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聖光見聞録521~540


ある石積み職人のお話【聖光見聞録 特別編】

ある時、旅人が石を積んでいる職人に出会いました。旅人が「何をしているのですか?」と質問したところ、職人は「石を積んでいる」と答えました。 次に、同じように石を積んでいる職人に出会い、同じ質問をしてみたところ、その職人はこう答えました。「壁を造っている」と。
もう少し歩いていると、同じ仕事をしている職人に出会い、同じ質問をすると、彼は「教会を造っている」と答えました。
さらに歩を進め、4人目の同じ仕事をしている職人にも質問をしたところ、最後の職人はこう答えたのです。「私は人の心を癒す空間を造っている」と。

鈴木長官が本校に視察にお越しになられたその時、小鹿の丘は突然の大雨(58mm/h)となりました。ソラリウムで学校側のブリーフィングを受けられた後、グラウンドに向かわれた時には、先ほどの雨が嘘のようやんで写真の通り視察することができました。
お話はここから。長官の後方に立つ本校生徒。彼はラクビー部には関係のない、この視察に伴うスポーツ庁やマスコミの方々受入のため、地味な裏方として数日前にボランティアとして名乗りをあげた「俺たち!おもてなし隊」の9人の内の1名です。彼らは、日本の部活動を改革するモデル校の視察というスポーツ庁の目的を理解していました。手にはビニール傘1本と本一冊。自主的に鈴木長官の本を買って読んで、長官が雨に濡れないようにとビニールの傘をにぎりしめて、ちょっと離れた位置に立っていたのです。長官の視察にともなって、他の部活も気合を入れて練習に励んでいました。その後、雨も降らず傘は必要ありませんでした。視察時間も限られていたので、長官に見て頂いたり、声をかけられた生徒も限られてしまいました。人生に起きる不本意や想定外なことをどう解釈するか、視点の置き方で良くも悪くも変わります。ボーイスカウトモットーに「備えよ常に」というものがあります。大人の私が、彼らに改めて教えられた瞬間です。

高3化学実験の報告【聖光見聞録540】

現在、高校3年生の化学では有機化学を学習していますが、先日は銀鏡反応の実験と、サラダ油から石鹸を作る実験を行いました。工事リフォーム前のまだエアコンの効かない暑い実験室でしたが、生徒たちは楽しく生き生きと実験を行っていました。
実験後には、プロジェクターを使って反応の仕組みについて復習をしました。アルデヒドの還元性、油脂のけん化反応、界面活性作用などなど、しっかりと覚えてくれたのではないかと思います。
次は夏休み明け、リフォームされた快適な実験室で、また実験ができるといいですね。それまで楽しみにして、夏休みはぜひ受験勉強に励んでください!

マレーシア・マレーカレッジ7日目〜【聖光見聞録 特別編】

お世話になったマレーカレッジを出発し、クアラルンプールへ。クアラルンプールでは市内観光を、と思っていたら…
大学見学でした(笑)
当初の予定と違う、予定が事前に知らされない、こんなことは当たり前ですので、我々も慣れてしまいました。
MMUという、工学・情報系の大学の施設見学、ならびに授業体験をさせていただきました。生徒に混ざって、我々もプログラミングの体験を。引率教員は二人とも文系ですが、大人の知恵を用いてミッションをクリアしました。
その他、現代のICTツールを使用した授業体験を行いました。ただ、こうした形態の授業はすでに本校でも行われており、生徒は「うちの学校でもやってますね!」と。世界標準を取り入れている、そこに柔軟に対応できている、そんなことを思いました。
大学での学びを終え、市内のホテルへ。本日はここに宿泊し、明日14時頃、日本に向けて飛び立ちます。次回更新は日本からになるかと思います。気を付けて帰ります!

聖光祭実行委員会【聖光見聞録539】

本校では、委員会活動が部活動と同じくらい、盛んに行われています。今日は、この時期から最も熱い活動を見せる「聖光祭実行委員会」の活動を少しだけ紹介させていただきます。
聖光祭実行委員会の準備、運営は多岐にわたります。学校内の職員、生徒、保護者会はもちろん、外部の大人たちとの関わりを持つ場面も多くあります。ポスター・パンフレット等の印刷物、飲食物、電気関係などなど、たくさんの業者の皆様とのやり取りを経て、文化祭を作り上げていきます。そのような取り組みの中から実行委員たちは、組織的に動くことの重要性を学び、責任感を養っていきます。特に、先頭に立って運営にあたる高校2年生実行委員たちの成長には目を見張るものがあります。委員会立ち上げ当初には頼りなかった生徒も、様々な経験を経て、半年後には見違えています。
学習だけではなく、このような委員会活動や部活動も、本校が掲げる「ポリシー」にはなくてはならない大切な経験の場になっています。
今年度の聖光祭は 9/29(土)、30(日)です。生徒たちが作り上げる文化祭に是非、足をお運びください!

