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2019年9月 「LGキャンプ」


9月24日から9月26日にかけて、中学2年生がLeading to Gentlemanキャンプに行ってきました。昨年から始まったこのキャンプでは、チームで協力して1つのことに取り組み仲間との絆を深める、自主的・主体的な生活を送ることができるようにする、困難なことにも粘り強くチャレンジする姿勢を養うことの3つを目的に掲げ、クラス単位で様々な課題に挑戦しました。

山梨県の宿舎に到着し、まずはスポーツコーチングイニシアチブ代表の小林さんの参加型のワークショップを通じて夢を抱くこと、ポジティブに物事を考えていくことの大切さを学びました。

1日目の午後から2日目の夕方にかけては、プロジェクトアドベンチャーを行いました。これは、専門のファシリテーターのもと、クラスに分かれてそれぞれ課されたチャレンジを自分たちで意見を出し合いながら協力して取り組んでいくものです。3メートルの壁や、8メートル以上の大きなラダーを意見を出し合いながら登るチャレンジや、クラスメイトに託した命綱を頼りに高い場所にある綱を渡るチャレンジなど、去年よりもパワーアップしたものばかりでした。生徒同士が考え協力することを第一に考えているため、教員からのアドバイスは一切禁止で、私も遠くから応援することしかできませんでしたが、生徒たちは困惑しながらも、一生懸命取り組んでいました。チャレンジする中でうまくいかないこともありましたが、そのことを責めるのではなく何をすればうまくいくかと生徒が主体となって考える姿やお互いを励まし合う姿を見ることができ、協力することの大切さ、あきらめないことの大切さを学ぶことができたと思います。

3日目は、各自が学習計画を立て、各教科の教員が用意した課題に取り組む長時間学習チャレンジを行いました。夏休みまでの復習や次の定期試験に向けての予習など、それぞれが目標達成のために机に向かいました。

2泊3日という短い時間のキャンプでしたが、生徒たちは普段の学校生活では経験できない貴重な体験をしたと思います。先日の学年集会にてキャンプの振り返りを行いましたが、生徒たちは「壁を超えるときに〇〇君の声がすごくうれしかった」「学校では気付かなかった友達のいい所が発見できた」「あきらめないこと、ポジティブでいることを部活動に活かしていきたい」という声を沢山聞くことができ、総じて有意義なキャンプであったと実感しています。今後、聖光祭、部活動の大会と、主体性をもって行動していくことが増える中で、今回のキャンプで学んだことが活かされるのではないでしょうか。