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聖光見聞録421~440


「THE BEST MOMENT IN YOUR LIFE ~男の旅立ちにふさわしい言葉は『いってらしゃい』でしょう~」【聖光見聞録440】

こんにちは。みなさんには人生のターニングポイントになった出来事はあるでしょうか?また、それはどのような光景であったか覚えているでしょうか。今どのような職業に就かれている方であれ、他の人生の出来事にない熱量を持ったできごとがあるはずです。そんなちょっと人に話すには恥ずかしいようで、だけど共感を持ってくれたらうれしいような話を今回から話していきたいと思います。
第1回目の今回は、先日本校で行われた第44期生の卒業式の本校校長の言葉からです。
「違うんですよ。わたしも寂しいけどね、違うんですよ。あいつが思い描く自分の幸せと、あなたたちが思うあいつの幸せは、わたしたちにとっては寂しいけれど、全然違うんです。違うものをどちらかが無理してあわせようとすると、お互い不幸になる。男の旅立ちにふさわしい言葉は「いってらっしゃい」でしょう。」
この言葉は校長先生の大阪に住んでいる長男が社会人5年目のとき、結婚挨拶に来て、その後の校長先生ご自身とその母親とのやり取りの中の言葉です。
校長先生の話は約5分間程度続けられましたが、エピソードの話では一番語気が強まった瞬間だったと思います。卒業証書が手渡され安堵する空気の中で、男としての訓辞、多くの示唆を得られたような気がしました。この言葉を聞いたとき、自分が教員になった時のことを不思議と思い出していました。多くの体験をした今でも忘れてはいけないことを思い出した気がします。「GIVE AND GIVE」。
世の中の考え方は基本的に「GIVE & TAKE」です。しかし、他人の幸せを本気で考えるなら、その人がやるべき行動の指針は「GIVE & GIVE」なのです。そしてその姿勢は自然と相手に伝わるものだとこの瞬間感じることができたように思います。
そんなことを感じた卒業式の瞬間でした。
WHEN IS THE BEST MOMENT IN YOUR LIFE ??

寮での学習時間【聖光見聞録439】

2/1〜/2で実施された二回目の実力試験も終わり、少し経った今夜の寮での学習時間です。
試験前の緊張もほどけ、少しほっとしたような様子が背中から感じられます。
学校というのは試験が多いもので、あと1カ月もすれば今度は今年度最後の定期試験となります。
校内試験というのは、もちろん成績面で影響するものですが、来たる大学入試への訓練という意味合いも少し持っているものだと思います。
テストを受けた後は、日々の学習へのふり返りをきちんと行い、将来を考える際、進路に幅を持たせられるよう基礎力をしっかりと身につけてほしいと感じます。かけがえのない時間を大切にして欲しいものです。

弁護士講演会【聖光見聞録438】

先日、中学2年生のLHRでは、現職の弁護士の方を招き「いじめの事件性」についての講演会が開かれました。

実際に起きた事件を元に、「知らぬ間にいじめの加害者や被害者になってしまう可能性があること。」や「シンプルな声掛けでいじめに困っている人を救えるかもしれないこと。」などの内容をお話していただきました。

生徒たちは「なぜいじめをしてはいけないのか」という問いに対する考え方が深まったように見られました。

己を磨くために【聖光見聞録437】

今週から実力試験の返却が始まりました。生徒は試験の結果が返却されるたびに一喜一憂しています。どのような試験にも点数で評価されるので、点数にこだわる気持ちは十分に理解できます。大学受験においては結果が全てですが、本校で行われる試験においては点数よりも試験に向けて必死に勉強する過程の方がさらに大切であると私は感じています。どの授業も探究心を持ってのぞみ、家庭での自己学習を充実させて自己研鑽に励んでくれることを願っています。

聖光の英語~目に見えない学力の実感~【聖光見聞録436】

「意味のあるコミュニケーションを図る」「英語をあきらめない生徒を育てる」これらのことを実践する英語授業があります。英語を諦めない生徒を育てるには、まずはコミュニケーションをとることが恥ずかしい、と思うフィルターを取り除いてあげることが大切だそうです。その先生は、プレゼンテーションやマイクロディベートなどを通して生徒自身の考えを表現する機会を、授業内で多く取り組んでいます。また、話したり書いたりする技能は、目に見える形で成長が感じづらいこともあり、生徒達は自己肯定感を持つことが出来ません。英語をどれくらい話すことができたかカウントしたり、パワーポイントにして評価しやすいものにしたりなど、生徒達に“成長の可視化”をしてあげることが大切だということでした。外部試験などと違い、表現することもスキルであり、伸ばすことができる能力であることを、生徒達は実感しているようです。