本校卒業生である川井さん、田中さんにアドバイスを頂きました。

スポーツ庁、鈴木大地長官が来校!【聖光見聞録 特別編】

本日、運動部活動イノベーションの先進事例校として、スポーツ庁長官が本校を視察しました。
多くのメディアの方々も集まり、本校の取り組みが全国的に注目され始めています。

カルチャーラボ【聖光見聞録538】

在校生のみなさんは、新しく生まれ変わった図書室に行きましたか?まだ行ったことがない人は、ぜひ足を運んでみてください。

図書室と聞くと、静かな空間で一人一人が黙々と読書をしたり学習をしたりする場所と想像するのではないでしょうか。新しい図書室は、そのイメージとは少し違います。

コーヒー片手に将来の夢について友人と語り合ったり、部活動の相談をしたり、自習したり、先生の補習を受けたり、ちょっと難しい本に挑戦してみたり———新しい図書室は、そんなみなさんの活発な活動の場でありたいと願っています。そして、みなさんの活発な活動をサポートできるように、常に進化している空間、つまり、いつ来ても新しい発見がある空間であろうと思います。

そんな空間にできるよう、本もどんどん増やしています。いま本棚に並んでいる本の多くは昔から本校にあった本ですが、新しい本もどんどん入れていこうと思います。

学校の施設には、こうした知的かつ創造的な空間はあまりないように感じます。こうした空間は、図書室というよりも「ラボ」なのかもしれません。ぜひ、この「ラボ」を活用してください。

マレーシア・マレーカレッジ6日目〜【聖光見聞録 特別編】

 シルバーメダル受賞!!

 本日はマレーカレッジで過ごす最終日。クロージングセレモニーとフェアウェルパーティーが行われました。

 クロージングセレモニーに先立ち、ジャパンブースを設営。昨日の発表に関する内容の質疑応答や、日本の文化の発信を行いました。体験型のブースを、ということで、書道コーナーにて、書道を体験してもらいました。また、「私の名前を日本語で書いて!」とお願いされ、書いて差し上げる場面も。書く生徒も、プレゼントされる生徒も、とっても楽しそうでした。

 クロージングセレモニーでは、昨日の研究発表の表彰が行われ、本校のプレゼンはなんとシルバーメダル!!まさかの2位受賞です。記念品もいただき、よい学びとなりました。

 フェアウェルパーティーでは、各国生徒が混ざりながら、一つのテーブルを囲み、話が尽きない食事会となりました。メールアドレスやSNSのアカウントを伝え合い、今後も繋がりを持とうとしている様子を見ながら、コミュニケーションも現代的になったなと感じるとともに、世界はすぐ身近にあるものだなと、改めて実感しました。

 明日は朝からクアラルンプールに移動、市内を観光する予定です。クアラルンプールにて宿泊し、帰国の日を迎えることになります。生徒たちもそろそろ日本食が恋しくなってくる頃でしょうか?

アレックス君 静岡探訪【聖光見聞録 特別編】

本日も試験日で、生徒と活動する時間が少ないため、アレックスに静岡について知ってもらうことにしました。

先ずはふじのくに地球環境史ミュージアムに行き、静岡の環境について勉強しました。学芸員の方、また英語スタッフが案内をしてくれたおかげで静岡の魅力を感じてくれていました。

その後、昼食にからあげ定食を頂きました。から揚げを気に入り、追加でお代わりをするくらい気に入ったようです。

午後は国宝の東照宮に行き、参拝をしました。日本建築に興味があるそうで、至る所で写真を撮っていました。また、久能山から見る景色に感動をしていた様子です。

夜には寮で学習点検、生徒点呼、掃除監督など生徒指導を手伝ってくれました。アレックスと英会話に挑戦する生徒が数名いました。彼も生徒の英語を引き出そうと、生徒が英語に詰まっても我慢強く問いかけをしてくれています。

