト教講座を行いました。今回の講座では、聖書研究会の代表生徒による聖光祭展示内容の発表を行いました。今年の聖光祭聖書研究会展示では、学年ごとに以下の発表内容を分担しました。
◇中1「イエズス様の奇跡について」
◇中2「ユニセフについて」「日本の二十六聖人について」
◇中3「キリスト教の宗派について」
◇高1「ミサの流れとその意味」
◇高2「トマス・モアについて」「天使の階級」
各学年代表者が1~2名ずつ、発表内容を画面に映し出しながら説明しました。参加された保護者を前に一生懸命説明する生徒の姿からは、緊張が伝わってきました。しかし、中学生は司会者の質問にもしっかりと答え、高校生も参加者を巻きこんでクイズを行うなど、堂々とした様子に頼もしさを感じました。中学生の保護者からは、高校生の立派な発表に驚きの声が聞こえました。今後も、生徒の発表の場をたくさん作っていこうと思います。

中学テニス部 ボランティア活動報告【聖光見聞録603】

11月11日に、中学テニス部の中学一年生11名が、静岡視覚特別支援学校にてニュースポーツ普及事業のボランティア活動に参加させていただきました。

ボランティア活動の内容としては、ブラインドサッカー・カローリング・ボッチャの三種目を視覚障害者の方々が体験する際に補助を行うといったものでした。
生徒達は、それぞれに任された役割を自ら考え、行動していました。実際、一緒に競技にも参加させていただき、貴重な経験ができました。

教員の私達もブラインドサッカー(目隠しをして行うサッカー)を生まれて初めて体験させていただき、その難しさに大変驚くとともに視覚以外の感覚を使う大変良い機会となりました。
普段の学校生活では見ることのできない部員の新たな一面も見ることができたこと、またこういった貴重な活動に参加させていただきましたこと、改めて静岡視覚特別支援学校の皆様には御礼申し上げます。

学問研究プログラム【聖光見聞録602】

中学3年生は11月12.13日に東京大学、上智大学、京都大学に分かれて施設見学や体験活動(実験)、課題発表会、ディスカッションなどを実施しました。

なぜ貧困は起こるのか、どうして内戦は起こるのかなど、答えの無い問いについて、大学の先生や大学院生と話し合い、理解を深めていきました。

生徒活動 ラグビー部応援【聖光見聞録601】

 先日の高校ラグビー部のエコパでの決勝戦でのこと。スタンドの観客席で応援しようと座っていたところ、目の前には見慣れた生徒たちが。そこでは、高校3年生のラグビー部員を応援しようと、同じクラスの生徒たちが観客席の最前列に陣取り、一人一人の名前を挙げて大きな声で応援をはじめた風景が目に留まりました。
 ラグビーの応援の場合、本来は落ち着いた雰囲気の中で応援するのがマナーといわれることが多いようですが、前日までに寮やクラスで製作したであろう垂れ幕ならぬ紙幕(?)を掲げて、同級生の名前を呼ぶ姿は、卒業が間近に迫ってきたこの時期のことを考えると嬉しい光景として目に映りました。
 中高一貫の6年間の学校だからこそ、ラグビー部員ではないけれども学校生活でいろいろあった仲間を最後まで応援しようとする姿勢。応援した生徒たちが思いを伝えられた安堵感と、翻って応援した本人が自身の進路を切り開くさらなるパワーを、観戦した試合からもらっていたら嬉しいとも感じたスタンドの風景でした。