44期生卒業式【聖光見聞録435】

「人生は旅である」とよく言われます。自分はどこに行くのか、誰と行くのか、そんなこともわからないまま、それでも人は旅を続けます。大海原を、仲間と、家族と、恋人と、時には一人で航海をすることになります。穏やかな凪のようなときもあれば、大しけのこともあるでしょう。それでも、人生を過ごす限りは、この航海を途中でやめることはできません。

厳しい航海も、帰るべき港があるからこそ旅立てるものです。静岡聖光学院は、人生を旅する君たちの母港(母校)です。些細な用事でも、もっといえば用事がなくても、いつでもここは君達の帰るべき場所です。だから安心して旅に出てください。

卒業する先輩のために【聖光見聞録434】

 卒業式前日の放課後 有志の生徒が卒業式会場の最終チェックをしていました。椅子の並び方をメジャーを用いて1センチ単位で修正、ごみ・ほこりがないか細かい部分までチェックしていました。当日の朝も早く集まり最終チェックするそうです。全ては高校3年生が気持ちよく卒業するために。この取り組みは昨年から始まったそうです。発案したのは今回卒業する3年生です。良い伝統を残してくれました。長く引き継いでいってほしいと思います。

卒寮式 教員・在校生皆で卒寮生の門出を祝う【聖光見聞録433】

1月26日卒業式の前夜、ルセール寮で卒寮式が行われました。
今年で4回目を迎える卒寮式。学校での卒業式に先立ち、寮で過ごした日々を振り返りながら
中1から高3そして教員が集まって歌や動画で生活を共にした先輩を送り出しました。
会の終盤、在校生が高3の先輩に駆け寄り、感謝の言葉と写真をお願いする姿がみられました。
同じ空間の中で、同じ風呂に入り、同じ釜の飯を食べて、友達や教員との笑いあり、涙ありの6年間。
色々な経験をしてきた先輩たちを見てきた後輩たちの感謝そして別れを惜しむ想いを感じました。
卒寮後それぞれの道に進んでいきますが、ふとした時に、寮にいたことを思い出し、学校に来て楽しい思い出話が出来ることを教員として楽しみにしています。

職員室改修工事(事務室だより)【聖光見聞録432】

図書室を仮職員室として利用

先日の「見聞録」でも述べられていましたが、昨年末の生徒活動が終了した冬休みを利用し、創立50周年記念事業の一つである「職員室の改修工事」の為、図書室に職員室を移し、冬休み明けを滞りなく、迎えることができました。
 現在の仮職員室は図書室だった場所ということで放送設備がなく、事務室からのお電話のお取次に多少ご不便を感じていらっしゃるかと思われますが、ご了承下さい。

リフォーム中の職員室

校長室・副校長室もリフォーム

歴史研修【聖光見聞録431】

 先月のことになりますが、12月24日から12月26日にかけて、歴史研修旅行が実施されました。本校中学2年生が、年末の京都や奈良の神社やお寺などを、3名から5名ほどの自発的なグループに分かれて計画を練って訪問するという内容で、長年人気のある企画として実施されてきました。
 教室内で教科書や資料集などから歴史のイメージを膨らませていく学習は、基本として大切なことなのですが、実際に自身の目で観て感じてくることは、さらに興味を深め、今後の学習にも大きな影響を与える体験だと考えられます。
 他の行事とともに、本校独自のこのような行事を今後も大切にしていきたいと思えた生徒の活動でした。



クリスマス行事の報告【聖光見聞録430】

先月になりますが、クリスマス行事の午後の奉仕活動で、自然科学部の生徒とともに本校の近くにある老人ホームを訪問しました。
30名ほどの生徒が2グループに分かれて、以前から練習していた歌を3曲披露させて頂きました。
また最後には生徒からお年寄りの方々にクリスマスカードを手渡ししたのですが、とても喜んでいただき、良い経験となりました。
訪問を受けてくださった施設の皆様、ありがとうございました。また来年度もぜひ訪問させていただきたいと思います。

サクセスプロジェクト(数学)【聖光見聞録429】

センター試験を終え、高校三年生は入試が本格的に始まりました。各学年、センター試験まであと◯年だという話がされているところだと思います。毎週行っている個別指導【サクセスプロジェクト(数学)】も、いよいよ終わりが近づいてきました。

この日は、センター試験の問題の話題、進学が決まっている大学の入試問題の話題、今まで取り組んだ分野の復習などであっという間に時間が過ぎ、生徒たちの集中して取り組む姿が見られました。