これから生徒たちには「外国人が当たり前にいる環境」を用意し、彼らが英語を学習するきっかけ作りはもちろんのこと、多くの外国人と関わることで彼らの視野が広がることに期待してます。

星に願いを【聖光見聞録537】

先週のことになりますが、旧暦7月7日は七夕です。日本の各地でも盛大な祭りが行われました。ボセジュール寮生がどんな願いを書くかなぁと思い、昨年度から始めてみました。
昨年度は私が作成しました。今年度は材料だけを与え、中学3年生に仕切りを任せ、中学1年生たちに作成をしてもらいました。
自分の夢を願うものや部活の勝利を願うもの、学力向上を願うもの、地震が来ないようにと願うもの……などなど実に様々です。こういった一つの伝統行事に関わり皆で夜空を見上げられるというのも寮でできる活動の一つです。願いの多様性を見て、人の多様性をどこかで感じてくれれば嬉しいです。そして願いが実現できるようにまた一日一日を大切に過ごして欲しいと思います。

マレーシア・マレーカレッジ4・5日目〜【聖光見聞録 特別編】

 昨日はホテルのWi-Fiがうまく繋がらず、様子をご報告することができませんでした。すみません。本日は、2日分まとめてのご報告です!

 4日目はダイアログ(参加者対話型の講義のようなもの)が行われました。コミュニケーションをキーワードに、テクノロジーがどのように発達していき、また今後どのようなことが期待されるのかといった内容でした。

 午後はクアラカンサから程近い、イポーという街にいき、マレーカレッジの生徒、他国の生徒とともに、街全体を使ったアクティビティを行いました。4日目ともなると、他国の生徒たちとの壁はもう全くなくなり、笑顔で、英語で、それが当たり前かのように交流しています。こうした体験は、やはり早いうちがいいのだろうと思います。違いや変化を受け入れるマインドは、若ければ若いほど、それを当たり前なこととして受け入れる柔軟さがあるように思います。日本人が、今後世界でさらに活躍することが求められるようになるために、学校を離れた生の体験が必要であるなと、改めて感じました。

 5日目は、学生による発表ならびに質疑応答です。各国の生徒は、それぞれの学校で準備した内容についてプレゼンをし、その発表内容について他国の生徒が質問で返します。

 本校では、緊急災害時に人間の生命を助けるロボットの可能性について、現在開発されているロボットの紹介と、その未来についてのプレゼンを行いました。

 彼らのプレゼンに対しての質問は、英語のレベルだけでなく、話してるテクニカルな内容そのものが高度なものであり、本校生徒も必死に対応していました。

 また、マレーカレッジには、国際交流基金より日本人教員として勤務されている先生がいらっしゃいます。その先生のご配慮で、引率教員2名による、特別授業をさせていただきました!
 マレーカレッジの生徒は、英語の他に外国語を選択するそうで、その選択肢の中に日本語があるそうです。日本語クラス、2クラスにお邪魔し、日本への質問を日本語で受けてきました!

 子供たちは、全員目を輝かせながら、言語の習得を通じて、まだ見ぬ世界を知ろうという意欲に満ち溢れていました。本来学ぶとはこういうことなのだと思います。知ることで、まだ見ぬ世界がどんどん拡がっていく。そうした当たり前のことに、日本人の生徒は少し鈍感になっているのかもしれません。我々教員が、そんな生徒たちに対して、まだ見ぬ世界の広さを伝えていかなければいけませんね。

明日はマレーカレッジで過ごす最後の日です。マレーカレッジの生徒たちのおもてなしに、我々も礼儀正しく振る舞っていきたいと思います。

英国イートン校からの留学生【聖光見聞録 特別編】

昨日から英国イートン校の卒業生であるAlexander MAIERさん(18歳)が本校に到着しました。
Alexさんはイートン校を卒業後、大学へ進学する間のギャップイヤーを利用して来日しています。本校には7/9~17の間、滞在する予定です。滞在中は寮で生徒たちと寝食を共にし、昼間は学校の授業や部活動で交流を深めます。同年代の彼から様々なことを学び取ろうと、生徒たちは目を輝かせています。
昨日は本校に到着した後、寮で夕食、寮晩礼で生徒たちと対面&自己紹介スピーチ後、教員と温泉で疲れを癒しました。
今後のAlexさんと本校の交流の様子は随時報告していきたいと思います。

銭湯にて

京都研究【聖光見聞録536】

8月20日から8月22日までに行われる京都探究の事前活動として、現在、班ごとの探究テーマの発表と訪問先計画書のプレゼンテーションを放課後の時間を使って行っています。
班長だけではなく、班員全員が発表に関わることで、探究テーマや計画を共有できているかどうか、発表を聴いている参加生徒や教員も確認できる大切な機会になっています。
特に今まで座って聴いていた生徒が、探究テーマのあいまいなところや計画が不十分なところを明確に指摘している場面では、しっかりと班の発表内容を受け止めている姿勢がわかり、指摘された班のほうも反省を踏まえて率直に受け答えをしようとしていました。やりとりを見ていた中で、現在の中2学年全体の真摯に取り組む姿勢の一端を垣間見ることができました。

『私立学校研究(c)ホンマノオト』で取り上げて頂きました 生徒寮編④【聖光見聞録 番外編】

私立学校教育研究家 本間先生のブログで本校の取り組みを紹介していただきました。
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『私立学校研究(c)ホンマノオト』で取り上げて頂きました 生徒寮編③【聖光見聞録 番外編】

私立学校教育研究家 本間先生のブログで本校の取り組みを紹介していただきました。
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『私立学校研究(c)ホンマノオト』で取り上げて頂きました 生徒寮編②【聖光見聞録 番外編】

私立学校教育研究家 本間先生のブログで本校の取り組みを紹介していただきました。
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『私立学校研究(c)ホンマノオト』で取り上げて頂きました 生徒寮編①【聖光見聞録 番外編】

私立学校教育研究家 本間先生のブログで本校の取り組みを紹介していただきました。
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マレーシア・マレーカレッジ3日目〜【聖光見聞録特別編】

本日はクアラルンプールから、マレーカレッジのあるクアラカンサまで移動、そしてマレーカレッジの生徒との交流が始まりました。

 クアラカンサまでの移動はバスで4時間。本校の生徒たちはバスに揺られながらすぐに寝てしまい、あっという間の到着です(笑)

 マレーカレッジでは、本校専属のリエゾン(我々の面倒を見てくれる少年たち)がつき、片言の日本語と英語を織り混ぜながら、お世話をしてくれています。彼らは担いとしてやっているのでしょうが、そんな「やらされている感」など全く感じさせることなく、実に気持ちのいい、礼儀正しい所作で我々のことをもてなしてくれます。こういうさりげないホスピタリティーは本当に嬉しいですね。

夕方からは、各国生徒たちの交流をスムーズにするためのアイスブレイクが行われました。アイスブレイクの言葉通り、時間が経つにつれ緊張感も薄れ、本校生徒たちから積極的に他校の生徒に関わっている様子を見て、安心しました。片言の英語でも、笑顔と身振り手振りでなんとか通じますね。大切なことは、コミュニケーションしようという気持ちなのかもしれません。

我々引率教員も、他校の先生たちと積極的に交流させていただきました。タイの先生からは、「日本の友達に静岡聖光のことを聞いたら、良い学校だと言われた」と、お褒めの言葉を頂きました。そういったお言葉をたくさんの国の方々から耳にすることができるよう、引き続き頑張って参ります!

マレーシア・マレーカレッジ2日目〜【聖光見聞録特別編】

現地時間の朝5時過ぎにクアラルンプールの空港に無事に到着。出迎えの人たちがきてくれている、と聞いていたのですが、すれ違いなどもあり、合流できたのは2時間後でした。

 出迎えてくれたマレーカレッジの生徒は、暑い中黒いスーツを身にまとい、私達に日本語で自己紹介をしてくれました。彼らの立ち居振舞いは非常にスマートで、大人のわたしたちから見てもカッコいいなと思えるものでした。

 マレーカレッジは、選ばれた真のエリートだけが入学できる、マレーシアが国の未来に対しての期待を込めて創られた男子の学校です。そこに在籍する彼らも、その期待と自覚を背負っていることを、彼らの振る舞いから感じさせてくれます。立派です。たった数時間一緒にいただけで、その立派さに感心してしまいました。

 さて、本日はクアラルンプールに宿泊し、明日、マレーカレッジのあるクアラカンサへ移動します。ホテルにチェックインしたのですが、部屋がやけに寒い…。エアコンの設定温度をみてみると、16℃でした。マレーシアではこれが普通らしく、外は暑く、室内は寒いそうです…。どちらも極端すぎて、これだけで疲れてしまいそうです。

 なお、生徒たちは今日が初対面ですが、一緒にご飯を食べに行ったり、各国生徒ともに積極的に交流しているのが印象的でした。明日以降は生徒主体の活動が増えますので、生徒の様子も随時アップしていきます!