高校三年生は卒業を間近に控え、いよいよ新たな一歩を踏み出して行きますが、静岡聖光学院で学んだことを生かし、活躍の幅を広げていってほしいと思います。

職員室工事中【聖光見聞録428】

50周年事業の一つとして、現在職員室のリフォーム工事が進んでいます。今までの職員室は写真のように壁が張られ進入禁止に。中ではどのような工事が進んでいるのでしょうか。
臨時の職員室としまして、今までの図書室に職員室の機能一式が去年の年末に引っ越しいたしました。少し狭苦しくて生徒にも迷惑をかけていますが、3月の初めの工事終了まで少しの間の我慢です。
   寒の入り中がのぞけぬ部屋ありて(S)

高校3年生卒業記念ミサ【聖光見聞録427】

卒業式を約2週間後に控えた1月15日、高校3年生卒業記念ミサを本校チャペルで行いました。本校校章の松明に因む聖書個所、「マタイ福音書」5章12節~16節を読み、世の光となるべく心を定め、中高6年間の感謝の祈りを捧げました。

天使の歌声、学校の宝【聖光見聞録426】

中学1年生はちょうど声変わりが始まる年頃なのですが、まだ変声が始まっていない生徒が多くいます。
私はこの変声前の中1生の歌声が大好きです。透き通るようなボーイソプラノの美しさには、なんとも言えない魅力があります。

本校は県内唯一の男子校です。ですから合唱も必然的に男子のみの合唱ということになります。教科書に載っている楽曲はどれも混声合唱用で、授業ではなかなか取り上げることが難しいのですが、中1であれば可能なのです。女子ではなく、男子が歌うソプラノパート。共学では聞くことができない歌声です。授業の最後にその日の成果を確認するための合唱をするのですが、毎時間が感動です。
昨年末に行われたクリスマス行事で、この中1生による合唱を披露することができました。一年後にはこのような歌声を響かせることはもうできなくなってしまっていること、中1のみんなの歌声は学校の宝であることを生徒に伝えながら、練習に臨みました。彼らはそれに応えて素晴らしい歌声を全校生徒に届けてくれました。

寮学習指導【聖光見聞録425】

寮では毎日、各教科事の教員が学習指導にやって来ます。この日は、英語科の先生が来て、高校2年生対象に英検に特化した学習を行いました。
高校寮は部屋学習が基本ですが、この時間は食堂も学習スペースになり、他学年の生徒が多く学習しています。

静岡大学アシスタントティーチャーによる英語授業【聖光見聞録424】

現在、中学生の英語2のクラスには世界中から集まった静岡大学の留学生がアシスタントとして授業に参加してくれています。
今回はアメリカ出身のアシスタントティーチャーが彼の国についてプレゼンテーションをしてくれました。

生徒は色々な国の文化を知る楽しみと、学校教員が使う以外の英語に触れ、理解できる喜びを感じています。

大切に使います【聖光見聞録423】

昨年末、学校教育のサポートという形で元聖光会会長の佐野範宜様並びに清水銀行様より、ギターを学校に寄贈していただきました。音楽の授業やゼミ,クリスマスの集いでの演奏で活躍してくれることと思います。大切に使わせていただきます。(写真のものが実際に届いたものになります。)

ボトムアップを学ぶ【聖光見聞録422】

1月9日・10日にかけて、本校ラグビー部のリーダーを含む6名で、広島県立安芸南高校サッカー部へ様々な取り組みを学びに行ってきました。
安芸南高校サッカー部の監督は、主体性のある取り組みで有名な畑先生が指導されています。畑先生は前任校で全国大会優勝も経験されており、その指導方法は各スポーツ界からも大変注目されている方です。
生徒達は、ミーティングの仕方や練習の進め方、片付け方など、ボトムアップを中心とした取り組み方を学びました。聖光へ戻った後、すぐにチームミーティングを開き、トップダウンではない、ボトムアップの重要性を共有していました。
ちなみに、昨年も本校中学サッカー部員1名が安芸南高校の取り組み方を勉強したいと練習を見学しに行きました。
生徒達が何かを変えようと自主的に行った活動がいずれ実を結ぶことを大いに期待しています。

安芸南高校サッカー部のカバン・靴の置き方

生徒によるミニミーティング

本校生徒と記念撮影

早速チームで取り組みを共有

母に感謝【聖光見聞録421】

本日より、聖光見聞録が再スタートになります。
今年も一年どうぞよろしくお願いいたします。

母に感謝【聖光見聞録421】

 中学1年の国語の授業で、生徒全員に一言、面と向かって言えない母親に感謝の言葉を述べてもらいました。こちらでB4の用紙を用意しました。その後、11月の中学1年の保護者会のクラスの懇親会で、担任を通して保護者向けに紹介させてもらいました。
 いつも作ってもらっているお弁当のことや、何気ない母からの言葉に感謝するメッセージ、生徒の素直な言葉に読む方も心が温かくなる気持ちのこもったものが多かったです。11月、12月と中学1年の廊下に掲示致しました。