『私立学校研究(c)ホンマノオト』で取り上げて頂きました 教員編②【聖光見聞録 番外編】

私立学校教育研究家 本間先生のブログで本校の取り組みを紹介していただきました。
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『私立学校研究(c)ホンマノオト』で取り上げて頂きました 教員編①【聖光見聞録 番外編】

私立学校教育研究家 本間先生のブログで本校の取り組みを紹介していただきました。
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~マレーシア・マレーカレッジ1日目~【聖光見聞録特別編】

 現在日本時間の22時35分分。羽田空港の、書類上日本ではないところで飛行機の搭乗を待っています。

 本日出発するのですが、本日先方より持ち物リストが届きました…。こんなこと、日本だったら信じられないことですが、これも文化の違いと受け止め、臨機応変に対応していきたいと思います!

 次の更新はクアラルンプールからになります。行ってきます!

科学体験教室 まであと少し【聖光見聞録535】

7月15日(日)に学校説明会と同時開催される科学体験ですが、現在までたくさんの申し込みを頂きました。ありがとうございます。
まだまだ受付中ですので、申し込みページよりお申し込みください。

動画では科学体験教室で使用する「偏向板」を教室担当である理科の相澤先生が使っています。2枚重ねて動かしてみると・・・

科学体験教室

高2研修旅行報告【聖光見聞録534】

先日行われたLHRにて、高校2年生の研修旅行報告会が行われました。高校2年生内でのプレゼンテーションは、いい振り返りになったのではないでしょうか。行程としては、函館から青森、岩手と進んでいきましたが、それぞれ生徒たちの印象に残るものであったと思います。
特に函館自主研修では、それぞれの班ごとに行動したため、他の班の様子を興味深く聞いていました。
また、震災学習として訪れた岩手県大槌町で見聞きしたことは、静岡で生活する者としても非常に印象に残ったものとなりました。各班、パワーポイントを駆使して、見応えのある発表となりました。
最後に、今回の研修旅行のアンケートを班ごとにとりました。良かった点、改善点をまとめましたので、来年度はさらに良いものになると期待しております。

短歌創作【聖光見聞録533】

中学二年生の国語の授業で短歌を学びました。五七五七七の三十一文字に、
体験して観察して気づいたことを具体的に短い文でまとめて、キーワードを5音、
7音で考え短歌をつくりました。
 全員が作品を発表してお互いの短歌を講評し合いました。廊下の掲示には、
みんなから好評だったものを張り出しました。自由に楽しく短歌の世界を学べた
授業になったと思います。多くの生徒が授業で習った表現技法をいくつも用いて、
歌の世界の奥行を広げていました。「折句」という技法にも挑戦してくれました。
生徒がつくった歌をいくつか紹介します。

種堕ちし 厳しい道を 咲き誇れ どんな蕾も 花開くから

僕と父 同じ所で 転んでた やっぱり家族は とても似ている

聖光よ いかなる壁も 超えていけ 海の向こうの まだ見ぬ世界へ

優しいな このかき氷 夏の味 これからのこと いろいろあるな

今なに中 妄想中や 工事中 彼は自己中 僕聖光中

春が来て あなたに会えた この季節 君のほっぺは りんごのように

コンビニで 何を買おうか 迷ってて 最終的に しゃけおにぎり

五七五 それに七七 できあがり その過程より 客観的に

恥ずかしい そう思っても 意外にも みんなはあまり 気にしていない

夏休み 家でゴロゴロ 気持ち良い 油断していると 親のカミナリ

中学1年 LGキャンプに向けて【聖光見聞録532】

毎年恒例となっていた中1・中2の夏のキャンプですが、今年から自立したジェントルマンを目指すキャンプ、「Leading to Gentleman canp 」、通称LGキャンプがスタートします。
目標を達成するために仲間との協力を通して絆を深めるプロジェクトアドベンチャーや、夢や希望について考え、自主的・主体的に行動する大切さを学ぶワークショップ、困難にも粘り強くチャレンジする姿勢を養う1万問チャレンジなど、沢山のプログラムを準備しています。
写真は、プロジェクトアドベンチャーの一つ、「ビーイング」の作成です。クラス全員の手形で模造紙に大きな円を作り、その中にクラス目標と目標を達成するために必要なポジティブなことを書き込みます。キャンプ当日にも、模造紙は持ち込みますし、1年かけてこの「ビーイング」は完成します。クラス全員で協力する楽しさや大変さ、協力して一つの物を完成させる達成感をぜひ味わってもらいたいと思いますし、そのためのサポートをしていきたいと思います。

ラジオ出演【聖光見聞録531】

不思議なご縁で、FM島田のラジオ番組に出演させて頂くことになりました。

テーマは、学校の現状と教育改革について、です。もちろん、本校のPRもさせていただきました。

我々学校の者には、教育改革、大学入試改革は周知の事実ですが、もしかしたら、例えばまだお子さんが小学生という保護者の方には馴染みが薄いのかもしれません。

どんな風に変わるのか、本校はどんな対応をしているのか、お話できることはたくさんあるのですが、収録はあっという間に終わってしまいました…

話足りなかったお話をさせていただける方!または、聴いたよって方、いらっしゃいましたら『超いいね!』をお願いします。

なお、私は顔がひきつっているように見えるかもしれませんが、満面の笑み、のつもりです。

寮生対象の補習【聖光見聞録530】

週に一回寮の勉強の時間を使って高校2年生の物理選択者に補習を行っています。ここでは入試問題を取扱い少しでも慣れてもらうようトレーニングをしています。7:00~9:00の2時間、物理しか考えない空間を作り、生徒たちは集中して取り組んでいます。彼らの夢が実現できることを信じています。

学院正門に掲げる校名筆の由緒【聖光見聞録529】

本校の正門には、カトリック校らしからぬ味わいのある筆書の「静岡聖光学院」の文字が刻みこまれています。その文字の下には、円覚宗源書とかかれています。
この書は、清水市出身で戦前から戦後にかけて、京都妙心寺、鎌倉円覚寺で修業をされ臨済宗円覚寺派管長となり、駒澤大学の教授もされた「朝比奈宗源老師」によるものです。
老師の人となりがわかる晩年のエピソードを、ある方が書かれていました。内容はこんなものでした。
「朝比奈老師は晩年、足腰が悪く階段を上るのもひと苦労であった。だから朝比奈老師が階段を上がる際に、私のような若い者が下から手を携え、転ばぬようにしていた。手を携えるといっても老師には触れぬ。20センチほど腰より手を離し、万が一転落しそうになった時に支えるようにしていた。」「階段があと二段にさしかかった時、朝比奈老師は軽妙に最上段まで登り、振り返り、私に笑顔で語った。『○○君。ありがとう。君の手はやさしい。その手で子を抱きなさい。きっとやさしい子が育つでしょう。』と。その時、仏の姿を初めて目のあたりにした。」

本校の書は、昭和52年に老師から頂いたものであり、老師は昭和54年にお隠れになられていますので最晩年の頃かと思われます。この頃に筆をとられたのではと考えると、老師がこの書に込められた思いが伝わってきます。
キリスト教の青い目の修道士と臨済宗の老師、互いに宗教家であり教育者であるロバート先生と朝比奈老師との交流が偲ばれます。

寮 夏のもてなしの会へ向けて【聖光見聞録528】

現在、寮では毎年7月に開催される「夏のもてなしの会」へ向けて、生徒の準備が進められています。普段外出などが出来ない地元の特別支援学校の生徒、地元の学生をお招きし、生徒のダンスや合唱でもてなします。今年で5回目を迎える寮の夏イベントが素晴らしいものになるようにと願っております。

静岡県中学校ラグビー選抜チーム inエコパ【聖光見聞録527】

6月23,24日にかけて、静岡県にあるエコパスタジアムで中学生東海大会が行われました。エコパスタジアムは5万人収容のスタンドと綺麗に整備された大変素晴らしいグラウンドです。また、来年2019年にラグビーワールドカップのゲームが行われる会場にもなっています。
本校の生徒は静岡県の代表選手として、2日間懸命にプレーしていました。

高校3年生 1人の有権者として【聖光見聞録526】

6月20日(水)6校時、高校3年生のLHRの時間に選挙学習を行い、選挙とは何か、より良い社会を築くために我々は何をすべきかについて考えました。
2016年より選挙権年齢が「満18歳以上」に引き下げられ、高校生も投票することが可能になりました。
今回の授業を通して、当事者として社会に参画するという意識が生徒の中に芽生えたと思います。
社会に通用するジェントルマンを育てるため、1人の「社会人」である意識を喚起する取り組みを継続して行っていきます。

聖書研究会【聖光見聞録525】

 月曜日の昼休みは中学1・2年生10名が聖書研究会に参加しています。今年度より、卒業生でもある田中雅浩先生と共に12人で食卓を囲みます。

 田中先生の「歌は、まさに祈り」の一声から「歌うこと」を中心に展開をすることにしました。一曲目として「マラナタ」。6月18日(月)は初めて聖堂で集合。今回は食事を各自で取ったため、食後の祈りからスタート。チャペルは響く!!しかし、まだまだ声が小さいぞ。今しかないボーイソプラノも生かして、歌声=祈りで満たしましょう。次回の月一回の朝ミサでお披露目なるか。

編入生のための数学の補講【聖光見聞録524】

今年から編入してきた高校1年生は現在、様々な教科の補講を受けています。
本校では、教科によっては中学3年時に高校の内容を先取りして学びます。「自習でわからなかった箇所を含め、しっかり学習したい」との希望により、補講が開講されています。
とはいっても、一年の遅れを一朝一夕に習得することはできません。
写真は数学の補講の様子です。
まずは月末の数学力認定試験に向けて、ゆっくりではありますが、編入生一同、追いつけ追い越せの気持ちで取り組んでいます。

7/15㊐ 科学体験教室・学校説明会 同時開催!【聖光見聞録523】

7月15日(日)に行われる第2回学校説明会に合わせ、小学生対象のイベント「科学体験教室」が行われます。
人気の体験教室の為、80名の定員が埋まり次第、募集を締め切らせていただきますので、希望される方は学校HPより早めにお申し込みください。

←写真をクリックすると、申し込みページに移動します。

『私立学校研究(c)ホンマノオト』で取り上げて頂きました【聖光見聞録 番外編】

私立学校教育研究家 本間先生のブログで本校の取り組みを紹介していただきました。
←左の画像をクリックすると、サイトへ移動します。

中学2年生 課外活動【聖光見聞録522】

 6月14日(木)に中学2年生は1時間目~3時間目を利用して、ふじのくに地球環境史ミュージアムに行ってきました。「百年後の静岡が豊かであるために」をテーマに、昔から現在にかけて人類は自然とどのように付き合ってきたのかを知ることができました。また、今回は特別にバックヤードにも入らせていただき、標本をつくる過程を見学しました。その他にも、展示されているものに対して生徒はipadでたくさんの写真を撮り、目を輝かせながら見学できました。とても充実した時間を過ごすことができました。
 学校に帰った後に、理科の授業でミュージアムの振り返りをする時間も取り、生徒にとって内容の濃い1日となりました。

高2研修旅行 史跡や震災跡を巡って【聖光見聞録521】

6月11日から16日にかけて高校2年生の研修旅行に行って参りました。

『1日目』
天候には恵まれませんでしたが、全員元気に活動しました。本日は函館の五稜郭見学の後、班別研修をそれぞれ行いました。

『2日目』
1日目と同じく天候には恵まれませんでしたが、トラピスト修道院、山内丸山遺跡、ねぶたの家に訪れるなどの活動を行いました。トラピスト修道院では修道士さんに多くの質問をして大変良い研修になりました。ねぶたの家では太鼓を叩く体験ができて生徒は満足の様子でした。

『3日目』
本日は遠野物語の館、大槌町(震災後復興地)に訪れました。大槌町ではちょうど旧庁舎を取り壊す前にテレビ取材が来ており、本校の生徒がインタビューされました。その様子は岩手のテレビで放送されるようです(静岡では残念ながら放送はありません。)
震災を経験されたガイドさんからたくさんの言葉をもらい、生徒たちは心を動かされていました。
ここを訪れて、見て聞いたことが少しでも今後の役に立てばと思います。

『4日目(最終日)』
本日は世界遺産に登録されている毛越寺、中尊寺を訪れました。帰りの新幹線では4日間の疲れが出たのか、ほとんどの生徒が寝てしまっていました。研修旅行を通じて、北海道・東北の史跡や震災で被害にあった町を巡り、生徒には授業で学ぶ以上のものが多く得られたことかと思います。生徒、教員一同素晴らしい4日間の研修旅行になったことに対し、保護者をはじめこの旅行に関係する全ての方々に感謝いたします。ありがとうございました。